文転を考えている方へ向けにメリットとデメリットをご紹介
みなさんこんにちは!
金沢文庫校講師のIです!
理系の受験生の中には
理系に進んだことを後悔している人も
少なくないのではないでしょうか?
だからと言って今から文系に転向する
という大きな決断に踏み切ることは
難しいと考える人も多いでしょう。
今回は、
文転するメリットや
文転するに伴うリスクや
デメリット等をご紹介いたします。
『文転』って何?
そもそも文転って
どんなものかということについて
一度整理しておきます。
文転とは簡単に言うと、
理系が文系へと転向することです。
文系へと転向するのには、
「目指す学部の変更」、
「受験科目の変更」など
様々な理由があります。
文転には、リスクがありますが、
明確な理由を持ち、
メリットやデメリットを理解し、
正しい時期に選択できるか
どうかが重要になります。
文転のメリット
(1)受験科目の負担が軽くなること
志望する大学や学部によるため、
全ての場合において
当てはまるわけではないですが、
一般的に理系より文系の方が
学習量の負担が軽くなっています。
例えば、数学で言うと、
理系の学部で数学受験するとなると
出題範囲は数Ⅲまでですが、
文系学部となると数ⅡBまでしか
出題されないため、
数Ⅲを勉強する必要がなくなるのです。
また、国公立大学を受験する場合には、
受験する科目自体が減ることもあります。
(2)数学受験でアドバンテージを作れること
先ほども述べた通り、
理系数学に比べて文系数学は、
出題範囲が狭くなっており、
難易度もそれほど高くありません。
もともと数学が得意な人は、
得点源として数学を利用することができ、
また他の科目に勉強時間を
割くこともできるでしょう。
そのため、数学が利用できる試験では
大きなメリットの一つになります。
(3)苦手な科目を切り捨てられること
理系科目が苦手で
文転を決意した人にとっては、
これが一番のメリットと
言えるのではないでしょうか。
数学と一つに括っても、
ⅠAⅡBⅢと範囲は
かなり広くなっています。
また、理科も化学基礎・科学の両方が
一つの科目として出題されることもあります。
少し躓いてしまうと、
後になって大きな差になってしまう
こともあります。
そのため、文転を考えている場合は、
早いうちに踏み切り、
科目を切り替えてしまう方が
よい場合もあります。
文転のデメリット
(1)社会科目の負担が増えること
もし、数Ⅲや理科科目が
得意科目であった場合、
その得意科目を入試において
使用することが
できなくなってしまいます。
そして、文系学部の入試では
使えなくなった科目の代わりに、
新しい科目を
勉強しなければならない可能性が
出てきてしまうのです。
また、新しく選択した科目は、
時期によっては、
学校で習うことができないことも
あります。
自分で一から勉強することは
労力が伴うものであるため、
受験科目を決定するのは
早い時期の方がよいでしょう。
(2)英語や国語では点差が付きにくいこと
英語や国語などの科目は
得点差が付きにくいとされています。
つまり、1点の差が
合否を左右するということです。
また、理系の生徒は
「国語への苦手意識」を持っていることも
少なくありません。
文転により、国語の配点が高くなるため、
国語が苦手な人は、
文転したときに苦労することもあります。
しかし、現代文も古文も漢文も、
正しい勉強法で学習すれば
安定した点数を取ることが可能なため、
十分な検討のもと決断するようにしましょう。
文転するときに注意することとは?
(1)文転する時期
文転に踏み切る時期は、
当然早ければ早いほど良いでしょう。
文転にはデメリットでも
お伝えした通り、
リスクが伴うものです。
十分な対策の時間を取るためには、
早く決断を行い、新しい科目の勉強に
取り掛からないと間に合いません。
また、決断が遅くなると
勉強時間が減るだけでなく、
必要な科目の授業を学校で
受けることができなくなることもあります。
自分で一から勉強するのはとても大変なため、
遅くても高校3年の選択科目を
決める時期までに決断するとよいでしょう。
(2)文転するにおいて明確な理由を持つこと
「科目が少なく楽そうだから」や
「数学受験で入試に有利になりそうだから」等の
理由だけで文転をすることは少し危険です。
文転をするにあたっては、
それだけの労力が必要となりますし、
明確な目標や理由を持った上で決断しないと、
後から痛い目を見ることもあります。
なぜなら、
文系から理系へと転向する
「理転」はかなり難しいためです。
「ダメだったらまた
理系に戻ればいいや」というような
考えは危険です!
(3)受験科目を事前にチェックすること
情報収集を全くせずに文転をしてしまうと、
受験できる大学がかなり絞られてしまう等、
戦略的に失敗をしてしまうことがあるため
注意する必要があります。
志望大学や学部が絞られている場合には、
必要な科目を事前にチェック
しておきましょう。
科目を増やす必要があるときには、
その科目が完成するまでの
勉強計画を立てておくと
後で焦ることがないのでおすすめです!
まとめ
いかがでしたか?
文転をするにはメリットも
デメリットも伴います。
さまざまな角度から
検討することが大切なため、
自分だけで判断できないときは、
保護者の方や塾の先生、
学校の先生に
積極的に相談するようにしましょう。
後悔しない選択をできるように
十分に検討を行ってから
決断するようにしましょう!
みなさんの志望校合格を
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