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金沢駅より徒歩1分、大学受験予備校・個別指導塾の「武田塾 金沢校」(076-256-5543)校舎長の酒見です。
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そろそろ漢文にも手を付けないと!!と思っても、いざ勉強しようとするとどうしたらいいか分からない…と悩んでいる方はいませんか。
そんなあなたのために今回は「漢文の勉強法」を紹介します!
漢文の勉強法①構造を知る
『ステップアップノート10』の最初の10ページを理解すれば構造はマスターできます。
1.語順
漢文は日本語と語順が異なります。
例えば日本語なら「虎は百獣を食べる」となるのに対し漢文は「虎 食らう 百獣を」という語順になります。
どちらかと言えば英語の語順に似ていますね。
2.返り点
漢文を日本語の語順で読むためにつけた記号です。返り点があることによって私たち日本人は漢文を読みやすくなります。
種類は「レ点」「一・二点」「上・下点」「甲・乙点」などがあります。
3.書き下し文
漢文を返り点の通りに読み、それを書き記したものです。「書き下し文を書きなさい」という問題もしばしばありますが、返り点の読み方が分かっていれば簡単に解ける問題です。
漢文の勉強法②句形をマスターする
英語でまず文法を学ぶのと同じで、漢文もまず句法を理解しないと文章を読めません。
『ステップアップノート10』や『漢文早覚え速答法』を使用して句形を1つ1つ学んでいきましょう。
上記の参考書は句形ごとに「ポイント解説→問題演習」という流れになっており、定着しやすい構造です。
句形はおおよそ以下の通りです
■再読文字
■使役
■受身
■否定
■疑問・反語
■比較・最上
■抑揚
■限定・累加・仮定
■漢詩
■置き字
漢文の勉強法③ひたすら演習
句形をマスターしたら、次は演習です。
『河合塾マーク式基礎問題集』『河合塾 入試精選問題集』等を使ってひたすら演習しましょう。
この2冊を合わせると45題あるので、すべて終えれば演習は完璧といって良いでしょう。
ここで、筆者が漢文を解くときに最も注意していた点をお伝えします。
それは「注釈を先に見ること」です。
注釈はたいてい問題文の終わりに書いてあります。
問題文が長いときは注釈が次のページにわたることもあります。
そのせいで見落としてしまうことがあるのです。
例えば「南浦→まちの南にある川のほとり」「百行→多くの正しい行為」など、漢文を読み進めていくうえでヒントになることが書いてあります。
注釈に気付かず読んでいると、分からない部分が出てきて飛ばし飛ばし読み完全に理解できないまま読み終えることになります。
そして最後に注釈に気付き「うわっ。これが分かっていればもっと理解して読めたのに…」という悔しい思いをしたことがあります。
もう一度読み直すには時間がかかります。
だからこそ、注釈には最初に目を通しておくべきなのです。
まとめ
いかがでしたか?今回は漢文の勉強法をご紹介しました。
漢文の勉強法にお困りの方は、ぜひこのブログを利用してみてください。
また武田塾の公式YouTubeでも勉強法等を説明しておりますので、こちらも合わせて見てみてください♪
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