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【学部選び】文学部・外国語学部・国際学部ってどう違うの?

みなさんこんにちは。

武田塾加古川校です。

学部選びに迷っている人は居ませんか?

非受験学年の人はまだまだ試行錯誤していく段階ですが、受験生の人は早めに行きたい大学・学部を決めて、勉強の道筋を立てましょう!例えば、シス単一つとっても範囲が「1-1200」までなのか「1-2027」までなのかなど、志望校によって勉強するレベル・内容が大きく変わってきます。もちろん、目標が明確であればあるほどモチベーションアップにもつながります。

模試の結果に左右されて志望校の変更を考える人も居るかもしれませんが、正しい勉強法と自分の努力次第では、まだ逆転合格を勝ち取るための時間は大いにあります。

さて、今回はよく相談を受ける文学部・外国語学部・国際学部の違いについてお話したいと思います。

3つの学部に共通すること

グローバル化が進んでいることもあり、留学がしたい、英語を使って仕事がしたい、将来は海外で働きたいなど、海外に興味を持っていたり、国際的な視点を持った生徒さんも多いです。おそらく、そういった生徒さんは文学部(英米文学科など)・外国語学部・国際学部を目指しているのではないでしょうか。名前だけではあまり違いが分からないようで、それぞれの学部がどんなところなのかといった質問をよく受けます。

まず。この3学部には共通する点がいくつかあります。

「英語をはじめとする外国語やその文化を学べる」

「国際的な話題について学べる」

「多国籍な教員・生徒と出会える」

「留学する機会に恵まれている」

「英語・外国語を活かした職に就ける」 などです。

以下で、一つ一つの学部について、その違いを詳しく解説していきます。

文学部

文学部は文字通り文学について学びます。大学によって様々ですが大きく分けると、哲学、外国語、古典などから自分の学びたい学科を選びます。 外国語は英語やフランス語、ドイツ語、スペイン語(他にも様々)といった言語、文化を学びます。他学部も英語は必修ですが、もっと詳しく言語を学びたい人にはお勧めです。

文学部の中でも一番代表的な英文学科(英米文学科)について言えば、原書でシェイクスピアを学んだりするなどが有名です。英語を使って文化に慣れ親しんだり、教養を身に着けたりする機会に恵まれている学部であると言えます。

例えば、「英語教員を目指したい」という人は文学部の英文学科がぴったりかもしれません。私が通っていた高校でも、英語の先生は英文学科出身の方が多かった印象があります。

・外国語学部

外国語学部は、自分が選択した言語を学んだり、その言語を使って地域研究をする学部というイメージです。地域研究というのは、その国や地域について、言語や文化や地理、政治、国際情勢などを含めて詳しく追及する学問です。例えば、フランス語を選択した人であれば、フランス語を学んだり、フランスについて多方面から研究したりします。

東京外国語大学など、大学によってはかなり多くの、そしてマイナーな言語でも扱っているところがあります。文学部とも共通している部分はありますが、どうしても学びたい言語がある、深く知りたい国があるという人にとって、外国語学部は凄くお勧めです。

有名国公立の外国語学部であれば、多くの私立の最難関である国際学部と同様ハイレベルな人が集まっており、卒業後、国際的に活躍している人も多いです。

国際学部

グローバルな人材を育成するのが国際学部です。英語や外国語を活かして国際関係やグローバルな諸問題について学びます。

受験勉強では学ぶことがなかった英語での履歴書の書き方や面接、異文化の理解そして実際に外国人とコミュニケーションしたりなど外国語をフルに活用します。

また多くの大学では留学が必須であったりもし、多国籍な仲間と出会うことが出来ます。 海外に興味のある学生にとっては非常に面白い学部ではありますが、入ることが難関である傾向があります。例えば、関関同立でも、同志社大学や関西学院大学の国際学部は非常に偏差値が高いです。毎年、他学部は受かったが国際学部は受からなかったという人も数多くいます。

すべての大学ではありませんが、受験者の中には帰国子女であったり、英検TOEICで高得点を出している者も志願してくることが多いことが要因です。国際感覚を身に着けたい、実践的な英語・外国語力をつけたい人、将来は海外で働きたいという人には、この3つのなかでも、特に国際学部がお勧めです!入るのが難関ではありますが、それだけレベルの高い教育環境であるともいえ、意識の高い生徒やグローバルな一線で活躍してきた教員など刺激的な出会いもたくさんあることでしょう。国際公務員の養成に力を入れていたり、国際機関などで働く機会に恵まれている大学もあります。

就職先

受験生のみなさんと話していると、将来就きたい仕事まで決まっている人も居れば、まだ特にやりたいことがなく漠然とこの学部に行きたいという人の二通りだと感じます。

この3つの学部については就職先にそこまで大きな差異はなく、業種は非常に多岐にわたります。英語や外国語力を生かして、海外と取引があったり、海外事業部があるような大手企業や、空港や航空業界などに就職する人も多いです。また、教員免許を取得し、英語・外国語担当の教師になったり、文学系・国際系の大学院に進学して研究者を目指すことも可能です。とにかく、英語や異文化、海外に興味があるという人はこの中から志望学部を見つけると良いと思います。

最後に

いかがでしたでしょうか?

今回は、文学部・外国語学部・国際学部という3つの学部について、簡単ではありますが紹介してみました。

大学ごとに情報も違ってきますので、更に詳しく知りたい人は大学のウェブサイトやパンフレットを参照したり、オープンキャンパスなどに参加してみてください。特に、在学生や教員と話す機会があれば是非活用しましょう。また、どんな学部に関わらず、将来就きたい仕事のイメージがある程度できている人は、その学部・学科の卒業生の進路・就職先などをチェックしてみると良いでしょう。

色々参考に出来ますし、合格に向けて頑張るモチベーションアップにもつながります!

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