ブログ

【勉強法】いつやる?どうやる?過去問の効果的な使い方を紹介!

「いつから過去問に取り組めばいいか悩んでいる
「過去問の使い方を知りたい

この記事はそんなことを思う方へ向けて書いています。

 

こんにちは!
金沢駅より徒歩5分、大学受験予備校・個別指導塾の「武田塾 金沢校」校舎長の酒見です。

共通テストの出願が始まり、志望校を意識する生徒さんが増えてきたように思います。
目の前の勉強をどの方向に向かわせるべきか考えられるので、いい傾向だと思います。

そこで、過去問の扱いに悩んでいる生徒さんも多いと聞きます。


過去問はいつやればいいのか?

過去問を解いたらどう復習したらいいのか?
過去問で点数を伸ばすにはどうすればいいのか?

いろんな悩みを聞くようになりました。

だから、今回は過去問の正しい使い方を紹介したいと思います!

この記事を読めば、いつ・どのように過去問を使えばいいかはっきりわかります!
簡潔に紹介しているので、隙間時間に見ながら実践してみてください!

それではどうぞ!

 

 

目次

1. 過去問を使う目的

2. 過去問の使い方
2-1. 始める時期・ペース・何年分か
2-2. 過去問の復習
2-3. 点数の付け方
2-4. 目標点

3. まとめ

 

 

1. 過去問を使う目的

1005 過去問の使い方

 

「そもそも過去問って、なんのために使うの?」

過去問を使うときは、目的を明確にしましょう。

すべての参考書に言えることですが、【参考書で得られるもの】を意識できるだけで、勉強法や取り組み方が変わります!
結果的に成績の伸びが変わるので、必ず目的を明確にしましょうね♪

 

さて、本題です。

過去問は課題を発見するためのものです!

過去問を通して、合格に必要な勉強が何かを考えられればOKです!

逆に、過去問で点数を気にする必要はまったくありません!
試験本番で合格点を取りさえすればよく、過去問はその準備段階に過ぎないのですからね♪

また、過去問演習で伸びる要素としては、「慣れ」の要素が大きいです。
時間制限通りに繰り返し解きこなしていくにつれて、不思議と身体が試験問題に順応して点数が上がっていくものなのです。

 

志望校が決まってない人は

ちなみに、志望校が決まっていない人も、過去問を使うメリットはあります。
合格可能性の高い大学を選ぶのに役立ちます。

本屋に行き、候補の赤本をを片っ端から見ていきましょう。
複数比べると、大学によって問題の傾向や難易度が全然違うことに気付くと思います。

同じレベルの大学で迷っている場合、実際に試験問題を解いてみて判断するのが良いです。
最終的には自分の「これなら行けそうだ」という直感に従いましょう。

ここまですれば自分の受けるべき大学は大体わかっている状態になります。

 

 

2. 過去問の使い方

ここから具体的な過去問の使い方を紹介します!
次の4点に分けてわかりやすく説明します♪

① 始める時期・ペース・何年分か
② 過去問の復習
③ 点数のつけ方
④ 目標点

それではどうぞ!

 

2-1. 始める時期・ペース・何年分か

過去問を解き始める時期

武田塾では、9月から第一志望の過去問を進めていくのをオススメしています!

このようにある程度早い時期からやるべき理由としては、次の2つを達成するためです。

・今の自分の課題は何かを身をもって知る
・モチベーション向上

過去問を始めるのが遅いと、課題発見が遅れます。
課題を潰す時間を十分にとれなくなってしまうので、早めの対策が肝心です!

また、自分の生きたい学校の問題に直接向き合うことになるので、モチベーションにも繋がります!

だから、過去問は早めに取り掛かりましょう!

 

共通テスト対策で精一杯のときは

しかし、この記事を読む方の中には、「そもそも学習がかなり遅れていて過去問なんてまだ入れないよ…(泣)」という方もいるはず。

共通テストの勉強で精一杯で、2次試験の勉強に手が回らない。
この場合は、焦らず、共通テスト後に過去問演習に入りましょう。

2次試験比率が相当高い場合でなければ、共通テストで求められる水準に達するのがまず第一優先です。

また、学部によっては、共通テストを受けるまで出願先が全く決まらないということが往々にしてあります。
医学部志望の場合は、共通テストの点数をもとに受験校を決めることが多いです。

このような場合は、国公立の過去問を解き始めるのを遅くするのも、ある意味作戦と呼べるでしょう。

 

過去問を解くペース

過去問演習を始めたてのうちは、初見の過去問を週1ペースで解いていきましょう。

再度述べますが、過去問は課題発見のために解くものです。
見つけた課題は、すぐに解消すべく、参考書の勉強で知識を付け直さなければいけません。

したがって、毎日やるのではなく、週1ペースを守ってやるのが基本です♪

過去問演習が進んできたら、「初見1年分+解きなおしの1年分」の合計2年分を解いていくのが良いでしょう。

新しい問題に触れることで、自分の実力が発揮できるかがわかります。
また、解き直しの1年分で、しっかり知識が身についているかを確認できます。

 

過去問を何年分解けばよいか

解く量としては、全部で最新の赤本1冊分を目安としましょう。

これをやった上でまだ合格点が安定しなければ、そこではじめて足していけばよいのです!

 

 

2-2. 過去問の復習

過去問は復習がとても大事です。
「課題の復習」と「解きなおし」は必ずやりましょう。

また、入試では初見の問題に立ち向かうわけですから、解いた問題を覚えてはいけません。
自分がその問題を解けなかった理由を分析して課題を洗い出し、それらを順番に潰していきましょう。

 

2-3. 点数の付け方

点数の付け方は、満点を全問題数で割るのが基本です。

また、記述問題を完璧に採点するのは簡単ではありません。
だから、記述の模範解答をパーツパーツに区切って点数を配分してみましょう。
おおよその点数を出すことができます♪

理想を言うと、先生に添削・採点してもらうのが良いです!

自分の気づかなかった視点からの講評が期待できるからです。

 

2-4. 目標点

目標点は、次の2つのどちらかに設定すると良いでしょう。

合格者平均点
合格最低点+5~10%

なぜ目標点が合格最低点では危ないのでしょうか?
それは、最低点付近の実力だと、小さなことが大きなリスクになるからです。

で合否が左右されてしまう
・素点で最低点を超えても、得点調整が入った後の点数が最低点に届かない

このような、実力ではどうしようもないことで合格できないなんて、避けたいですよね。
だから、合格最低点よりももっと高い点数を狙いましょう!

さらに、苦手科目がある人は、総合点で+5~10%上乗せを狙いましょう!
得意を生かして勝負するのも素敵な戦略ですよ!

 

現時点で志望校の合格最低点が取れている人は、次の段階として合格者平均点に目標点を設定し、努力を怠らないようにしましょう。
さらに、合格者平均点を越えられたら合格者最高点を!

「夏にA判定をとると油断が生まれ、E判定の人に最終的に抜かされる」とよく言われます。

自分の穴をひたすら潰していく作業をしましょう。

 

 

3. まとめ

いかがだったでしょうか?

過去問の正しい使い方を初めて知った人は、ぜひこの記事で紹介したやり方を実践しましょう!
すべての結果は行動の積み重ねが現れているので、やり方を見直せば素敵な未来をひき寄せられますよ!

また、たとえ点数が取れなくても、落ち込んだり諦めないことが重要です!

過去問の解きはじめにいきなり合格点が取れる人などごく稀です。

1度も合格点を越えなくて参ってしまっている人は、「試験本番で最低点を越えさえすればいいんだ!」と自分に言い聞かせ、ただ未来だけを見据えながら、最後までひたすら演習を続けましょう。

応援しています!

 

 

 

無料受験相談お申し込み受付中!

無料受験相談

 

気軽にチャットで相談したい方はぜひ公式LINEでお声かけください♪

友だち追加

関連記事

中部合格実績賞獲得&推薦・総合型実績全国2位!!逆転合格者に武田塾金沢校が選ばれる理由

武田塾金沢校は中部合格実績賞獲得&推薦・総合型実績全国2位!!逆転合格者に武田塾金沢校が選ばれる理由をご紹介します!!

【勉強法】学校では習わない!?正しい計画の立て方を紹介!

「計画の立て方がわからない」「そもそも計画を立てたことがない」この記事はそんな方へ向けて書いています。   こんにちは!金沢駅より徒歩5分、大学受験予備校・個別指導塾の「武田塾 金沢校」校舎 ..

【勉強法】これが基本のき!共通テストのリスニング対策!

「リスニングをできるようにするためにどうすればいいかわからない」「リスニングでおすすめの参考書を知りたい」この記事はそんな方へ向けて書いています。こんにちは!金沢駅より徒歩5分、大学受験予備校・個別指 ..

【メンバー紹介】将来の夢は外科医!武田塾金沢校・講師が自己紹介!

「武田塾金沢校の先生ってどんな人?」この記事はそんな方へ向けて書いています。   こんにちは!金沢駅より徒歩5分、大学受験予備校・個別指導塾の「武田塾 金沢校」校舎長の酒見です。 本日は、武 ..

あなたに合った勉強法を教えます!

無料受験相談に行ってみる