仮面浪人って何?純浪との違いを経験者が語ります
みなさんこんにちは。
武田塾金沢文庫校のTです。
皆さんは今、
各々の第一志望校に合格することを目指して
受験勉強に励んでいると思いますが、
第一志望の大学に合格できなかった場合には、
浪人することを考えている人も
たくさんいらっしゃると思います。
そこで今回は、
仮面浪人とは何か、
また仮面浪人と純浪との違いについて
解説していきます!!
1.仮面浪人とは
仮面浪人とは、
第一志望校に合格できなかった場合に
第二志望の大学に入学し、
現役大学生として通学しながら
第一志望校だった大学、または
ほかの大学に合格することを目指して
勉強する大学生及び受験生のことを指します。
一般的には、
大学生の仮面をかぶった
浪人生という意味で、
仮面浪人と呼ばれています。
一言で仮面浪人と言っても、
以下のように種類があります。
・大学に通学しながら勉強する人
・大学には通学せずに勉強する人
・必修科目のみ取得しながら勉強する人
上記のいずれも
大学に籍を置きながら
受験勉強をしているので、
仮面浪人と呼ぶことができます。
編入との違い
仮面浪人は
編入と混同されることが多いですが、
編入と仮面浪人とでは全く異なります。
編入は、編入学制度を利用し、
もともと通っていた
大学の続きとして
別の大学に通う、
という流れのことを言います。
そのため、通っていた大学とは
別の大学に入りなおして
1年生からやり直す仮面浪人とは
異なっているのです。
2.純浪との違い
純浪とは大学に入学せず
浪人する受験生のことで、
一般的に浪人生と
呼ばれる人たちのことを指しますが、
仮面浪人と純浪では
どんな違いがあるのでしょうか。
今回はそれぞれの
メリット・デメリットを参考に、
2つの違いについて
解説していきたいと思います。
①純浪のメリット
・本番まで
受験勉強だけに集中することができる
・1日のうち好きなだけ
勉強に時間を費やすことができる
・将来について
じっくり自分と向き合うことができる
純浪の場合は
大学に籍を置かないので
大学生活で時間をとられることがなく、
学校生活と並行して
受験勉強を行っていた
現役時代や仮面浪人をする場合よりも
受験勉強だけに
集中しやすい環境だといえ、
そこが最大のメリットです。
また、受験勉強だけに
集中することができるので、
将来について
ゆっくり考えることができます。
しっかりと勉強と自分に向き合うことで、
精神的に成長できたと
おっしゃっている方もいます。
②純浪のデメリット
・必ず合格するとは限らない
・バイトなどをしない場合、
受験勉強だけの生活になってしまう
・他の同級生は大学生活を楽しんでおり、
精神的に追い込まれやすい
以上のようなデメリットがあります。
仮面浪人をしていれば、
もし次の受験で
合格できなかった場合でも
もともと入学していた大学に
引き続き通うこともできるので
大学生になれないかもしれないという
心配をすることはありませんが、
純浪は浪人したとしても
合格するとは限らないため
リスクを伴うという
デメリットがあります。
また、
まわりの同級生は大学に入学して
華々しいキャンパスライフを
送っているのにも関わらず、
自分はただ受験勉強だけを
1年間行わなければなりません。
アルバイトなどをしない場合は
家と予備校の往復の毎日になり、
生活が単調になってしまいがちなところも
デメリットとして挙げられます。
③仮面浪人のメリット
・滑り止めを受ける必要がない
・大学生という立場を経験して受験に再挑戦できる
・再受験に失敗しても大学生でいられる
・大学生活を体験できる
仮面浪人をする最大のメリットは、
なんといっても
滑り止めを受ける必要がない、
ということです。
現役生や純浪の場合は、
自分が志望する大学の他に
滑り止めとして
確実に合格できそうな大学も
受験しなければならないことが
ほとんどだと思いますが、
仮面浪人をしている場合は
その必要はありません。
自分が本当に行きたい大学の
受験対策のみをすればよいので、
非常に効率的です。
また、純浪であれば浪人をしても
必ず合格できるとは限りませんが、
仮面浪人の場合は
もし合格できなくても、
今の大学に
引き続き在籍することができるという
メリットがあります。
そのため安心して
受験勉強に取り組むことが
できるのではないでしょうか。
ほかにも、大学生という立場を
経験したうえで
受験をすることができるので、
現役生の時よりも
幅広い視野を持つことができたり、
大学選びがしやすい、
というメリットもあります。
④仮面浪人のデメリット
・費用がかさむ
・受験勉強の確保が難しい
・再受験へのモチベーションを保つのが難しい
・友人関係が複雑に感じてしまう
・生活が忙しい
仮面浪人をするとなると、
1年間分の学費が
余分にかかってしまうことになりますし
予備校などに通うことになると
さらにお金がかかるため、
費用がかさむことを
避けては通れないというのが
デメリットといえます。
仮面浪人をする際の
一番大きなデメリットとしては、
受験勉強の時間を
十分に確保するのが難しい・
忙しい
ということではないでしょうか。
大学生活を送りながら
受験勉強をしなければならないので、
通常の浪人生と比較すると
勉強時間の確保が難しいということは
一目瞭然です。
大学生は人生の夏休みともいわれ、
時間が有り余っているように思われがちですが
時間割によっては
朝から夜まで授業を
受けなければならない場合もあります。
また、先ほど仮面浪人のメリットとして
「再受験に失敗しても大学生でいられる」
とありましたが、それを裏返すと
再受験に失敗しても
大学生でいられるという
保険が効いていることにもなりますので
モチベーションが
下がりやすい一面もあります。
大学で知り合った友人は
大学生活を謳歌しているのにも関わらず、
自分は大学の授業や課題に加えて
受験勉強をしなければならない、
という環境は
決して楽な環境ではありません。
そのためモチベーションを
維持するのも
大変なのではないでしょうか。
仮面浪人をするために入学した大学でも
少なからず友人ができると思いますが、
再受験に成功することができれば
別の大学に通うことになります。
仮面浪人をしていると
打ち明けるかどうかについても
悩みどころではありますし、
友人とどんな距離感で接すればよいか
難しく感じてしまうかもしれません。
仮面浪人を検討する際には
上記のメリットやデメリットを
家族とも共有し、
しっかり考えることをおすすめします。
3.まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、仮面浪人について、
また仮面浪人と純浪の違い
について
メリット・デメリットとともに
ご紹介しました!
浪人について悩んでいる方の
参考にしていただければと思います。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
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