英語の音読って本当に必要なのか!?音読をやるべき理由とは
こんにちは!
武田塾金沢文庫校Iです。
音読をやっていないのは損!
皆さんは普段、英語の学習をするときに音読に割く時間はどのくらいありますか?
1時間、30分、それ以上やっている人もいれば、ひとによっては音読なんて一切やらないという方もいるのではないでしょうか?
今回は、忙しい中でも継続していくべき勉強法のひとつである、「英語の音読」についてお伝えしていきたいと思います。
「音読なんてやる意味あるの?」などの疑問を持たれている方もいると思います。
しかし、音読という学習法を取り入れないということはとてももったいないことであるのです!
1. 音読をやる意義
音読をやれと言われて無理やりやっても効果が最大にはならないと思われるので、まず音読をやることによってどのような効果が得られるのかということをお伝えしたいと思います。
(1)英文を読むスピードが上がる
まず英語を読む早さは「英語を声に出して読むスピードとその英語を理解できるスピードというのが同じ」と言われています。
逆に言えば、英語を声に出して読む速度が上がれば、おのずと英語を理解する速度もあがると考えることができるのです!
志望校の過去問などをやるようになると制限時間に間に合わないということが悩みとして出てくることがあると思います。
音読をして英語を読むスピードを上げてくことで少しでも多くの問題を解く時間を確保できるようにすることができるのです。
(2)英語を正確にとらえることができる
長文などを読むときに目で追って読んでいると、知らず知らずのうちに読み飛ばしをしていたなんて言うことがあると思います。
そうなると、重要な情報が抜けてしまったりして、読み違えが多くなってしまうということもあります。
しかし、声に出して音読することで読み飛ばしというものがなくなるのです。
「本番では声に出して読むことができないのにその時だけ読み飛ばしがなくなったって意味がないのではないか!」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、読み飛ばさないという習慣をつけることが大切であるため、何度も何度も継続してやっていくうちにその習慣はついてくると思われます!
2. 音読の勉強方法
音読の方法の中にもいくつかの種類があります。
この種類は段階別で行うとより効率的に学習していくことができるのです。
(1)文章の構造の理解、単語・熟語の暗記
まずは音読を始める前に、その文章についてきちんと理解しておく必要があります。
それは、何について述べているのか分からない英語の文章を音読していてもあまり意味がないからです。
そのため、音読をやる前に最初にこの作業を行うようにしましょう。
(2)リピーティング
文章の構造や、基本的な単語・熟語が理解できた段階でリピーティングという音読を行うようにしましょう。
リピーティングとは、ネイティブスピーカーの音声を聞いてそれを繰り返すという作業となっています。
音読を行うときは、前提として、ネイティブスピーカーの音声がついている教材を使用するようにし、正しい発音というものを学ぶことが音読を行う作業の中で重要なポイントとなっています。
そのため、このリピーティングの段階で正しい発音を聞き、覚え、発音してみるという作業を行いましょう。
(3)サイトトランスレーション
リピーティングを行ったら次の段階のサイトトランスレーションを行ってみましょう。
そもそもサイトトランスレーションとは何かというと、英文をセンスグループ単位に区切り、その区切りごとに瞬時に翻訳を行っていくという方法の音読となります。
これを行うときのポイントは、瞬時に日本語に訳すということです。
日本語と英語では語順が異なりますが、日本語に訳すときには、英語の語順通り前から訳していきましょう。
この作業を行っていくことで、英文を読む速さが格段と早くなっていくようになります。
(4)オーバーラッピング
オーバーラッピングとは、文章の文字を見ながらネイティブスピーカーの音声と同時に発音するという方法です。
オーバーラッピングをやることによる利点が2つあります。
1つ目はネイティブスピーカーの発音と自分の発音を比べることができるため、ネイティブスピーカーのリズムや強弱が分かりやすくなるということです。
2つ目は、それによってネイティブスピーカーのスピードについていけるようになるということです。
(5)Read&Look Up
ひと通りの音読方法を試してみたら、次は、暗唱をしてみましょう。
この作業は、センテンスごとに一度音読をして次に暗唱して発音するというものとなります。
これはただ単に暗記をして行うのではなく、正しい文の構造を理解して行うと、スピーキングの練習にもなります。
意味を考えないと正確に記憶を保持することが難しくなるため、自分で考えて英語を話す4技能のうちの一つの「スピーキング」にとっても効果的なものとなるのです。
しかし、この作業を始めの方に行ってしまうと、正しい発音が身につかなくなってしまう可能性もあるので、この方法は、前の4つの方法をある程度行ってから取り組むようにしましょう。
(6)音読筆写
最後は、センテンスごとに暗唱して書き写すという作業になります。
これも(5)のRead&Look Upの方法と同じく最後の方の段階で取り組むようにしましょう。
この方法は、正しいスペリングも覚えなければならないので、4技能のうちの「ライティング」にも効果的な作業となっています。
3. 最後に
「入試本番まで時間がないというのに音読なんてやっていられるか」と思われていた方は音読の重要さに納得していただくことはできたでしょうか?
一括りに音読といっても、紹介してきた中の音読の学習方法のなかにも、読む、話す、書く、聞くという4つの技能が組み合わさった音読の種類があるため、様々な方法を組み合わせて自分の弱点をつぶしていくようにしましょう!
今までよりも朝30分早く起きて音読を毎日やってみたりなど、どうにかやり繰りして音読という良い学習方法をぜひ上手く活用してみてください!
最後までお読みいただきありがとうございました。
写真
https://www.frgn.kec.ne.jp/blog/the-best-way-to-master-english-grammar-is-to-read-aloud-continually-and-continuously/
http://reibun.skry.info/?p=9135
https://www.nihonkyouzai.jp/kyozai/list/nexus-active-study-g2
https://toyokeizai.net/articles/-/98252
https://yoshi-suke.com/meaning-of-recitation/
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