こんにちは、武田塾唐津校です!
今回は九州大学薬学部について説明していきます!
<アクセス>
九州大学薬学部は、1年目には「伊都キャンパス」で基礎科目や教養科目を学び、
2年目から福岡市東区馬出にある「病院キャンパス」で専門科目を学びます。
<九州大学 伊都キャンパスへのアクセス方法>
JR 九大学研都市駅からバスで15分
西鉄バス 天神から40分
博多駅から50分
<九州大学 病院キャンパスへのアクセス方法>
JR 吉塚駅(県庁口) / 徒歩10分
地下鉄 福岡市営地下鉄2号線「馬出九大病院前」駅 / 徒歩1分
九州大学薬学部の特徴
九州大学薬学部は、創薬科学科と臨床薬学科があり、
創薬科学科は「創薬研究に関連する教育を強化し進めることで、最先端の創薬研究に対応できる高い能力を持った、国際的に活躍できる研究者や指導者を養成すること」を目的とし、臨床薬学科は「広い視野と豊かな人間性を有し、かつ医療人としての質の高い「研究マインドをもつ」薬剤師を養成するとともに、医療薬学の将来を担う指導者、教育者、研究者へと発展可能な人材を養成すること」を目的としています。
2021年のデータだと、男女比率は男61%・女39%だったようです。
また、2021年薬剤師国家試験合格率は新卒で87%と非常に高いです。
受験方式
九州大学薬学部は前期試験と後期試験です。
薬学部/前期
共通テスト
5教科7科目(450点満点) 【国語】国語(100) 【数学】数IA必須,数IIB・簿記*・情報*から1,計2科目(100) 【理科】化必須,物・生から1,計2(100) ※理科は、基礎科目の選択不可 【外国語】英・独・仏・中・韓から1[リスニングを課す](100[50]) 《地歴》世B・日B・地理Bから選択(50) 《公民》現社・倫理・政経・「倫理・政経」から選択(50) ●選択→地歴・公民から1科目 |
個別学力試験(2次試験)
3教科(700点満点) 【数学】数I・数A(場合の数と確率・図形の性質・整数の性質)・数II・数B(数列・ベクトル)・数III(250) 【理科】「物基・物」・「化基・化」・「生基・生」から2(250) 【外国語】コミュ英語I・コミュ英語II・コミュ英語III・英語表現I・英語表現II(独・仏の選択可)(200) |
2次試験の総合点における配点比率は61%となっています。
薬学部/後期
共通テスト
5教科7科目(500点満点) 【国語】国語(100) 【数学】数IA必須,数IIB・簿記*・情報*から1,計2科目(100) 【理科】化必須,物・生から1,計2(200) ※理科は、基礎科目の選択不可 【外国語】英・独・仏・中・韓から1[リスニングを課す](50[25]) 《地歴》世B・日B・地理Bから選択(50) 《公民》現社・倫理・政経・「倫理・政経」から選択(50) ●選択→地歴・公民から1科目 |
個別学力試験(2次試験)
1教科(250点満点) 【外国語】コミュ英語I・コミュ英語II・コミュ英語III・英語表現I・英語表現II(150) 【面接】(100) |
2次試験の総合点における配点比率は33%となっています。
偏差値/合格最低点と最高点
九州大学薬学部の偏差値は60.0-67.5です!!!
2021年度の合格最低点は
・創薬科学科
前期 総:670.00/1150
後期 総:614.75/750
・臨床薬学科
前期 総:760.50/1150
後期 総:588.25/750
共通テストの得点率は80%以上が望ましいです。
卒業後の進路
九州大学薬学部の卒業生は、
大手の製薬メーカーや化学メーカーから薬剤師、大学や研究所
など、様々な場所で活躍しています。
傾向と対策
共通テスト
総合点における共通テストの配分は前期入試では、30~40%ですが、
80%以上の共通テスト得点率が理想です。
しっかりと対策をして点数を稼ぐ必要があります!
目標点数は80%です。
特に、個別試験で使用する科目の英語・数学・理科でしっかりと点数をとれるようにしましょう!
共通テストの点数の考え方はこちらの動画も参考に↓
個別<英語>
九州大学の英語試験時間は120分で、大問5題です。
試験時間に対して”量が多い”構成です。
そのため、速読力と文章理解力が求められます。
大問4、5が和文英訳と英作文(100字前後)です。
<対策>
大きな差が付くのは記述問題だと思います!
受験生の中で記述対策まで手が回らない人が多いからです。
共通テストまでの対策をしっかりと行った上で、
記述対策には「国公立標準問題集 CanPass 英語」がおすすめです!
駿台文庫:国公立標準問題集 CanPass 英語
個別<数学>
九州大学の理系数学は、試験時間150分で大問4つです。
難しい問題も出題されますが、標準レベルの問題が多いです。
数ⅠA、数ⅡB、数Ⅲの全範囲から幅広く出題されます。
理系では数学は非常に重要ですよね!!!
<対策>
数学は、
1. 基礎を固めること
2. 演習で応用的に使えること
が重要です。
基礎を固めるためには、「基礎問題精講シリーズ」を完璧にすることがおすすめです。
旺文社:基礎問題精講 数学ⅠA
そして、基礎を固めた後に「国公立標準問題集CamPass」実践しましょう。
駿台文庫:国公立標準問題集CamPass 数学ⅠAⅡB
さらに演習量を積み重ね、着実に解けるようにしていきましょう。
個別<理科>
九州大学薬学部の理科は「物理・化学・生物」から2つ選択です。
物理
九州大学の物理は大問が3題です。
例年の傾向としては、
大問1は力学
大問2は電磁気
大問3は波動・熱力学・原子のどれか
が出題されています。
計算量が多いのが特徴で、スピードが求められます。
おすすめテキストは、物理のエッセンスです。
講義部分を読んで公式をしっかり理解しながら問題を解いていきましょう!
武田塾のYoutubeでも紹介されています!
物理のエッセンスと並行して、単元ごとに「良問の風」を使うことをお勧めします!
過去の入試問題から抜粋されているので実践的な問題に取り組めます。
化学
九州大学の化学は、例外の年もありますが、
大問5題で、3題が理論化学と無機化学、2題が有機化学と高分子化学で構成されています。
基礎を固めるのにオススメな講義系テキストはこちら!
このシリーズは有機化学だけでなく、理論化学や無機化学もあります。
高校化学で必要な知識や考え方が網羅されています。
インプットを進めるのに最適です!
問題集では、こちらがおすすめです!
このテキストは、A問題とB問題があり、
A問題は比較的簡単な問題、B問題は難易度高めの問題になっています。
A問題→B問題と進めていきましょう。
生物
九州大学の生物は、大問5題です。
論述があることが特徴です。論述力と基礎力が求められます。
基礎的な語句用語のインプットが終わったらこちらのテキストがおすすめです。
記述問題にために演習を重ねることがおすすめです。
まとめ
九州大学薬学部について詳細に説明しました。
武田塾唐津校のブログでは、九州大学の他の学部も紹介しているので
興味を持った方はぜひ見てみてください!
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