こんにちは!武田塾唐津校です!
本日は共通テストの生物の対策と勉強法について詳しくお話していきたいと思います。
概要
センター試験と共通テストの違いを比較
2021年1月より、センター試験ではなく大学共通入学テストに変更になりました。
問題の傾向も変わってきます。
今回は、センター試験と大学共通入学テストの違いについて、説明していきたいと思います。
試験のねらい
センター試験も共通テストも共通して『高校で学んだことが、大学に入って勉強するためにきちんと身についているのか?』ということを評価する試験です。
社会の変動に伴い、社会から求められる力も変わっていっています。そのため、共通テストはセンター試験に比べて、全体的に「思考力・判断力・表現力」が求められます。
知識だけで解ける問題が減り、自分で考える力がより一層必要とされます。
主な2つの変更点
①英語の出題形式
1. センター試験では8:2の割合だったものが5:5に変わりました。
2. 文法問題が無くなり「長文読解・リスニング」のみになりました。
3. 1回読みだけのリスニング問題が出題されるようになりました。
4. 設問がすべて英語表記になりました。
②数学ⅠAの解答時間
数学ⅠAの解答時間が 60分→70分に変更になりました。
共通テスト生物の傾向
大問数は6題です。
実験考察問題が主体で、文章でデータを示す問題が増え、
会話形式のディスカッションの内容を読み取る問題もあります。
実際に2022年度の問題を見てみましょう。
2022年度 共通テスト【生物】
第1問 霊長類の系統、ヒトの進化
霊長類のアミノ酸配列の違いを題材にした、ヒトの進化、分子系統樹に関する総合問題でした。
第2問 植物と病原菌の相互作用、遺伝子導入
問題はAとBがあり、
Aは植物と病原菌を題材に、個体群の相互作用や生存戦略に関する実験考察問題でした。
Bはアグロバクテリウムを用いた遺伝子導入に関する知識問題、実験考察問題でした。
第3問 脊椎動物の肢芽の分化
肢芽の発生を題材にした実験考察問題で、データがすべて文章で表されるという目新しい出題形式でした。
第4問 アリの道標フェロモン
アリの行列と、道標フェロモンを題材にした実験考察問題でした。
第5問 植物の生殖、ショウジョウバエの視覚と行動
植物の生殖とショウジョウバエの視覚と行動を扱った総合問題でした。
第6問 イネの種子発芽、花粉形成、低温適応
イネを題材に、種子発芽、花粉形成、低温適応に関する総合問題でした。
共通テスト生物の9割目指す勉強法
共通テスト生物では、知識を答えるだけの問題が減り、実験考察問題、データを読み取る問題など、
自分の持っている知識を使って、考察判断する力が求められます。
問題を解くために最も大切なことは、『基礎を抑えること』です。
全範囲の基礎をおさえたうえで、共通テスト特有の演習を行う事で、9割を目指すことが出来ます。
次におすすめのテキストを紹介します。
おすすめのテキスト
・講義系テキスト
『高校これでわかる生物』は生物の基本的な内容が分かりやすく学べる参考書です。
図やイラストが豊富に使われているため、視覚的に理解することができます。
教科書に載っている文章を読んだり、学校の授業を受けたりしても内容が分からず困っている人におすすめです。
・問題集
『生物 必修整理ノート』は生物の基本用語が穴埋め形式で暗記できる参考書です。
基礎用語を頭にインプットしていきましょう。
『生物 基本徹底48』は問題演習を通じて基礎を仕上げる参考書のため、
他の参考書を使って基礎知識をインプットした後に取り組むことがおすすめです。
・共通テスト予想問題集
共通テストの様式に慣れるために、過去問や予想問題集で演習しましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は共通テスト生物の問題とその対策について説明しました。
共通テストの問題を解くためには特に「基礎」が大切だということがわかりましたね!
例えば、英語なら単語と文法、数学なら教科書の例題レベルから、
確実に基礎を固め、最終的に志望校のレベルの問題を解けるようにしていきます。
基礎固めと言われても、どうやればいいのかわからない、自分でやっていくのに不安がある...。
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