こんにちは!
金沢駅より徒歩1分、大学受験予備校・個別指導塾の「武田塾 金沢校」(076-256-5543)講師の栗原です。
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いよいよ共通テストまで残りわずかとなりました。
受験生の皆さんは今必死に勉強に取り組んでいることだと思います。
悔いの無いよう最後までやりきってくださいね!
さて、今回は共通テスト数学の直前対策について徹底解説していこうと思います。
対策方法が分からない!難しくて解けない!と困っている受験生も多いのではないのでしょうか?
しかし、数学は共通テストの結果を大きく左右するとも言われています。
共通テスト数学は難易度が年によってバラバラであることに加え、問題量が多いことや問題文が長いのが特徴で、今まで多くの受験生が苦しめられてきました。
今年も傾向が掴めず、不安に感じている受験生も多いかと思います。
ですが、この記事を読んでやるべきことをおさえれば、直前でも点数を劇的に伸ばすことが可能です!
ぜひご覧ください!
直前にやるべきこととは?
まず、共通テスト数学は大きく分けて2パターンの問題があります。
パターン① 基礎的な問題
基礎知識で瞬時に解けないといけない問題のことです。
パターン② 読解力と思考力を図る応用的な問題
読解力と思考力をはかっており、日常生活の事象を数学に置き換えて考えさせる問題のことです。
このタイプの問題は初見殺しであり、問題文が長く、問題量が多いのが特徴です。
しかし、問題の内容自体は教科書レベルであるため、落ち着いて解くために基礎的な問題を瞬時に解くことが共通テスト数学攻略のカギとなります。
以上のことを踏まえた上で、直前に行ってほしいことは、ずばりこの3つです!
① 応用的な問題の勉強
② 分野を絞って対策する
③点数を取りやすい科目の対策
④演習
それぞれ詳しく紹介していきます!
① 応用的な問題の勉強
応用的な問題を対策する参考書の数は残念ながら今のところ少ないですが、その中でおすすめの参考書を2点紹介します!
「きめる!共通テスト数学Ⅰ・A &Ⅱ・B」
共通テスト特有の問題形式に慣れるための1冊となっており、オリジナル問題で、かつ難易度が高い問題が載っています!
解説が詳しく載っているため過去問などを解くよりも共通テストへの理解が深まります。
今出版されている応用的な問題の対策本の中ではベストなものとなっています。
「やさしくひもとく共通テスト数学Ⅰ・A」
共通テストの数学は文章量が多く、難しいため、問題に対してどのような立ち回りをするかが重要ですが、この参考書は共通テストの過去問、試行調査を中心に問題文をどう読み解くかがくわしく解説されており、数学な得意な人の解き方が学べます。
また、この参考書は動画解説がついているだけでなく、問題文の着目すべき部分に線が引いてあり、文章のどこが大事で、そこからどのような解き方をすれば良いのかがかなり詳しく書いてあります!
基礎的な問題は解けるのに、共通テスト形式に慣れておらず、点数が伸び悩んでいるという人におすすめです!
行う時期としては、基礎を固めていることを前提として、11月~12月がベストです!
②対策する分野を絞ろう
まず、今までの模試や、過去問演習の結果を一度見直してみましょう!
よく点を落としてしまっている分野はありませんか?
ここでおすすめの勉強法は対策する分野を絞ることです。
共通テストは、薄くまんべんなく勉強しても点数が取れないため、分野を限定して問題量を積み重ね、得意分野を1個でも多く作り、瞬時に解く必要があります。
そのため残り短い期間で点数を上げるためには、全ての分野をやるのでなく、対策する分野を絞る必要があります。
分野としては、「基礎的な部分が抜けてはいるが、復習したら解けるようになる可能性が高いもの」を選びましょう!
行う時期は10月~11月がベストです!
やり方は以下の通りです!
①模試の結果や共通テストの過去問を数年解いて、対策する分野を絞る(今回は「場合の数・確率」の対策に絞るとします)
②「数学基礎問題精講」の場合の数・確率を解く
この参考書は教科書で習う基本的な解き方を学ぶことができます。
ゴールは、「問題が解ける+問題文を見て解法が言える」です。
問題数はそこまで多くないため2、3日で仕上げてしまいましょう!
③「短期攻略 大学入学共通テスト数学[基礎編]」の場合の数・確率を解く
この参考書は問題数が多く、センター試験の形式になっています。
②で得た知識を使って繰り返し解いてみてください!
「瞬時に解ける状態になっている状態」がゴールです。
④センター試験 過去問 場合の数・確率の大問を解く
以上のように、分野を絞り、約1週間かけて集中的に対策していく方が点数は上がりやすいです!
共通テストの数学の攻略法は均一に上げずに苦手分野を徹底的に高める施策が重要であり、稼ぎどころをどんどん作っていきましょう!
③点数を上げやすい分野を対策しよう
次は、対策すれば点数源になりやすい分野を対策しましょう!
特に点数を上げやすい分野を紹介します!
(1)整数
数ⅠAは選択問題で、図形、整数、確率が出題されますが、その中でも整数を選択するのはおすすめです。
図形はその場のひらめきや調子が影響しますが、整数はパターンを把握すれば解ける問題が多いです。
特に「ユークリッドの互除法」や「不定方程式」を基本からパターンを把握しましょう!
(2)二次関数
比較的基礎的な問題が多いです。
二次関数との微分積分は関連している部分が多いので、二次関数→微分積分の順番に覚えると効率が良いです。
特に面積計算時に時短ができる1/6公式、1/12公式を勉強しておきましょう!
(3)データの分析
二次試験に出ることは少ないため対策を忘れがちです。
範囲も短く、暗記することも少ないので直前期に対策することで差をつけられます!
共通テストが直前に迫っている今、多くの受験生が苦手としている分野をするよりも、点数を上げやすい分野を対策するほうが効率的であり、点数UPにつながります!
④演習
①~③の対策が終わったら、いよいよ本番形式の演習を行いましょう!
行う時期としては12月~共通テスト直前がベストです!
演習を行う上で避けてほしいことは、演習だけを行うことです。
演習をすると達成感があり、満足してしまいがちですが、成長はしていません。
解き終わった後の復習を大切にして、1日で何点分成長したのか振り返りましょう!
復習は、解説を読むだけでなく、着眼点がどこなのか、またどのように解いていけばよいのかに注目して行うようにしましょう!
そして、間違えた問題の解きなおしもお忘れなく!
また演習を通して、試験時間内に解き切るトレーニングをしておきましょう!
数学で時間が足りなくなる原因の1つに分からない問題で立ち止まってしまい、本来解ける問題が解けないということがあります。
難問や分からない問題に時間をかけすぎず、1回飛ばしてみて、解ける問題を解き、時間が余ったらできていない問題を解くようにしましょう!
また演習は、共通テストの過去問や試行調査、センター試験の過去問のほかに、実践問題集を使いましょう!
演習用の参考書はたくさん販売されていますが、どれを選べばよいかわからないという人は、以下のポイントを参考にしてみてください!
(1) オリジナル問題が含まれている
参考書の中には、演習用の参考書を謳いながら、過去問と試行調査しか載っていないものがあります。
既に過去問を解いている受験生からするとオリジナル問題がないと参考書として使えず、演習ができないため、オリジナル問題がある参考書を選ぶのをおすすめします!
(2) 問題の解説だけでなく、着眼点・ポイント・発想がまとめられている
共通テストの問題は、解法が思いつきづらい問題が多いです。
このため、問ごとにポイントや考え方が書かれていて解き方の引き出しを与えてくれる参考書がおすすめです!
(3) 共通テストに出てくる長い文章問題の攻略法が記載されている
考えさせる問題を攻略するためには、長い文章の中から必要な部分を見抜く訓練と、日常生活の問題を数学に変換することに慣れていく必要があります。
3つの条件を踏まえたおすすめの参考書はこちら!
「大学入学共通テスト 数学1・A 予想問題集」
「2023年度トライアル模試 共通テスト数学1・A」
今までの話をギュッとまとめた動画はこちらです!
まとめ
どうでしたか?
今回のコツをつかめば共通テスト数学の短期間での点数アップが十分可能です。
ぜひ、今回の情報を参考に直前期の残り日数を有効活用し、諦めずに駆け抜けてください!
皆さんが後悔なく大学受験を終えることができるよう、全力で応援しています!
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