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共通テスト予想問題パックについて徹底解説!

共通テスト予想問題パックとは何か?種類別に大解説!

みなさん、こんにちは!

武田塾金沢文庫校のOです。

 

12月も半ばに入り、共通テスト対策について

困っている方もいるかもしれません。

 

そこで、共通テスト対策にとても役に立つ、

その名も「共通テスト予想問題パック」について、

この記事で解説・ご紹介をしていきたいと思います。

 

これを読めば、今共通テストに不安を抱えている人も

その不安が解消されるでしょう。

ぜひこの記事を活用してみてください。

金沢文庫 共通テスト

1. そもそも共通テストとはどのようなものなのか

まず、共通テストとはどのようなものか詳細に解説していきます。

日々何気なく共通テスト演習をされている方も、

これを読んでいただき詳細について知ってもらいたいと思います。

(1)共通テストの概要

共通テストの前は、2020年度まではセンター試験という形式で

行われていたのはご存知だと思います。

 

この試験は「大学入試センター」という機関が毎年実施しているもので、

基本的にほとんどの一般受験生が受験します

 

国公立大学を受験したい学生は基本的に受験必須で、

私立大学の中にも「共通テスト利用型試験」等で

スコアの提出が必須になっている大学もあります。

 

センター試験と同様で、国公立受験者には

「足切り」という共通テストのスコア基準に満たない場合は

二次試験を受験する資格を得ることができない

システムが残っています。

 

では、センター試験とは

具体的にどういった部分が異なるのでしょうか。

 

(2)センター試験と違うところ

まずは、教科によりますが、

共通テストはセンター試験の内容と比べると

思考力・判断力を問う問題が

かなり増えた点が主に挙げられます。

 

全てマーク式であるという点は

センター試験と変わっていませんが、

出題形式に大幅な変化が見られるようになりました。

 

具体的には、英語の問題に関しては、文法や発音、

アクセントを聞かれる問題が無くなり、

全て長文問題になりました。

 

また、歴史は地図問題や会話形式の問題、

資料の引用等がより多く見られるようになりました。

 

現代文では、本文とは別に本文を読んだ

生徒のメモが出題されることになっています。

 

これらを踏まえると、問題解決能力を養うための

”総合力”が試されていることが分かります。

 

つまり、共通テストは必ず対策を経ないと

スコアは思うように伸びないのです。

 

2. 共通テスト予想パックとは

先ほど最後に、

「共通テストは対策が必要だ」と述べました。

 

そこで必要な対策とは、

総合力をつけるために問題演習を繰り返し行うことです。

 

そして、この対策に打ってつけなのが、

「共通テスト予想問題パック」です。

 

今回はこれを話のメインに、

種類やどのように利用したら良いかをご説明いたします。

 

まずは、この問題集は各大手塾が出しており、

出版社ごとに種類がありますので、

そちらを比較してお話ししたいと思います。

 

(1)その1 河合塾『2023 共通テスト 対策問題パック』(通称:「桃パック」)

金沢文庫校 河合塾共通テスト予想問題集

河合塾が出版している

2023共通テスト 対策問題パック

を最初にご紹介いたします。

 

この予想問題集は、

そのピンク色の表紙から「桃パック」とも呼ばれます。

 

6教科19科目が入った予想問題パックで、

全て予測したオリジナル問題であり、

本番に準じた問題冊子とマークシートで解く形式になっています。

 

さらに、自己採点表も付いているため、ひと目でスコアが分かります。

難易度はこれからご紹介するものの中で1番易しく

共通テストの難易度にかなり近いと言えます。

 

中堅大学を目指す方、

基礎的な演習を行いたい方におすすめです。

 

また、これに加え河合塾では『K-パック』というものも

出版していますが、こちらは学校専用教材になり

一般的に手に入れるのは難しいです。

(参考サイト:学参ドットコム)

 

(2)その2 駿台『2023 共通テスト 実戦パッケージ問題』(通称:青パック)

金沢文庫校 駿台共通テスト予想問題集

2番目は、駿台が出版している

2023 共通テスト 実践パッケージ問題です。

 

これは表紙が青いため、「青パック」と呼ばれています。

新作予想問題集で、

6教科18科目1回分が1パックに収録されています。

 

こちらも河合同様マークシートが付属になっており、

本番形式で取り組むことが可能です。

 

さらにリスニング音声はダウンロードして聴けるため、

英語のリスニング対策

しやすい部分が特徴です。

 

難易度は河合より難しく、

難関大を目指している人におすすめと言えます。

(参考サイト:駿台文庫)

 

(3)その3 Z会『2023年用共通テスト予想問題パック』(通称:緑パック)

金沢文庫校 Z会共通テスト予想問題集

最後の問題集は、Z会が出版している

2023年用共通テスト予想問題パックです。

 

こちらも表紙が緑色なことから、

「緑パック」と言われていることが多いです。

 

特徴は、独自分析した予想問題を収録してあり、

サイトに自己採点結果を入力することで

自分の得点と共に予想平均点や他の受験生との

成績比較ができる点です。

 

自分の点数の位置を知ることができるのはとても便利ですよね。

難易度的には1番難しいため、

旧帝大や医学部を目指している方や早慶といった

最難関私立を目指している方には向いていると思います。

(参考サイト:Z-KAI)

 

(3)どの問題集を解くべきなのか

では、この三つの問題集の中から、

どれを選んで解いていけば良いのでしょうか。

 

まずは、自分の受験校の

レベルに合わせることを

おすすめします。

 

例えば、MARCHを第一志望にしている方は、

共通テスト利用で取りたいならば駿台の青パックを解き、

そうでなく大学別の個別試験で合格を目指していたら

河合の桃パックをメインで解き始めると良いです。

 

また、自分の模試等の成績を参考にして使う

問題集を決めてもいいかもしれません。

 

そのため、まずは基礎的な問題を完璧にしたい、

私大の対策があるから共通テスト対策はほどほどにしたい、

という方は河合塾を解いてください。

 

(4)いつ頃解いた方が良いのか

最後に、これら問題集を

いつ頃解くのが良いのかについて解説していきます。

 

おすすめの時期は、

12月中旬から

共通テスト直前

1月の二週目くらいまでです。

 

今は基礎的な知識をインプット・アウトプットしつつ、

志望校の過去問を解いている最中だと思います。

 

しかしながら、共通テスト対策は過去問を解く以外に

なかなか具体的な対策方法があまりないです。

 

そのために、共通テスト予想問題集を利用して、

効率的に進める必要が出てきます。

 

今の直前期に勉強することで、

大学別の過去問対策にも直結するため、

ぜひこの時期に解いてみてください。

 

おわりに

いかがでしたでしょうか。

 

共通テストは自分で考えさせられる問題も多く、

一筋縄ではいかない問題も多くあります。

 

今回ご紹介した共通テスト予想問題パックを利用して

効率的に素早く対策していきましょう!

 

ここまでお読みいただきありがとうございました。



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