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医学部を目指す鹿児島生必見!受験科目に特色のある大学一覧!!

こんにちは!武田塾鹿児島中央校です。

 

今回の内容は医学部医学科を目指す鹿児島の学生にぜひ一度確認して欲しい内容となっています!

 

医学部受験と言えば単純に難しい!とだけ考えてしまいがちですが、

受験戦略を練ることで自分に有利に受験を進めることも可能です!

受験科目に特色のある大学をまとめてみましたので参考にしてみてください。

 

校舎長、そして武田塾鹿児島中央校の医学部の現役講師が自身の経験を元にまとめました!

 

鹿児島大学医学部医学科の現役講師の生の声はこちら!↓

鹿児島大学医学部医学科ってどんなところ?【現役学生の生の声】

 

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目次

国公立医学部受験では「戦略」が何より大切

共通テストの点数配分が特徴的な大学

 →共通試験の割合が60%以上の大学

 →共通試験の割合が40%以下の大学

二次試験が特徴的な大学

 →二次試験が数学・英語のみの大学

 →二次試験が国語も必要な大学

 →二次試験の理科が指定科目になっている大学

 →二次試験の理科が1科目だけの大学

 →二次試験の理科の配点が高い大学

現役医学部講師からのアドバイス

鹿児島大学医学部医学科合格のための戦略の一例

まとめ

国公立医学部受験では「戦略」が何より大切

まず最初に、医学部受験で勘違いされていると感じることをお伝えします。

それは「医学部に合格するには周りに勝つために特別なことをしなくてはいけない」という勘違いです。

医学部を受験する生徒に求められる力は基本知識、定理や公式の本質についての理解、そしてそれを高いレベルで使いこなすこと、です。

(一部私立大学では教科書レベルをはるかに超えた問題が出題されることが無いとは言いません。)

医学部合格を目指す上で、取り組んでいくべき参考書は他の受験生と変わりません

その勉強の深さを深めていくことこそが、何よりも肝要です。

 

ただし、医学部入試の特性として医療系のテーマが出題されたり、専門用語の知識が要求されることはあります。

特に単科大学でその傾向が強いです。

また、大学ごとに重視している科目や、知識の幅広さなどにも差があり、その受験形式は多種多様です。

先に述べた通り必要な科目に関しては高い理解度を求められるので、無駄なことをやっている余裕はありません。

早い段階から受験校を絞り、戦略を練って、戦いを略すという意味でも戦略が必要となってきます。

 

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共通テストの点数配分が特徴的な大学

共通試験の割合が60%以上の大学

 徳島大学69%、佐賀大学61%、旭川医科大学61%、

 島根大学60%、山口大学60%、宮崎大学60%

共通試験の割合が40%以下の大学

 東京大学20%、京都大学20%、東北大学21%、大阪大学25%、

 千葉大学31%、東京医科歯科大学33%、広島大学33%、熊本大学33%、

 名古屋大学35%、北海道大学36%、長崎大学37%、新潟大学38%、

 筑波大学39%、金沢大学39%、浜松医科大学39%、九州大学39%、岐阜大学40%

 

共通試験の得点割合は非常に重要です。

マーク試験が得意な人は共通試験の割合の高い大学を目指し、

比較的苦手という人は共通試験の割合が低い大学を目指してもらいたいです。

傾向としては共通テストの割合が低い大学は個別試験の問題も難度が高いことが多いです。

そのため共通テストで失敗したからと、急に共通テストの割合の低い大学に舵を取っても、失敗に終わることがほとんどです。

前もって共通テストで失敗した時にはこの大学!と決めておき、準備しておかなくては逆転合格は難しいと考えておきましょう。

 

二次試験が特徴的な大学

二次試験が数学・英語のみの大学

 旭川医科大学、弘前大学、秋田大学、島根大学、徳島大学、宮崎大学

二次試験が国語も必要な大学

 山形大学、京都大学、東京大学、名古屋大学

二次試験の理科が指定科目になっている大学

 北海道大学(物理必須、化学と生物から1科目選択)

 群馬大学、金沢大学、名古屋市立大学、愛媛大学、九州大学、佐賀大学(物理、化学)

二次試験の理科が1科目だけの大学

 奈良県立医科大学(数、英、理1、面接)

二次試験の理科の配点が高い大学

 広島大学(A配点:数学300点 理科1200点 英語300点)

 大分大学(数学100点 理科200点 英語100点)

 鹿児島大学(数学200点 理科400点 英語200点)

 

改めてこうしてまとめてみると、それぞれの大学の思惑が見えて面白いですね!

医療を学ぶ上で理科の知識は大事と、6割以上の点数を与える大学もあれば、

大学に入ってから学ぶことが大事なんだ、と理科の個別試験を行わない大学。

理数系に強ければいいだけではなく、人の感情に寄り添い共感する力が大切だと国語を受験に必要と考える大学。

いろいろな特徴的な大学があります。

医学部受験で少ない席を取り合っている中、個別試験で必要な科目が「ある程度取れる」では致命傷になってしまします。

基本知識、定理や公式の本質についての理解、そしてそれを高いレベルで使いこなすことができる科目だけで個別試験を勝負するようにしましょう。

 

 

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気を付けていただきたいのは、この受験科目は毎年変わる可能性があるということ!

1年後には受験に必要な科目が変わってしまっていた!ということもあり得ます。

実際鹿児島大学でも個別試験の理科が1科目でよかったという時代もあります。

(数学200点、理科200点、英語200点、面接120点の720点満点/個別)

万が一自分の志望大学の受験科目が変わってしまった時のために、第2候補・第3候補の大学を下調べしておくことも非常に大切です。

 

現役医学部講師からのアドバイス

鹿児島大学医学部医学科3年 S講師より(原文まま)

 

医学部受験全般でいえることだが、まずは英数理の圧倒的二次力をつけることが優先的である。

共通テスト逃げ切りという手もあるが、多少国語でミスをしてしまったとしても二次試験で十分挽回可能である。

逆をいうと、英数理が仕上がっていないのに国社の勉強をするのはナンセンスなのかもしれない。

高校2年生までは英数は仕上げる意識をもって勉強に取り組む必要がある。

浪人生も難しい問題ばかり解くのではなく、本当に基礎が身についているのか今一度自分を振り返ってほしい

遅くとも夏までに仕上がっていないと黄色信号だ。

 

また、色々な特徴的な大学を挙げたが、共通試験の出来によって志望校を変えるのはリスキーである。

少なくとも前もって受ける大学を3つくらい絞り過去問を3年分は取り組んだ上で変える必要がある。

参考書を完璧にすることも大切であるが、大学によって頻出な分野は異なるため、常日頃から志望校のことを考え優先順位もある程度つけながら勉強する必要がある。

 

鹿児島大学医学部医学科合格のための戦略の一例

鹿児島大学医学部医学科の配点は共通試験が900点、個別試験が920点(面接を含む)、合計1820点となっています。

この得点配分になってからの合格者平均点を見てみると

2015年 1490.43点  2016年 1563.06点

2017年 1526.44点  2018年 1477.43点

2019年 1507.05点  2020年 1505.33点

6年間平均 1511.623点 となっています。

センター試験/共通試験のボーダーが86%前後であることを考えると、

個別試験で740点前後、つまり個別試験で80%以上を得点する力が必要になってきます。

(※注:共通テストの難度によって毎年の合格最低点は変わってきますので、合格者平均点を取ることを目標に勉強していかなくてはいけませんよ!)

 

S講師とは別の、鹿児島中央校の講師の実際の戦略の概要がこちらです。

~~~~~~~~~~

英語の個別試験では和文英訳と英作文があるため、どうしても細かい減点は避けることができない

そのため英語は150点前後の得点になるのではないだろうか。

面接も120点の満点を狙うことは現実的ではない。

面接官との相性も避けることはできないので、半分の60点となることを覚悟しよう。

その分を数学と、理科2科目でカバーしなくてはいけないことを考えると…数物化で530点。

鹿児島大学の過去問を見てみると、数学と物理に比べて、化学は難しい問題が出題されることが多いよなぁ…。

じゃあ数学と物理は200点満点化学で9割の180点を取りに行くつもりで頑張って、それで530点ぐらいに落ち着くんじゃないだろうか…。

数学と物理はどんな問題が出てきてもいい様に、これでもか!というぐらいやりこまないといけないな。

化学も過去問はどの問題も十二分に理解できる、というレベルを目指したうえで実践問題もやりこんでおこう!

あ、英検準1級を取得していれば共通試験の英語が満点扱いになるらしいぞ。

じゃあ遅くとも10月の英検までには準1級を取っておこう!

~~~~~~~~~~

いかがでしょうか?どの科目でも満点を目指して頑張る!というのはもちろん大切なことです。

ですがそのせいでピントが合っていない勉強になったり、すべてが中途半端になってしまっては元も子もありません。

ハイレベルを目指すということは当たり前で、その上で勉強の方向性を持ってやっていかなくてはいけない、と言ったほうがいいかもしれません。

 

鹿児島大学の個別試験に関してはこちらで詳しく分析しております!

⇒鹿児島大学に合格するために!二次(個別)試験の出題傾向と対策!

 

まとめ

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いかがだったでしょうか?

医学部受験を目指す上で、

この研究がしたい!

この教授に学びたい!

と志望校を選んでいくことは一つの手段ですが、

とりあえずまずは医師免許を取りたい!そのためにはまず合格しなくては!という時には

自分の長所で受験ができる大学を選んでください。

今回の内容が、受験校選びの助けになれば幸いです。

 

自分の長所がわからない!

どのような戦略を練ればいいのかわからない!

という方は、是非一度、武田塾鹿児島中央校に足をお運びください!

無料受験相談を随時受け付けております!

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↓「下から二番」だったのに気が付いたら「学年1位」に!?

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