10か月で東大逆転合格した人
こんにちは!
武田塾 鎌取校 校舎長の車田です。
つい先日、テレビを見ていましたら「10か月で東大へ逆転合格した」という
かなり異例な人物が番組で取り上げられていました。
なんでもその方は韓国人で、中卒のまま高認試験を受け、
たったの10か月で16歳にして東大に飛び級合格してしまったというのです。
驚くべきは、なんと日本語の習得からスタートしたとのこと!
ここだけ聞くと、「なんだただの天才か」と、とても遠い世界のお話に感じますね。
通常、いわゆる「天才」の勉強法を私のような「凡人」が真似すると、とんでもないことになります。
何故なら、天才の脳ミソと私のような凡人の脳ミソは全く違うからです。
「天才」の勉強法には落とし穴が!?
例えば、いわゆる「天才」の方が言う、
「〇〇大学に合格したいなら、この参考書とあの参考書をやっておけばいい」
という言葉。
こんな言葉を聞くと、なんだか自分にもできそうな気がしますが、
”この参考書”と”あの参考書”自体がそもそも非常に難しかったりするのです。
ですから、私たちは”この参考書”と”あの参考書”の前に、
それらを理解するための学力を別の参考書で身につける必要があります。
さらに、参考書をこなすスピードが全く違うわけです。
私が5時間かかってこなす問題数を、ものの30分、いやこれ以下で終わらせてしまうこともあるでしょう。
つまり「天才」が10か月で到達する結果とはどうしても差が生まれてしまうのです。
このような理由で、私のような「凡人」が、「天才」のやり方を真に受けて勉強を始めてしまうと、非常にリスキーな道を進むことになってしまうのです。
しかし、先ほどご紹介した「10か月で東大に飛び級合格した人」の勉強法は、合格を勝ち取るためにとても効率良く、凡人でも意識するべき「本質」を突いたものだったのです。
効率良く短期間で成績を上げるには?
授業のノートは取らない
授業で先生が説明していることは全て教科書や参考書に書いてある。 それをノートにわざわざ写すという行為は、
「教科書の劣化版を作っているだけ」である。そんなことをするくらいなら、ノートを書く時間に教科書を何度も何度も繰り返しみて内容を頭に入れた方がよっぽどいい。
確かにその通りですね。
この方は塾へ通っていたようですが、「結局先生が話すことは教科書に書いてある」
と言っていました。
「授業をしない」と謳う武田塾では大きく頷けるところです。
今や、わかりやすい参考書はたくさん売られています。
その参考書で理解した方が断然効率的だと思いませんか?
何故なら…
自分が既にわかっているところは飛ばしても良いし、確認程度にサラリと読めば問題ありません。
逆に、わからないところはじっくり何度も読み返し、定着するまで時間をかける必要があります。
このように、参考書であれば自分の能力に合わせて進めることができるからです。
集団の授業を思い出すと、
先生が教科書を読み上げる時間があって、問題を板書する時間があって、それを生徒の誰かを指名し答えさせる時間があって…
知ってる問題も知らない問題も一様に時間を要します。
授業を受けていると、「勉強したなぁー!」という気持ちは大きいのですが、
実際に、参考書で勉強した1時間と授業を受けた1時間を比べてみると、
圧倒的に参考書で勉強した1時間の方が多くの知識を得られたことに気が付くはずです。
参考書1冊を完璧にする
過去問から傾向を分析して、その9割をカバーできる参考書を割り出した。
試験まではその1冊のみに絞って何度も繰り返し、完璧に仕上げた。
これもまさに武田塾の勉強法そのものです。
”参考書での勉強法が効率的だ”としても、人によって「やるべき参考書」は変わってきます。
彼はこうも言っていました。
効率の良い勉強をするための"準備"に時間をかけた
つまり、間違った勉強に時間をかけるのではなく、確実に合格するための勉強(参考書)を導き出すことに時間をかけ、あとはそれをひたすら実行したのです。
「参考書で勉強するのがいい」からといって、やみくもになんでもかんでも手を出すのは非常に危険です。
”自分にとって必要な参考書"を「完璧に」する必要があるのです。
「完璧に」とは、
例えその参考書のどの問題を出されたとしても、パッと反射的に解けるようになるまで仕上げることです。
また、ただ解けるだけではなく、例えばその問題がわからないという友人がいた場合に、
しっかり解説できるようになるまで自分のものにするということです。
それくらいやり込んで初めて「1冊の参考書を終えた」ということになるのです。
しかしどうでしょう。
色々と必要な参考書を購入してなんだか満足してしまう人も多いのではないでしょうか?
(かく言う私も受験生の頃はその一人でもありました!)
本屋さんで参考書を手に取って、なんとなく良さそうだからと購入したものの、序盤で力尽き、
「この参考書、微妙だな~」などと言い訳をしてまた新しい参考書を買い求める…。
そんな繰り返しで結局どの参考書も「完璧に」なっていない!
…短期間で勉強を仕上げたい人にとっては致命的です。
武田塾では市販のありとあらゆる参考書を調査・分析しています。
その子のゴール地点とスタート地点を考慮して、個別に必要な参考書を選定し、カリキュラムを提示していきます。
そのため、自分で時間を割いて参考書を選別しなくて良いので、すぐに自分に必要な勉強が開始できます。
そして何より、その参考書を「完璧に」する勉強法を徹底してサポートしているのです。
だから”逆転合格”に強いのだと、自信を持って言えます!
短期間で効率的に合格する方法 まとめ
1.ノートは教科書の劣化版!
⇒板書をノートに書き写すことに時間を割くなら、教科書や参考書を読み込んだ方が効率が良い。
2.参考書は1冊を完璧に!
⇒色々手を出すより、自分に必要な参考書を見極め、その1冊を完璧になるまでやり込んだ方が効率が良い。
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いかがでしょうか。
いたってシンプルな勉強ではないでしょうか?
しかし私たちは一番の結果を叩き出そうと、ついつい「あれもした方がいいかな」「この勉強法がいいらしい」などと、勉強に肉付けをしてしまいがちです。
それをすべて削ぎ取り、「本当に必要なことだけを極める」ことは、限られた時間の中で成功する人にしかできないことです。
自分の勉強法に無駄はないか?
まずは何をしたら良いのか?
受験勉強で困っていることがあればぜひ一度武田塾の無料受験相談にお越しください!
個別に詳しくアドバイスさせていただきます(^^)
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