「共通テスト直前で不安だ」
「受験に合格できるか心配でならない」
この記事はそんなことを思う方へ向けて書いています。
こんにちは!
金沢駅より徒歩5分、大学受験予備校・個別指導塾の「武田塾 金沢校」校舎長の酒見です。
共通テストまで、あと約1ヶ月となりました。
これを読んでいる方は、きっと勉強熱心で、目の前の不安を払うために何か良いものはないかと、手探りで行動している、素敵な方だと思います。
そんなあなたに問います。
いま、共通テストが目前に迫り、不安でしょうか?
受験に合格できるか心配でなりませんでしょうか?
もし、この質問に「はい」と答えたならば、
あなたは残りの1ヶ月も必ず成長するので、このまま自分を信じて勉強すると良いです。
なぜこのように言えるかというと、その不安は、精一杯頑張っている人だけが感じられる感情だからです。
今回は、受験に不安をもつあなたの、真の現状と、成長できる未来が待っている理由をお伝えします。
これを読んで、少しでも自信を持ってもらえると幸いです。
「起こるべき奇跡」を起こしましょう。
それでは、よろしくどうぞ!
目次
1. 質問の意図と、精一杯勉強する人の特徴
2. 良いネガティブと悪いネガティブ
3.「起こるべき奇跡」を起こした生徒の物語
4. まとめ
1. 質問の意図と、精一杯勉強する人の特徴
先ほどの質問の意図はシンプルです。
あなたが普段から精一杯勉強しているかを認識してほしかったのです。
普段から精一杯勉強している人は、きっと時間のなさを感じていると思います。
なぜなら、勉強をすればするほど、勉強は奥が深く、また時間がかかってしまうものだと理解できるようになるからです。
だから、普段から精一杯勉強している人の口癖はきっと「時間がない」でしょう。
逆に、普段から精一杯勉強出来ていない人は、次のような特徴があります。
・学校や塾に与えられた勉強内容をすれば大丈夫だと思っている
・効率の良さを求めるあまり、地道で泥臭い勉強をやろうとしていない
・「モチベーションが上がらない」が口癖になっている
このような方は、誤解を恐れずに申し上げますが、成長しません。
なぜなら、勉強できるようになるために必要な課題の解決を他人や環境に求めているからです。
勉強ができないのは自分なので、自分を変えるしか勉強をできるようになる方法はありません。
だから、勉強に関する課題を自分の力で解決しようとする姿勢や気概のない人は、自分が見えないまま自分の課題を解決できず、成長しないのです。
では、これらを踏まえて、なぜ精一杯勉強できているか確認してほしかったのか?
それは、精一杯勉強していれば結果はおのずとついてくると、自分を信じられるようになってほしかったからです。
人が平等に与えられるものは「時間」しかないので、その時間を最大限勉強に使えているあなたは、共通テストできっと過去最高点を出すことができるでしょう。
なぜなら、「時間を多く使う能力」はレベルMAXに到達し、その上で「質」のレベルを上げられるようになっているからです。
ここまで書いても自分に自信をつけられない方は、次のパートも読んでみてください。
あなたの不安が「良いもの」だとお伝えします。
2. 良いネガティブと悪いネガティブ
受験勉強では「良いネガティブな状態」と「悪いネガティブな状態」の2つがあります。
良いネガティブな状態とは、自分の努力が報われるか心配な状態です。
つまり、これまで精一杯勉強してきた人だけが味わえるネガティブな感情です。
やるだけやったからこそ、その努力が結果として結びつくかだけに注目できている状態ですね。
逆に、悪いネガティブな状態とは、共通テストや入試自体を避けたいと思う状態です。
これは、受験勉強にあまり多くの体力や精神力を使っていない人が陥る感情です。
なぜこのように思うかというと、自分が手を抜いていることを理解しているから、それが結果となってバレないことを願うがゆえに、避けられない入試を避けたくなる気持ちに陥るのです。
これらを踏まえて、あなたが「報われるか不安」だと思っていれば、きっとあなたの勉強量は誰にも批判できない、自信を持つべき量になっているでしょう。
不安を正しくとらえて、自分と適切に向き合って、その不安を糧に勉強をし続けましょう!
(共通テストを避けたいような、悪いネガティブな状態の方は、今からでも遅くないので、自分の限界に挑戦しましょう…!)
最後に、「良いネガティブな状態」を適切に理解して、逆転合格した生徒の物語を記します。
実際の生徒ですので、自分にも同じことが起こると思って、自信と勇気をつけてくれると幸いです。
3.「起こるべき奇跡」を起こした生徒の物語
その生徒さんは、高校2年の冬に塾を訪ねてきました。
金沢市のある進学校に通う女の子で、定期テストの化学で2回連続赤点を取ってしまうほど勉強が苦手でした。
国公立志望の彼女でしたが、当時の成績のままではまず間違いなく受かることはないと、誰もが思ってしまう状況でした。
だけれども、なんとかしたいとの気持ちを伺い、僕たちはどうにも彼女が受からない未来は想像できませんでした。
だから彼女を信じて、はじめの2ヶ月をスパルタで指導しました。
とにかく時間がない状況で、本当はひとりでストイックにやらなければいけない勉強を先生に教えてもらえるのだから、スパルタであっても耐えなければ未来はないとの見解でした。
すると、学力こそなかったものの、指導で教えてもらったことを地道にこなし、徐々に理解を深めたり知識を定着させて、次の定期テストの化学では85点を取れるほど成長していました。
しかし、喜ぶのもつかの間。
定期テスト後すぐに模試があり、自己採点の結果が350点ほど。
頑張った化学でも30点台。
短期間で詰めた程度の勉強では、広い範囲から出題される模試には太刀打ちできませんでした。
そこで彼女は、毎日自習室に来ては、ときに先生を困らせるくらい質問を繰り返したりして塾を使い切って、勉強に明け暮れました。
すると3年の夏の模試で490点を取ることができるようになりました。
元が低かったとはいえ、半年で140点UPは大したものです。
その後も彼女は勉強し続け、11月の模試では500点以上を獲れて、第一志望大学を国公立大学である富山大学に定めました。
富山大学は当時、センター540点程度がボーダーと言われていたので、ボーダーまでもう少しのところです。
彼女はラストスパートのつもりで勉強に力を入れました。
しかし、12月のセンタープレで獲った点数はなんと470点。
これまでの映えある成績から、初めて落ちてしまい、このままでよいのかと不安になっていました。
それでも彼女は諦めませんでした。
なぜなら、精一杯時間をかけて勉強してきたことで、自分の弱点を理解しており、またセンタープレではその弱点を突かれたと理解していたからです。
つまり、残り時間は少なく焦りはあれど、何をすべきか明確になっていたので、諦めずに勉強することで未来に期待が持てたのです。
最後まで精一杯勉強し続けた結果は、センター560点。
最初の模試からは200点もUPしていました。
富山大学の判定はB判定となり、2次試験も無事に通過し、合格。
第一志望合格という夢を叶えました。
つらつらと物語を綴りましたが、紛れもない事実です。
物語の女の子もあなたと同じ受験生で、学校に通うひとりの人間です。
だから、同じようにやれば同じ結果が出ます。
はじめは誰に信じられなかろうと、彼女は覚悟を宣言し、自らの行動でその覚悟を示し、奇跡と言われる大逆転を起こしたのです。
4. まとめ
いかがだったでしょうか。
何度もお伝えしていますが、あらためて、時間がないと不安になっているあなたは、このまま勉強に向かい続けてください。
精一杯勉強することが、素敵な未来を呼び寄せるでしょう。
誰もが奇跡と言うようなことを、確実に起こしてやりましょう。
起こるべき奇跡を、自分の力で起こしましょう。
あなたならできます!
あと1ヶ月、最後まで走り抜けてください!
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