目次
はじめに
こんにちは!
JR奈良駅から徒歩5分、近鉄奈良駅から徒歩7分 武田塾JR奈良校 です!
今回の記事のテーマは「1日で終わる薄いのに中身が重要な参考書5選」です!
今回紹介をする参考書を通じて、みなさんに勉強のモチベーションを上げてほしいです!
参考書って1か月くらいかけてじっくり取り組むイメージがあると思います。
実際に、1か月くらい熟成させることは重要です。
1日である参考書をやり切れた場合、成長した感覚や達成感を感じられるのではないでしょうか?
今回はそのようなテーマで5冊の参考書を紹介していきます!
また、今回の内容は武田塾の公式Youtubeチャンネルでもお話しています。そちらもぜひご覧ください!
①大岩のいちばんはじめの英文法~超基礎文法編~
この参考書は、武田塾では2週間の期間を取っていますが、やろうと思ったら1日で終えることができる参考書になります。
少し大変ですが、土日などに朝から晩まで時間をとって、「今日は英文法を頑張るぞ」と決めて取り組むと1日で終えられます!
厚さも薄めで、量も多いわけではない参考書です。
大岩のいちばんはじめの英文法を知らない方へ説明すると、厚さは漫画「ONE PIECE」1巻分くらいになります。
注意点として、読み進めていくのみでは、その時には理解できていると感じていても、内容が頭に残っていない可能性があります!
この本の内容は全部で25講に分かれているので、1講を読み終わるごとに内容を思い出すようにしましょう!
セルフレクチャーという方法で、一人で説明をすることも有効です。
例えば、第17講の分詞構文であれば、読み終わった後に「分詞構文はどんなことが書いてあって、分詞構文の役割はこうで、分詞構文の文の作り方はこうで、2つ気を付けることがあって」という風に、内容を人にレクチャーできればクリアといった方法で読み進めることが出来れば、忘れにくく確実に身につくようになります!
一気に読み進めることでよくある事例として、その日に学んだことを忘れてしまうということが考えられます。
実際に、振り返りを入れないとどんどん抜けてしまうものです。
理論上、エビングハウスの忘却曲線からも、学んだことが抜けてしまうのは当然です。
セルフレクチャーで復習を必ず行いましょう。
②漢文早覚え速答法
名前の通り、早く覚えようという本になります。
この本も1日で読み終えることができる本です。
朝から取り組むと夕方くらいには終わるので、そのまま共通テストの過去問などに取り組んで力試しをするのもオススメの勉強法です!
なかなかに濃い1日を作ることができるでしょう。
古文の基礎がある程度固まってから漢文に取り組むことは重要ですが、漢文に苦手意識がある人は、1日漢文に取り組む時間をつくり、集中するのもオススメです。
毎回の模試で、漢文に点数を半分引っ張られてしまう人も多いと思います。
たった1日で漢文のレベルをある程度のところまで引き上げられる、非常に効率の高いものになります。
ぜひ1日でトライしてみましょう!
③英文読解入門 基本はここだ!
とても薄い本で、量が少ない割に内容が濃く、いつの間にか終わってしまうような参考書です。
例題が全部で50題あり、「50個の文を訳せるようになろう」という本なので、1文10分くらいで進めると合計500分なので7時間以内に終わる計算になります。
そのため、この参考書も1日で終えることができるでしょう。
また、著者の西きょうじ先生が武田塾チャンネルに出てくださった際には、西先生は予備校の東大クラスで『基本はここだ!』を全員に配り、その日のうちにやってもらうが、東大クラスでも基本はここだ!レベルのことがわかっていないこともあると仰っていました。
意外と抜けていることがわかったり、なるほどな!と感動する場面もあるため、浪人生こそ1日で「基本はここだ!」をまずやった方がいいでしょう。
一文をしっかり読むための、英文解釈の入り口に最適な本です。
例えば、関係代名詞の文の訳し方や、代名詞の“that”なのか同格の“that”なのかといった“that”の識別、SVOCの話や強調構文、形式主語といった基礎的な英文解釈の本になっており、基礎を学んで落とし込むことができます。
英文をフィーリングで読んでいる人が多いのではないでしょうか?
ぜひ、特に浪人生は1日でこの本に取り組むことをおすすめします!
④一度読んだら絶対に忘れないシリーズ
YouTuberの中田敦彦さんが絶賛し、中田さん自身の動画で歴史を扱う際の元ネタになっている本です。
日本史・世界史の通史全体を一冊でまとめて押さえてくれる本で、一般書としても紹介されているように、初学者でも読みやすい内容になっています。
1日で歴史全体の流れを押さえることができるでしょう。
特にこの本は、世界史とか日本史の面白さを感じやすい作りになっていることがオススメのポイントになります!
一冊に凝縮しているからこそ、受験で問われる細かい部分には触れられていない部分もあります。
ただ、日本史・世界史における木の幹になる部分を書いてくれているため、最初から終わりまでのある程度の繋がりが一気に見やすくなります。
だからこそ一気読みしてほしい参考書です。
これから歴史の勉強に取り組もうとする方は、全体像が見えていないと進めにくいこともあると思います。
この参考書を使って通史を読んでおくことで全体像が見えるようになると、歴史の勉強において、どれくらい覚えることがあるのか、次はどんな時代が来るのかを把握することができます。
1日を使って歴史の全体像を知ることができるため、早めに覚えて深掘りできるようにしましょう。
この本は歴史の「あらすじ」のような役割になります。
歴史全体のダイジェスト編のような立ち位置ですので、ぜひ1日で取り組んでみてください!
まとめ
今回は「1日で終わる薄いのに中身が重要な参考書」というテーマで5冊の参考書を紹介してみました!
どれも実際に1日でやり切ることができる本だと思います。
現在、あまり勉強のモチベーションが上がり切っていない人も、明日、書店でどれか1冊自分に必要そうな本を買い、1日集中して取り組んでみませんか?
1日で一冊終わる快感はとても大きいですし、手応えや達成感、成長したなという実感を得られると思います!