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【勉強法】5分でわかる!共通テストの数学!特徴や変更点を解説!

「共通テストで数学が知識だけでは解けなくなると聞いたけど、実際にどう変わったのかわからない

この記事はそんな方へ向けて書いています。

 

こんにちは!
金沢駅より徒歩5分、大学受験予備校・個別指導塾の「武田塾 金沢校」校舎長の酒見です。

先日、共通テストの英語の変更点と対策をブログにしたところ大変多くの共感とご質問をいただきました。
たくさんの方に読んでいただき光栄です。

※共通テストの英語の変更点や対策の記事はこちら↓
【勉強法】共通テストの英語!変更点と具体的な対策や勉強法を徹底解説!

寄せられた多くのご質問の中でも、「他の教科についても教えてほしい!」というご意見が多かったので、今回はご要望にお答えし共通テストの数学の変更点について解説しようと思います!
(具体的な対策や勉強法は続編としてUPしますのでお楽しみに!)

また、忙しいみなさんのために5分で読めるようわかりやすくまとめました!

それでは早速どうぞ!

 

目次

1. 共通テスト【全教科】の特徴や変更点 

2. 共通テスト【数学】の特徴や変更点 
数学全体の特徴や変更点

3. まとめ

 

 

1. 共通テスト【全教科】の特徴や変更点

20200608top

 

全教科共通するセンター試験からの変更点は次の2点です。


① 選択肢の選び方が変わる

② 単純に難化する

わかりやすく解説します。

 

① 選択肢の選び方が変わる
共通テストではより思考力や判断力を問うため、センター試験のような「4つの選択肢から正しいものを1つ選ぶ」方式に加え、次のような選択肢が登場します。

・正しい選択肢をすべて選ぶ
正しいものがなければゼロをマークする

実際にプレテストでも登場し、採用される可能性があると指摘されています。

プレテストの問題や解答はこちら↓
平成29年度試行調査_問題、正解表、解答用紙等
平成30年度試行調査_問題、正解等
※新規ウインドウで大学入試センターのページが開きます。

 

② 単純に難化する
センター試験の平均点は6割になるようテスト作成されていました。
しかし、共通テストでは平均点5割程度になるよう問題レベルが調整されます。

2020年度の大学入試全体の変更点はこちら↓
【入試情報】5分でわかる!2020年度大学入試変更点! 

 

 

2. 共通テスト【数学】の特徴や変更点

このパートでは数学の共通テストの特徴や変更点を紹介します。

 

 

数学全体の特徴や変更点

数学の共通テストの全体としての特徴や変更点は次の2点です。


① 数学Ⅰ・A の試験時間が70分に増加!
② 知識だけでは解けなくなり、数学を活用する力に重点がおかれる!

わかりやすく解説します。

 

① 数学Ⅰ・A の試験時間が70分に増加!
従来と比べて、数学Ⅰ・Aの試験時間が増加しました。

  数学Ⅰ・A 数学Ⅱ・B
センター試験 60分 60分
共通テスト 70分 60分

プレテストを分析すると、1問あたりの文章量や、問題を解くために必要な読解量や思考量、計算量が多いことがわかります。

【参考】センター試験 平成31年度 数学Ⅰ・A 第1問(1)(2)

20200608center-1
第1問(1)は平方完成や因数分解が多く、計算力の基礎が身についているかが試されます。

20200608center-2
引き続き、数学の知識の基礎が試されます。
これらの問題では、知識があればすぐに解けると思います。

それでは、共通テスト (プレテスト)も見てみましょう。

 

【参考】平成30年度試行調査 数学Ⅰ・A 第1問(2)
20200608pre-2
第1問(2)なのに説明が明らかに長いです。
何かのソフトの画面みたいですが、その使い方の説明が数行にわたっています。

今回は第1問を例に紹介しましたが、もちろん第2問以降もこのように文章量が多いです。
このことから、時間が長くなるとともに、出題量や質の変化があったことがわかると思います。

 

② 知識だけでは解けなくなり、数学を活用する力に重点がおかれる!
「数学を活用する力に重点がおかれる」とはどういうことか、プレテストを例に解説します。

【参考】平成30年度試行調査 数学Ⅱ・B 問題 第1問(2)
20200608pre-3
ここまではよくある空間ベクトルの導入です。
ベクトルの基本的な知識や計算力 が試されています。

20200608pre-4
cosの値を求めるために方針が2つ出てきました。
物事を多角的に見れる能力 が試されています。

20200608pre-5
この問題では 立体の形を変化させたときの空間把握能力 についても問われています。

20200608pre-6
この問題では ベクトルと立体の形の関係の考察能力 が試されています。

ここまでを振り返り、各問で試されている力をまとめます。


① ベクトルの基本的な知識や計算力
② 物事を多角的に見れる能力
③ 立体の形を変化させたときの空間把握能力
④ ベクトルと立体の形の関係の考察能力

センター試験では①ベクトルの基本的な知識や計算力が中心で、難問と言われるものでもアイデア力が試される程度でした。

共通テストではこのベクトルの問題のように様々な視点で数学を活用できるかが試されますし、他にも日常の場面で数学を活用できるかを問う問題もあります。

 

【注意】
数学の記述式問題は導入されないとの発表がありました(2019年12月17日)。

詳しくはこちら↓
共通テスト記述式、文科相が見送り表明 今後は白紙
※新規ウインドウで日本経済新聞のページが開きます。

 

 

3. まとめ

いかがだったでしょうか?

今回は共通テストの数学の特徴や変更点について解説しました。

5分で読めるよう、今回の解説はざっくりしていますので、これから各大問について詳しく解説したり、具体的な対策や勉強法も紹介していきたいと思います。

 

 

 

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