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【2022年度新課程】数学の変更点と共通テスト【武田塾各務原】

こんにちは!

武田塾各務原校です!

武田塾各務原校は、
新那加駅から徒歩1分、
JR那加駅から徒歩2分の
場所にある島田ビル3階
校舎を構えています!

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2022年から高校の学習内容が新しくなる!

まず、
2022年度から
高校の学習内容が
変わります!

現行課程の数学は
2012年度から
施行されたものです!

色々な科目において
変更が生じるのですが、
今回はその中でも
数学の変更点について
お伝え致します!

【新課程】数学の変更点とは?

変更点①:数学Cの復活!

新課程で大きく変更となる点は、
数学Cが復活する
ということです!

現行課程が
数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B

であったのに対し、
新課程は
数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B・C

6分野になります!

現行の数学活用、数学B、数学Ⅲ
の内容を改変して数学Cが
施行されます。

数学B:ベクトル
数学Ⅲ:式と曲線、複素数平面

これらが数学Cへ
移行されるのです!

変更点②「統計的な推測」が数学Bで必須化!

「統計的な推測」とは?
となる方もいるかと思います。

これは、現行課程でも
数学Bに含まれている範囲なのです!

現行課程では、
「確率分布と統計的な推測」
という名前で数学Bに入っています。

ですが、現在の大学入試においては
基本的に数学Bではベクトルと数列が
出題範囲となっているため、
あまり目にかからない範囲となっています。

この「確率分布と統計的な推測」の範囲が
新課程では数学Bにおいて
「統計的な推測」という
名前に変化して必須化
されるのです!

標本調査や正規分布票を
用いた仮設検定という
項目が追加されます!

新課程で名前が変わるとなると、
「確率分布は消える?」
と思われるかもしれませんが、
名前は変わっても
確率分布は含まれています!

変更点③数学Aの「確率」に「期待値」が入る!

数学Aの「確率」の範囲に
「期待値」が含まれる
ようになります!

現行課程において期待値は
数学B「確率分布と統計的な推測」
に含まれていましたが、
新課程では数学A「確率」で学習する
ことになります!

元々期待値は数学A「確率」の範囲だったので、
厳密には戻ってきたというイメージです!

若干「確率」の範囲が増える
ということになります!

変更点④数学Aの内容構成!

現行課程において数学Aは
「場合の数と確率」
「整数の性質」
「図形の性質」
となっています。

新課程では、
「場合の数と確率」
「図形の性質」
「数学と人間の活動」
といように項目が変わります!

「数学と人間の活動」と
聞いてもピンとこないかと思います。

こちらは主に現行課程の
「数学活用」という科目
の内容となっており、
新課程ではここに「整数」
の内容がドッキングされます。

各分野の構成の変化

ここまで大きく変わる内容
についてお伝えしましたが、
今一度現行課程と新課程を比較して、
各分野どのように構成が変わるのか
お伝えします!

現行課程と新課程の比較

【数学Ⅰ】

●現行課程

「数と式」
「図形と計量」
「二次関数」
「データの分析」

●新課程

「数と式」
「図形と計量」
「二次関数」
「データの分析」
「仮設検定の考え方」

【数学Ⅱ】

●現行課程

「いろいろな式」
「図形と方程式」
「指数関数・対数関数」
「三角関数」
「微分・積分」

●新課程

「いろいろな式」
「図形と方程式」
「指数関数・対数関数」
「三角関数」
「微分・積分」

【数学Ⅲ】

●現行課程

「平面上の曲線と複素数平面」→新課程の数学Cへ
「極限」
「微分法」
「積分法」

●新課程

「極限」
「微分法」
「積分法」

【数学A】

●現行課程

「場合の数と確率」
「整数の性質」
「図形の性質」

●新課程

「図形の性質」
「場合の数と確率」→「期待値」が入る
「数学と人間の活動」→「整数」がドッキングされる

「数学と人間の活動」は
大学入試では使えない分野となります。

【数学B】

●現行課程

「統計的な推測」
「数列」
「ベクトル」→新課程の数学Cへ移行

●新課程

「数列」
「統計的な推測」→確率分布、正規分布
「数学と社会生活」→現行の「数学活用」から

「数学と社会生活」は
大学入試に使えない分野となります。

そのため、
「統計的な推測」が必須化します!

【数学C】

●現行課程

数学Cという分野はなし

●新課程

「ベクトル」→現行の数学Bより移行
「平面上の曲線と複素数平面」→現行の数学Ⅲより移行
「数学的な表現の工夫」→現行の「巣学活用から」、「行列」など

「数学的な表現の工夫」は
大学入試で使えない分野となります。

共通テストはどう変わる?

この新課程内容を踏まえて
共通テストの内容にも
変化があります!

変わるのは2025年から!

新課程に切り替わるのは
2022年度からです。

そのため、現行課程で
履修している人がほとんど
という状況なので、
すぐに共通テストの
内容が変わるわけではありません!

共通テストの内容が変わるのは、
2025年
からです!

数学の内容はこう変わる!

では、どのように変更が
生じるのかお伝えします!

【現行】
数学①:数学Ⅰ、数学ⅠAから1科目選択

数学②:数学Ⅱ、数学ⅡB、簿記・会計、情報基礎から1科目

【2025年から】

数学①:数学Ⅰ、数学ⅠAから1科目選択

数学②:数学ⅡBC 1択

このように変わります!

数学②が大きく変化するのです!

数学②は数学Ⅱを必答とし、
数学B(数列、統計的な推測)と
数学C(ベクトル、平面上の曲線と複素数平面)
の4単元から3単元選択となります。

※現行の共通テストでは、
数学②の選択問題は、
数学B(数列、ベクトル、確率統計)の
3分野から2分野選択となります。

2025年からの共通テストの変化を受けてどういうことが言える?

こういったことを踏まえると、
・「統計的な推測」が必須化
・数学②にこれまでなかった複素数平面が含まれる
・国公立文系志望は数学Cの1単元を学ぶ必要がある

という変化が起こるのです!

理系の方は「統計的な推測」が必須化する
という変化以外に大きな変化はありませんが、
文系国公立志望となると、
これまでとは大きく内容が
変化するのではないかと予想されます!

まとめ

以上が2022年度からの
新課程の数学についてでした!

2022年以降高校生になる方は
新課程での履修となります。

分野、単元は変更になりますが、
やるべきことは変わりません!

毎日コンスタントに勉強を進める
ことでどのような内容でも
身につけることができます。

数学は躓く人も多い科目です。

躓くことの要因として、
日々の勉強の仕方が
間違っている場合が多いです。

「数学が苦手」
「数学が伸びない…」
「どうやって勉強したら良いの?」

という方は、
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無料受験相談
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