こんにちは 武田塾唐津校です。
毎年多くの学生と面談を行っていますが、いつも『何か気づきを持ち帰ってほしいなぁ』と思いながら話をしています。
面談の主役は生徒であって、武田塾の話はそっちのけで大学の話やこれからどう生きていくかといった話になりがちです(汗
そんな中たまたま【進路アドバイザー検定】なるものを見つけ 名前だけで大したことないだろうと思い、仮問題を解いてみると正答率60%ほど...
これはピンチ
本当にピンチ
日頃、教室での確認テストをはじめ、模試についても生徒の皆さんに色々言っているにもかかわらず
高校生の進路について、知識不十分、確認テストなら不合格
ということで2月に試験を受けてきました。
進路アドバイザー検定とは
高校生をはじめとする若者の進路に関してアドバイスをする立場の人が、身につけていてほしい進路に関する情報や知識を確認するための検定です。
大学全入時代、家庭の教育費負担(感)の増大、景気に左右される就職などをはじめ、現在の社会には若い方たちの進路に影響を与えると思われる状況が多々あります。その中で彼らが本当に納得できる進路選択をするには、“情報”が鍵になるのではないでしょうか。しかしその一方で進路情報は氾濫し、“有効な情報が本当に必要な人のところに届いているのだろうか”という不安を拭えない状況もあります。情報社会における膨大な情報の中から、若い方たちが本当に必要なものを探し出すのは、とても大変なことでしょう。
だから、アドバイスをする立場の人たち(大人たち)に現状を知ってほしい、整理された情報をもち有効に提供してほしい、それによって若い方たちに少しでも進路選択の可能性を広げてほしい-大学新聞社は、そんな想いから「進路アドバイザー検定」を創設いたしました。
(引用:大学新聞社 進路アドバイザー検定)
いわば高校生特化型のキャリアコンサルタント試験のようなものです。
6つの区分からなる600点満点の試験は
【マスター合格認定(上位レベル)】
<対象> 各区分が60点以上で、かつ総合得点が510点以上(600点満点の85%以上)の合格者
【スタンダード合格認定】
<対象> 各区分が60点以上で、総合得点が420点以上510点未満の合格者
という形で分けられています。
スタンダードの合格率は50%前後ということで、そこを目標にするのは甘いよね。
普段の確認テストも得点率80%以上合格って言っちゃってるし...
結果は...
進路アドバイザー検定マスター合格認定
無事、マスター合格認定いただけました。
これで継続して、生徒たちにテストの結果を追求することが出来ます笑
感想:武田塾式勉強法は大学受験に限らず通用する
インプット→アウトプット→分野別の対策という流れで武田塾の勉強は動いていきますが
①試験対応型の参考書を読み込む
この時、あまり細部までこだわらない
個人的には1度目の接触に際しては80%の出来高でいいと考えます。(2割の努力で8割の成果は上げられる=パレートの法則、要は効率的にやるべきです)
②過去問を通して演習
自身の弱いトピックを発見、整理→再度インプットへ
その際、周辺知識まで覆うように復習(具体的には特定の資格の取得要件を間違えた場合、他の資格の取得要件を含めて再整理、試験で出題されそうな特殊な要件を持っているものをカテゴライズしなおして頭に入れていきます)
③試験には参考書外からも時事的なキャリア関連の問題が出るため、教育×キャリアで記事を読む
これは日頃からやっていることですので、特に対策は必要なかったところですが
学生にとっては、志望校だからこそ出る問題形式や難易度については的を絞って勉強すべきでしょう。
塾生になったつもりで武田塾的勉強法を意識してみましたが、短期間で効率的に勉強できました。
学んだ内容から皆さんに役立ちそうな知識をご紹介
特に大学受験を検討されている方に有意義な情報を軽くご紹介
進む大学受験選抜試験の多様化
入試制度改革を経て
・学校推薦型選抜
・総合型選抜
の枠が増加していることは皆さんご存知だと思いますが、実際どの程度の割合まで増えているのか実感を得られていない方も多いことだと思います。
◆私立大学においてはすでに半数以上の入学生徒が推薦・総合型選抜を用いて入学している
◆国公立においても2021年までに定員の30%まで拡大させる目標が立てられていて、東北大学は31%と達成。国立約17%、公立約29%となっている。
いよいよ推薦や総合型選抜(AO)を無視することはできない時代になってきました。
学習塾もそれに対応するかのようにAO専門の学習塾などが生まれてきています。
機会は平等に与えられていますので、1.2年生は以下のことに注意して推薦・AOに向けた活動をしてみてはいかがでしょうか?
◆大学が求める学習者像(アドミッションポリシー)×やりたいこと×やれること に合致する活動
◆主体性×継続性 自ら工夫の余地があり、1年以上の継続した活動
は大きく評価されることになるでしょう。
大学生活にかかる費用と奨学金制度
進学に際して国公立大学でないとダメと言われたことのある学生は多いと思います。
もちろんそれでスッと進学できれば良いのですが、国公立大学生は全体の20%ほどしかいない現実を見るに簡単なことではないでしょう。
したがって、大学生活にかかる費用についてはどうやって工面するのか家庭でしっかり話をしておくべきことの1つとなります。
進学にかかる費用は大きくわけて「学費」と「生活費」
◆学費
①国立
・入学金 282,000円
・授業料 535,800円
②私立(文系平均)
・入学金 228,262円
・授業料 793,513円
・施設維持費 150,807円
③私立(理系平均)
・入学金 255,566円
・授業料 1,116,880円
・施設維持費 177,241円
(文部科学省調べ)
◆生活費
自宅生 62,130円/月
下宿生 121,180円/月
奨学金制度は大きくわけて3つの形態
◆給付奨学金
29,200~75,800円(世帯年収に応じて3つの区分)
◆第一種奨学金(無利子:貸与)
20,000~64,000円
◆第二種奨学金(有利子:貸与)
20,000~120,000円
これら貸与型奨学金は返還が必要になりますが
返還開始:貸与終了6か月経過後から返還の引き落とし
返還期間:最長20年以内、返還月額は貸与総額と割賦方法により決定
こういった制度はどこかで集中的に学ぶ必要がありますね。
省庁等所管の学校
○○大学校と称する学校を聞いたことがありませんか?
これらの教育機関は文部科学省以外の省庁等が所管する教育機関であり
各省庁における幹部候補生や技術系職員の養成と、特殊技能を必要とする専門職業人の育成をおこなっています。
全体的に学費が安いのが特徴です。
それぞれ卒業後の進路がおよそ決まっているため
自分の求めるキャリアと合致するものがあれば、本気で目指してみるといいでしょう。
◆厚生労働省
国立看護大学校
◆国土交通省
航空保安大学校 ※航空管制通信官、技術官など航空官署に配属されます。
航空大学校 ※4年制大学に2年以上在学が必要、航空機パイロット養成の学校です。
海上技術短期大学校
海上技術学校 ※中学卒業者が入れ、高等学校卒業と同等の資格が得られます。佐賀県唐津市にもありますね!
◆農林水産省
水産大学校
◆防衛省
防衛医科大学校 ※卒業後は幹部候補生として自衛隊に勤めることになる。コースによっては9年間の勤務義務が発生。
防衛大学校
◆海上保安庁
海上保安学校
海上保安大学校
◆気象庁
気象大学校
「防衛大学校」「防衛医科大学校」「水産大学校」「会場保安大学校」「気象大学校」においては
卒業後申請することで、『学士』の学位をいただくことが出来ます。
※『学士』とは、主に4年制大学を卒業した者に与えられる学位、すなわち大卒であることを意味する称号です
一般の高校ではこういった進路について案内がない事がほとんどですので、ご自身で調べてみてはいかがでしょうか。
受験相談のお申し込み方法
①教室へお電話ください。校舎長より以下のご案内を差し上げます。
0955-58-9922
※水曜、木曜は校舎長不在のため、対応できかねます。あらかじめご了承ください。
②以下の受験相談バナーよりお申し込みください。
ご希望の日時を複数記載いただけますと、スムーズにご案内することができます。
※受験相談可能な時間は以下の通りです。
月・火・金・土・日 14:00~21:00 1組1時間を予定しております。
受験相談参加者には、現在武田塾とコラボ中のGENERATIONクリアファイル、英語独学法(武田塾英語課より出版されている書籍)をプレゼントいたします!
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