私立中高一貫校と公立高校どっちがいい?
こんにちは!
武田塾金沢文庫校のTです!
冬休みも終わりを迎え、
新学年へ向けての準備を始めようとしている人も
多いのではないでしょうか。
また、高校選びに頭を悩ませている人も
いらっしゃると思います。
今回は、
私立中高一貫校と
公立高校の違いと、
どちらが良いのかについて
解説していきたいと思います!
1.私立中高一貫校とは?
私立中高一貫校とは名前の通り、
中学と高校の間
一つの学校に通う制度の学校のことを指します。
基本的には、
中学校の3年間と高校の3年間の
計6年間の教育を
一貫して行います。
私立中高一貫校に入学するためには、
中学入学前、つまり小学校6年生の時期に
中学受験を行うことが必要です。
こちらでは、私立中高一貫校の入試方法や
私立中高一貫校に通うことの
メリット・デメリットについて
解説していきます。
①私立中高一貫校の入試方法
私立中高一貫校には、
中学受験をして入学することになりますが、
中学受験の入試科目は
受験する学校にもよりますが、
国語・算数・理科・社会の
4科目入試と
国語・算数の
2科目入試が主流です。
しかし近年では従来の
4科目・2科目入試に加え、
算数の1科目のみで受験することができる
「算数1科目入試」や
小学校における
英語教育の必修化などの流れを受けた「英語入試」
など、特色のある入試を
実践する学校も増えてきています。
②私立中高一貫校のメリット
・大学入試の意識が高い
中高一貫校では、
中学3年生のうちから高校の勉強を
始めるという学校も多く、
公立高校よりも大学受験を意識して
早く学習を進めることができます。
また、受験対策をしてくれる学校も多く、
一人一人への指導も公立高校とくらべると
手厚いといった特徴もあり、
塾に通う必要がないことも
私立中高一貫校に通う
メリットとして挙げられます。
ほかにも大学入試の対応をしっかりとしていたり、
推薦やAO入試が充実している学校が多いため、
難関大学の合格率が高いことも多いです。
ある程度の学力があれば早い段階で進学先を
決めるということもできますし、
更に高みを目指して
受験するという生徒も多いので、
友人と切磋琢磨しながら
大学受験ができるという点も魅力です。
・部活動に打ち込める
中高一貫校であれば最大6年間、
同じ部活に所属することができるため、
公立高校に通うよりも
部活動を
しやすい環境にあるといえます。
また、多くの中高一貫校では
高校に進学する際の
入学試験などを設けていないため、
進学するための受験勉強に
時間をとられることもありません。
さらに、環境の変化に
時間や気を取られることもなく
慣れ親しんだ環境で
部活動に集中できるという点は、
中高一貫校のメリットと
いえるのではないでしょうか。
・生徒の学力差がなく、レベルの高い授業を受けることができる
中高一貫校では中学受験によって、
それぞれの学力にあった
中学校に入学しているため、
生徒の学力レベルに
それほどばらつきがなく、
先生たちは授業がしやすく、
生徒もより分かりやすい授業を受けることができます。
生徒の学力差がないことで、
生徒にとって最適な難易度の授業や
問題演習が受けられ、
より効率的に学力を伸ばしていくことができる点も
私立中高一貫校に通うメリットであるといえます。
・施設や施設が充実している
多くの私立校では公立高校よりも、
その学校設備が充実しています。
施設設備が不十分であったり、
学校施設の老朽化が激しいと
勉強に身が入らない可能性もありますが、
私立であれば設備管理に
費用を投入することができるので
大きな図書館や食堂、体育館など
学校生活に必要な施設が
十分に備えられています。
③私立中高一貫校に通うデメリット
・環境が6年間変わらない
慣れ親しんだ環境で
6年間過ごすことができるというのは、
私立中高一貫校に通うメリットとも言えますが、
入学した学校の雰囲気が自分とは合わない、
友人関係がうまくいかない...
といったことが万が一あれば、
その環境で6年間過ごすことは
苦痛になってしまうかもしれません。
また、高校受験がないため、
公立に通っている中学生や高校生に比べると
緊張感が
薄れてしまう可能性もあります。
・通学が大変
自分の家から近い範囲に学校があれば
問題はありませんが、
私立中高一貫校に通うには
電車を乗り継いで
通学しなければならない場合が多く、
徒歩で通える公立中学校や
自転車で通える公立高校とくらべると
家から学校までの距離が遠いため、
通学に時間がかかってしまうことが
デメリットとしてあげられます。
・学費が高い
私立中高一貫校に通うことを検討する場合、
いちばん懸念されるのが
その学費の高さです。
私立中高一貫校に通う場合、
公立高校とくらべると約3倍ほどの学費が
かかるといわれています。
家系の状況などをよく考慮して、
無理せず通える範囲の学校を検討しましょう。
2.公立高校とは?
一方で、公立高校とは、地方公共団体が設置し、
多くの場合税金などによる
公的資金で運営されており、
無償で提供されている学校のことを指します。
普通校だけではなく、
専門的な勉強を目標とした
専門教育を行う高校もあります。
①入試方法
公立高校の入試には
推薦入試と
一般入試があります。
推薦入試の有無やその内容は学校によりますが、
面接や小論文、またはそれらに加えて
内申点も
参考にされることが多いという特徴があります。
多くの学生は一般入試で公立高校に
入学する場合が多いですが、
その場合は、自分が受ける高校がある都道府県の
独自の試験を受けることになります。
受験方法や入試の内容も
各都道府県によって大きく異なるので、
自分が受験する高校の都道府県の入試方法は
よくチェックしておきましょう。
②公立高校のメリット
・学費が安い
公立高校は私立に比べ、
学費が非常に安いことが
大きな特徴です。
教材費や制服など多少の自己負担はあるものの、
親の世帯年収が910万円以下の場合は
授業料の負担はほぼありません。
また、入学検定料や入学金、
修学旅行などのイベントにかかる費用や
教材費なども
私立に比べてそれほどかからないという点が
公立高校における大きなメリットだといえます。
・いろいろな環境の人と触れ合える
公立高校には、
さまざまな生活環境の生徒が存在します。
また、学力差のある学校では、
難関大学へ進学する生徒から
就職する生徒まで
幅広い進路があります。
社会の縮図のような環境に身を置くことで、
学生同士の相互理解が進み、
協調性・コミュニケーション能力が
養われる可能性が大いにあります。
③公立高校のデメリット
・特別な指導が期待できない
公立高校では、
すべての生徒に同じような指導を
することが前提となっているため、
特別な指導は
期待できません。
例えば、留学を希望したり、
大学受験対策のために
早めのカリキュラムで授業を進めてほしい、
といった内容の特別な指導です。
しかし公立の高校でも
入試前の小論文添削や細かい進路指導などを
してくれる制度もあります。
よく調べて
自分に合ったものがあれば利用しましょう。
・設備の古い学校が多い
最近では公立高校も建て替え等によって
校舎やトイレがきれいになったり、
新しい設備の増えている高校も中にはありますが、
やはり私立に比べると、そこまでは
充実していない高校も多いです。
気になった学校があれば、
オープンハイスクールなどの機会を利用して
学校を一度見に行ってみることもおすすめです。
3.まとめ
ここまで、
私立中高一貫校と公立高校について
ご紹介してきましたが、いかがでしたか?
それぞれの
メリットやデメリットをよく考慮し、
進学したい学校を
よく調べてから
決定することも大切です。
上記の内容が、
どちらに進学するべきか迷っている方の
参考になれば幸いです。
【参考文献はこちら】
https://b-engineer.co.jp/chokomana/j-h-s-student/h-s-exams/1108101/
https://b-engineer.co.jp/chokomana/j-h-s-student/h-s-exams/1101203/3/
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