「リスニングをできるようにするためにどうすればいいかわからない」
「リスニングでおすすめの参考書を知りたい」
この記事はそんな方へ向けて書いています。
こんにちは!
金沢駅より徒歩5分、大学受験予備校・個別指導塾の「武田塾 金沢校」校舎長の酒見です。
最近は夏休みに生徒さんと話していて、あることを気にしていることがわかりました。
リスニングです。
”リスニングの勉強のやり方がわからない” という方が多く、勉強のやり方を教えることが多いです。
共通テストになってリスニングはより重要になるのもあり、いまリスニングの記事を執筆しました。
動画での解説や参考書の紹介も入れてわかりやすくまとめているので、ぜひ隙間時間にご覧ください!
目次
1. 共通テストのリスニングについて
2. リスニングの勉強のやり方
3. リスニングの勉強におすすめの参考書
4. まとめ
1. 共通テストのリスニングについて
共通テストではリスニングの音声が「1回しか流れない」問題が登場します。
また、リーディングとの基本的な比率が1:1になります。
これまでとは異なり、リスニングの重要度や難易度がかなり高まるので、早い段階からリスニング対策をじっくり進めていきたいですね。
リーディング | リスニング | |
センター試験 | 200点(80%) | 50点(20%) |
共通テスト | 100点(50%) | 100点(50%) |
2. リスニングの勉強のやり方
リスニングをできるようにするステップには基本的な考え方があります。
次の動画でも解説しているのでぜひご覧ください♪
いかがでしょうか。
ここからは読者のみなさんのために、少し詳しくステップを解説します。
次の4ステップを守り、難易度の低いところから徐々にできるようになりましょう!
① 英単語を知る
② “ゆっくり” 流れる音声で音が聞き取れる
③ “標準の速さで” 流れる音声で音が聞き取れる
④ 音声を聴きながら頭の中で訳すことができる
詳しく解説していきます!
① 英単語を知る
音で聞き取れるかの前に、”聞いた英単語を知らない” 状態だと意味がないですよね。
だから、聞き取りの練習をはじめる前に、参考書の解説等に書いてあるリスニング文章を読み、知らない単語がないか確かめましょう。
もし知らない単語が多い場合は、英単語帳で英単語を学んでからリスニングの勉強を始めましょう。
② “ゆっくり” 流れる音声で音が聞き取れる
本番の音声の速度は意外と早いです。
まずはゆっくりでよいので聞き取れるようになりましょう。
このとき、初めて聞く文章をゆっくりの速さで流して聞いても、あまり効果はありません。
出てくる英単語を知っているか確かめていないからです。
だから、まずは文章を読む “音読” から始め、聞ける前に “読める” 状態を目指しましょう。
その上で、読める文章をゆっくりの速度で聞きとれるか確かめましょう。
③ “標準の速さで” 流れる音声で音が聞き取れる
ゆっくりの速さで流して聞き取れるようになったら、次は速度をあげます。
そのために音読の次のレベルの勉強をします。
これを “オーバーラッピング” といいます。
リスニングの音声が流れたら、聞いた文章を後追いして発音することです。
はじめは文章を読みながらでよいので、速さに慣れましょう。
速さに慣れたら、徐々に耳で聞いて発音する割合を増やしましょう。
最終的に聞いた文章をそのまま言えるようになったら、標準の速さでながれる音声で音が聞き取れる状態になったと言えます。
④ 音声を聴きながら頭の中で訳すことができる
最後は、音声を聴きながら頭の中で訳すことができたら完成です!
そのためには音声を聴きながら訳す “シャドーイング” をします。
オーバーラッピングやディクテーションとの違いも踏まえ動画で解説しているのでぜひご覧ください♪
3. リスニングの勉強におすすめの参考書
このパートでは、リスニングの勉強におすすめの参考書を紹介します。
音読におすすめの『速読英熟語』
熟語帳ですが、長文を音読してくれるCDがついているので、リスニングの音読の勉強におすすめです。
全部で60テーマあるので、練習量には困らないでしょう。
1周目は音読、2周目はオーバーラッピング、3周目はシャドーイングというように、繰り返し使って、速読英熟語でシャドーイングをマスターしましょう!
リスニングの基礎基本がわかる『関正生の英語リスニング プラチナルール』
リスニングではどんな表現があるのか、どのようなところに注意すれば良いのか。
このようなリスニングのポイントをギュッと1冊に凝縮しています。
ある程度音読やシャドーイングができるようになったら、実際のリスニング問題の対策の初歩として扱うのがよいでしょう。
共通テスト対策ができる『きめる! 共通テスト英語リスニング』
共通テストの傾向に合わせた対策ができます。
「きめる!」シリーズは共通テスト対策の傾向にあった内容を詳しく解説しているのでわかりやすいと評判です。
『きめる! 共通テスト英語リスニング』はより本番に近い内容になっているので、『速読英熟語』と『関正生の英語リスニング プラチナルール』を完璧にした上で臨むとよいでしょう。
4. まとめ
いかがでしたか。
今回はリスニングの基本的な勉強のやり方とおすすめの参考書について紹介しました。
共通テストという見えない敵も、対策できる参考書ややり方はちゃんとありますので、ぜひ実践して不安を払拭し、力をつけてください!
これを見てくれた、勉強に前向きな君だからこそ、しっかり実践し身に付け合格を手にしてほしいと思います。
ほかに、詳しく聞きたいことや勉強法を知りたいなどあれば、いつでも無料で受験相談を受け付けていますので、武田塾金沢校公式LINE かお電話でお尋ねください。
君が希望を持って勉強できるよう、応援し続けます!
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