【模試情報】模試復習ノートって作るべき?
みなさんこんにちは!
金沢文庫校のSです!
みなさん模試復習ノートを
作っていますか?
模試の復習は
学力の向上に役立つものである
というのは通説でしょう。
復習を踏まえて
自分の弱点を浮き彫りにして
それを補強していくのが
模試の役割であります。
今回はその模試の復習をまとめた
「模試復習ノート」を
作るべきか否かという点について
議論していきたいと思います。
1. 模試復習ノートとは?
模試の復習ノートとは、
模試終了後に間違えた問題を抽出し、
解き直すために使用するものです。
これにより、自分の弱点分析ができ、
学力の向上につなげることができます。
自分の苦手な分野、ポイントを認識し、
解きにくい問題を減らしていくことが
模試復習ノートの役割です。
2. 模試復習ノートを作るメリット
(1)自分の苦手な部分を体系的にまとめることができる
模試復習ノートは
模試でできていなかった問題や、
正解はできたが理解度が甘かった問題を
まとめる役割を持っています。
そのため、ノートを綺麗に
書くことに注力するのではなく、
自分の間違えたところや苦手分野が
パッと見て分かるような
ノートづくりを目指すということです。
字を綺麗に書いたり色使いに
拘ることは時間の浪費に繋がります。
ノート作りというのは綺麗に書いた、
まとめたといったような達成感を
求めるために書くものではなく、
自分が自分の弱点や
補足事項をまとめるために書くものです。
そのため、人に見せるものでもないので
多少字が汚かったり構成が雑でも
自分が理解さえできればいいのです。
ノートの役割はそのような点にあります。
自分が模試でどのような点で
理解度が浅かったかなどの点が
浮き彫りになるようなノート作りを
していきましょう。
(2)問題の作成意図を分析することができる
模試の問題には
一問一問作成意図があります。
それぞれの問題がどのような作成意図で
作られたか分析することで、
問題に対する理解度が深まるのです。
また、現代文や英語などの場合、
どういう意図で傍線がひかれたなどの
問題作成者的な視点に
立つことができます。
それにより問題を以前とは異なる視点で
解釈ができるようになるのです。
問題をメタ的な視点で解釈することで
新たな解法が発見できるかもしれません。
(3)自分の強みを見つけことができる
模試復習ノートには
自分の出来が悪かった単元を
集中的にまとめるためにあるものです。
そのため、裏を返せばノートに
記載されていない分野が
「自分の強み」とも言い換えることも
可能でしょう。
自分の強みを認識することで
本番において解くべき問題と
捨てるべき問題を見極めることが
できるのです。
3. 模試復習ノートを作るデメリット
(1)手間がかかる
模試復習ノートの作成は、
模試の総復習をした上で
ノートに整理して体系化する
プロセスを挟む必要があります。
そのため、時間がかかる
勉強方法であるといえるでしょう。
細々とした作業が得意な方は
ノートを作成する
コストパフォーマンスに見合うと
思われますが、そのような作業を
苦手とする方には
やや不向きな作業である
といえるでしょう。
(2)ある程度の学力がないとコスパが悪い
模試というのは
基礎学力があることを前提に
作問されています。
そのため、問題の意味が
わからないまま、
どのような回答をすれば良いのか
わからないままノートを
作っても非効率的です。
模試の解答もある程度の
学力があることを
前提に作成されています。
ゆえに、そのような
基礎学力がないまま
復習ノートを作っても
理解が伴わない
模試の文言の書き写しに
なってしまいがちです。
そのため、ある程度の学力
(平均点をやや下回る程度まで)
をつけてからノートを作って
復習することをお勧めします。
4. 模試復習ノートの作り方
(1)間違えた問題、部分点しかもらえなかった問題、理解度が甘い問題をまとめる
なぜ問題を復習するのか
考えたことはありますか?
その意義としては、
自分の弱点をあぶり出し、
その弱点を得意な分野へと
変化させるためにあります。
そのため、模試の問題を切り取ったり
書き写すなどを行い
上記の問題をまとめてみましょう。
また、その問題の解答や、
分析、背景知識、類題などを
書けるスペースを
用意しておきましょう。
(2)何回も解き直す
模試の問題は
復習することで真価が発揮されます。
受験生にとっての重要事項が
問題にまとめられているため、
解き直して復習を行うことにより
重要事項を学ぶことができるのです。
そのため、そのような重要事項を
自分で理解するためには、
何回も解き直すことが大切です。
間違えて、復習するという
一連の作業を踏まえて
学力は向上していくのです。
また、模範解答として
模試の解答を書き写す
こともいいでしょう。
理解度がさらに深まった場合、
模試の模範解答より
良い回答例を考えるのも
学習法として有効といえるでしょう。
(3)背景知識を書き足す
一つの問題には
さまざまな背景があります。
そのため、その背景や
周辺知識をまとめ体系化することにより、
その問題だけでなく
その問題の周辺事項をも
理解を深めることができるのです。
例えば「む」という
助動詞を含む文章に関して
まとめたい場合、
その文章が含意している
「む」だけではなく
その他の用法に関してもまとめることで
体系的な理解に繋がるといえるでしょう。
5. まとめ
いかがでしたか?
模試復習ノートは
自分の弱点を強みにするための
手段ともいえます。
しかし、作り方を間違えてしまうと
効果が半減してしまうので
気をつけましょう。
みなさんの志望校合格を
応援しております。
6. 参考文献
https://www2.sundai.ac.jp/column/howto/moshi-note/#:~:text=%E6%A8%A1%E8%A9%A6%E3%81%AE%E5%BE%A9%E7%BF%92%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%88%E3%81%AB%E3%81%AF%E3%80%81%E8%A7%A3%E3%81%91%E3%81%AA%E3%81%8B%E3%81%A3%E3%81%9F%E5%95%8F%E9%A1%8C,%E8%87%AA%E5%B7%B1%E5%88%86%E6%9E%90%E3%81%8C%E5%8F%AF%E8%83%BD%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82
https://goukaku-suppli.com/archives/43823
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003859.000002535.html
https://www.studico.jp/article/22_09-a/
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