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自分のことをよく知ろう!〜「傾向と対策」が必要なのは過去問だけじゃない!〜

 

こんにちは!上諏訪校講師の橋本暉碩(はしもときせき)です。

4月からこの上諏訪校で、校舎の生徒のみなさんと仲良く頑張っています。

現在、信州大学医学部医学科の3年生です!毎週襲いかかってくる試験に四苦八苦しながらも、充実した大学生活を過ごしています!!

 

書く男

 

気がつけば、あっという間に夏休みに突入し、受験生が入試を強く意識する時期となりました。

部活動を一生懸命に頑張ってきた高校生のみなさんは、最後の大会も終わり、完全な受験モードに入った人も多いことでしょう。

そこで今回は、受験勉強をこれから本格的に始める方にもぜひ知っておいてほしい「自分のことを知る大切さ」をテーマにお話をします。

 

 

実は、志望大学に効率よく合格するためには、まず自分のことをよく知ることが必要です。

行きたい大学が決まっている人は、志望校の科目や配点、出題傾向、志望校のレベルに適した参考書など、すでにこういったことについて調べ、対策を始めている人もいると思います。

 

 

みなさんがご存じのとおり、志望校についての情報は確かに必要です。

みなさんの先輩たちの中にも、「第一志望の大学には合格できたけど、対策をまったくしなかったために、滑り止めの大学には不合格だった」という人が結構います。

これは、実力では余裕をもって合格できる大学であっても、傾向を把握し対策をとらなければ十分に自分の力を発揮できないことが原因です。

なので、自分の偏差値よりも低い大学であっても、油断せず、受験すると決めた大学の過去問は一通り触れるようにしましょう。

 

 

そして、合格を勝ち取るための戦略を立てるにあたって、それらの志望校や参考書についての情報に加え、「自分をよく知ること」を忘れてはいけないのです。

自分を知ることは、これから受験当日までに、いかに効率よく自分の力を伸ばせるかに大きく関わってきます。

自分のことをよく知らずに、ただ漠然となんとなく頑張っているだけで志望校に合格できるほど、受験は甘くありません。

 

ひらめいた人のイラスト(女性)

 

では、「自分を知る」とは、具体的にどのようなことを知るべきなのでしょうか。

 

 

分かりやすい例では「自分は朝型か夜型か」「自分にとって最適な睡眠時間はどれくらいか」などです。

「朝早く起きて机に向かうと、夜更かして勉強するよりも集中できる」と感じる人もいれば、「睡眠を十分にとっても朝は頭がはたらかないし、夜の方が頭が冴えて集中できる」という人もいます。

 

また、睡眠時間も日中のパフォーマンスに大いに関係しています。

今は何となく6時間睡眠で生活しているけど、日中眠気に襲われることも多くて授業中に寝てしまうといった場合、睡眠時間が足りていない可能性が高いです。

 

徹夜明けの笑顔のイラスト(女性)

 

また、寝過ぎも体や頭が重くなり、思考力が下がることもあります。 さらにもう一つ例を挙げると、集中力も人によって様々です。30分も勉強したら気が散って集中できなくなる人や、一度集中してしまえば数時間は勉強を続けられる人など個人差はかなり大きいです。

 

 

こうした自分のことを知るためには、まずは「試してみる」ことが大事です。

 

 

自分にはどんな生活スタイルなら勉強の効果を最大限に発揮できるかなんて、試行錯誤を繰り返してみないことにはわからないことです。自分が朝型なのか夜型なのか、自分にとっての最適な睡眠時間はどれくらいなのか、自分の集中力はどれくらい続いて、休憩はどのくらい取ればまた集中して勉強できるのか、などといったことは、自分で実験のように調べてみるしかないのです。

 

 

他にも知るべきことはたくさんありますが、大切なのは「生活の中で何をどう変えたら勉強の効果が最大限に得られるか」を把握することです。

面倒に思うかもしれませんが、その面倒なことをして、自分を十分に知るかどうかでこれからの約半年間での成長に大きく影響していきます。

 

 

 

受験を通して学べることは、合格に必要な知識や計算力だけではありません。

高い目標に到達するために、嫌でも自分と向き合う必要があり、 自分をよく知ることでその結果自分に合った勉強の仕方がわかってきます。

 

 

自分と向き合うことは、気分のよいものではないかもしれません。

自分の欠点や短所など、受け入れたくない部分も認めなくてはならないからです。

しかし、自分の強さや弱さを知り、それを受け入れて進むことで自分の成長を感じることができるはずです。

 

成長期のイラスト

 

この夏が、自分をしっかりと見つめることのできる最後の機会です。夏が終わると、一日一日が一瞬のように過ぎ去り、気が付くと受験当日を迎えています。

「夏を制する者は受験を制する」とは何十年も前から言われていますが、夏を制するためには「自分をよく知ること」が不可欠です。

志望校だけでなく自分の傾向も掴み、残り半年ほど効率よく努力ができれば、自身を持って受検に臨むことができるでしょう。

 

 

彼れを知りて己を知れば、百戦して殆うからず。 彼れを知らずして己を知れば、一勝一負す。 彼れを知らず己を知らざれば、戦う毎に必らず殆うし。

(敵の実力や現状をしっかりと把握し、自分自身のことをよく理解して戦えば、なんど戦っても、勝つことができるものだ。なにか問題を解決するときも、その内容を吟味し、自分の力量を認識したうえで対処すれば、うまくいくものだ。) 《「孫子」謀攻から》

 

以上、橋本でした!武田塾上諏訪校では皆様の相談やお悩みなどお話出来る無料受験相談を随時受け付けております!
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