【大学紹介】東京学芸大学　教育学部　中等教育教員養成課程／社会専攻、英語専攻、国語専攻

こんにちは、武田塾蒲田校です！

この記事では、東京学芸大学教育学部中等教育教員養成課程／社会専攻、英語専攻、国語専攻について紹介します！

・東京学芸大学教育学部中等教育教員養成課程とは…
　‣概要
　‣学生数・男女比
　‣４年間のながれ
　‣魅力
　‣就職・進学先
・東京学芸大学教育学部中等教育教員養成課程の設置学科
　‣国語専攻
　‣社会専攻
　‣数学専攻
　‣理科専攻
　‣音楽専攻
　‣美術専攻
　‣保健体育専攻
　‣家庭専攻
　‣技術専攻
　‣英語専攻
　‣書道専攻
※この記事では「社会専攻」「英語専攻」「国語専攻」について紹介します！

・東京学芸大学教育学部中等教育教員養成課程社会専攻・英語専攻・国語専攻の受験情報
　‣入試科目
　‣偏差値・センター得点率
　‣合格最低点

東京学芸大学教育学部中等教育教員養成課程とは…

概要

中学校・高等学校の教員を養成することを目的としています。
各教科の高度な専門性と優れた実践力を兼ね備える必要があるため、担当教科に関する科目を高等学校段階まで学習し、指導の前提となる知識や技能を満遍なく身につけます。

学生数・男女比（教育学部全体）

学生数：4,492名（うち男子1,979名、女子2,513名）

男女比：男子44.1％、女子55.9％

※参考：全国の教育学を学んでいる大学生の男女比：男子40.8％、女子59.2％

東京学芸大学教育学部は、全国平均に比べ、男子の比率が高いです！

4年間の流れ

１年次：「教職入門」として教員としての基礎的なことを学びます
２年次：授業観察演習や授業実地研究など実際の授業をもとに3年次の教育実習に向けて準備を始めます
３年次：教育実地研究Ⅰ（教育実習）がメインです。事前学習、事後学習などもあります
４年次：4年間の集大成として「教職実践演習」があります。ここではすでに教職についている先輩方の講話や教科についてさらに深くグループディスカッションなどを行います

主な就職・進学先

就職・進学率

就職：62.7％
進学：22.8％
その他：14.5％

【教職就職状況（教育学部全体）】

卒業者	教職就職者	教員就職者の割合	教員・保育士以外の就職率	大学院など進学率
779人	407（正規：243人、臨時：164人）	52.2％	25.0％	17.5％

2018年度卒業者のデータです

主な就職先（職業別割合）

教員（非常勤含む）：95人
‣小学校：8人
‣中学校：44人
‣高等学校：41人
‣特別支援学校：2人

教員以外：114人
‣保育園等：1人
‣企業・団体：29人
‣公務員：7人
‣進学：58人
‣その他：19人

2017年度卒業生のデータです

主な進学先

東京学芸大学、東京大学、東京工業大学、筑波大学、上越教育大学、早稲田大学など

2021年度卒業生のデータです

東京学芸大学教育学部中等教育教員養成課程の魅力

東京学芸大学教育学部中等教育教員養成課程の魅力は、なんといってもアットホームさにあります！
中等教育教員養成課程では、もっとも定員の多い理科専攻でも45人です。
ですので教員からの指導も手厚く、学びたいことに対して集中することができます。

また、教育系大学の特徴として子どもと交流するサークルやボランティア活動が豊富なのも魅力の一つです。

東京学芸大学教育学部中等教育教員養成課程に設置されている学科

東京学芸大学教育学部では、1年次から、以下のコースに分かれます

　‣国語専攻
　‣社会専攻
　‣数学専攻
　‣理科専攻
　‣音楽専攻
　‣美術専攻
　‣保健体育専攻
　‣家庭専攻
　‣技術専攻
　‣英語専攻
　‣書道専攻

この記事では「社会専攻」「英語専攻」「国語専攻」について紹介します！

社会専攻とは…

概要

この専攻では歴史学、地理学、哲学、法学・政治学、経済学、社会学、社会科教育学の７つの専門分野があります。２年次から分野に所属して、いっそう専門的な勉強を行います。特に「社会科に強みのある」小学校教師を育てます。

魅力

1，2年次から社会科教員としての学びができることが大きな魅力です。
附属学校の授業見学や、授業研究会への参加もあり、実際の教育現場に触れることもできます。

英語専攻とは…

概要

この専攻ではカリキュラムは英語教育学・英語学・英米の文学文化を含む多様で体系的な科目から構成されています。在学中に中・高の英語の免許も無理なく取得することができます。

魅力

英語教育、英語圏の文化などを学ぶほか、小学校の教科の教育法を学び、音楽や書道などの実技は基礎から学び練習することができます。教育実習、小学校での英語の授業のお手伝い、英語教育ゼミ（ＩＴＣ）の企画運営ができることも魅力です。

国語専攻とは…

概要

この専攻では、国語教育への理解力、実践力、創造力を備え、加えて、日本語教育の視点を身につけた、小学校教育に対応できる有為な人材を養成することをめざしています。平成27年度より日本語教育コースを併設しています。

魅力

国語科教育を中心とする教育学、古典文学、近代文学、中国古典文学、日本語学などについて幅広く学べます。
授業外でもより関心のある分野について、１年次から参加できる自主ゼミで学びを深めることができるのも魅力です。

東京学芸大学教育学部中等教育教員養成課程社会専攻・英語専攻・国語専攻の受験情報

以下では、入試に関する情報を紹介します！

入試科目・配点

共通テスト

※受験科目についての注意

社会専攻：理科1科目＋社会2科目（5～6教科7科目合計900点満点）

国語専攻：理科と社会から3科目選択（理科を2科目選択する場合基礎と発展で同一名称の科目選択可）（5～6教科7科目合計900点満点）

英語専攻：理科と社会から3科目選択（理科を2科目選択する場合基礎と発展で同一名称の科目選択可）（5～6教科7科目合計1000点満点）

教科	配点	備考・指定科目
国語	200点	必須
外国語	200点（英語専攻は300点満点）	必須リスニングを含む
数学①	100点	必須数学Ⅰ・A
数学②	100点	必須数学Ⅱ・B
理科	1科目あたり100点	基礎を付した科目2科目選択、または基礎を付していない科目1科目選択
社会	1科目あたり100点	世界史B、日本史B、地理B、現代社会、「倫理・政治経済」

二次試験

※受験科目についての注意

社会専攻：社会＋小論文（合計330点満点）

国語専攻：国語＋小論文（合計1300点満点）

英語専攻：外国語＋面接（合計550点満点）

教科	配点	備考・指定科目
国語	1200点	国語総合、現代文A・B、古典A・B
外国語	500点	コミュニケーション英語Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、英語表現Ⅰ・Ⅱ
社会	300点	世界史B、日本史B、地理B、現代社会、倫理、政治経済から1科目選択
小論文	社会専攻：30点国語専攻：100点
面接	50点