目次
はじめに
ブログをご覧の皆さん、こんにちは!
JR奈良駅から徒歩5分、近鉄奈良駅から徒歩7分 武田塾JR奈良校 です!
もうすぐ新学年になりますね!
新しい学年になって改めて勉強を頑張ろうと意気込んでいる人も多いと思います。
今日はそんな皆さんに気をつけてほしい参考書の選び方についてお話したいと思います。
ブログのテーマは「受験生はなぜ自分のレベルより上の参考書に手を出してしまうのか」です。
レベルの高い参考書や量が多い参考書をやりたいと思う受験生は多くいます。
ここではなぜそうなってしまうのか、レベルに合っていない参考書を使うと何がいけないのかについて説明していきます。
今回のブログの内容は武田塾の公式YouTubeチャンネルの動画を参考にしています。こちらの動画も是非ご覧ください。
背伸びしてしまう受験生の真理とは?
武田塾は無料受験相談でたくさんの受験生とお話ししていますが、相談に来る人の中にはまだその参考書をやるレベルではないのに、ちょっと無理して難しい参考書に手を出したり、絶対にオーバーワークの参考書をやっている人が多くいます。
例えば、偏差値50台で数学があまり得意ではないのに『青チャート』や『Focus Gold』をやっていたり、全国統一模擬試験で偏差値65以上向けの参考書『1対1対応の演習』を闇雲に進めていることがあります。
オーバーワークになっていると、今やらなければいけないことに手が回らなくなって勉強時間はとっているのに結局身になる勉強ができていないという残念な状況になってしまいます。
まずはそのような状況を避けるために、なぜ背伸びして難しい参考書をやってしまうのか理由を考えてみましょう。
①学校や塾で配られる
1つ目の理由は高校3年生になると学校で入試問題のプリントや『スタンダード数学』が配られて、入試レベルの演習に入ってしまうことだと思います。
他にも塾の先生に勧められるがままに『上級問題精講』などをやってみて、見事に撃沈してしまう人もいます。
②憧れ、かっこよさ
2つ目に多い理由は、賢い塾の仲間が持っていたり、見栄えが良くて買ってしまうことです。
憧れを持っていつかその参考書をやれるようなレベルになるまで頑張ろうとするのは良いことですが、ただ周りの人が使っているからやるというのはやめましょう。
他にも『東大英単語熟語 鉄壁』などは人気ですがほとんどの受験生にとってオーバーワークになるので、まずは着実に『システム英単語』や『ターゲット1900』に載っている単語を身につけるようにしてください。
基礎がまだできていないのに応用に入っても意味がありません。
学力を伸ばすために本当に必要なこと
背伸びをして難しい本をやった方が力はつくのか?
基礎をやった方が力はつくのか?
答えは明確です。
みなさんまずは基礎をやるべきです!
多くの人が基礎を舐めていたり、自分は身についていると思っていますが、基礎ができていない人がほとんどです。
全ての土台になるのが基礎なのでしっかりと身につけてください。
数学もはじめは暗記が必要です。理解しながら1つずつ解き方を覚えて武器をそろえてからでないと問題は解けません。
基礎の勉強をサボって武器がない状態で難しい問題に取り組んでも意味がありません。
わかりやすい授業の落とし穴
授業を受けて基礎をわかったつもりになっている人も多くいると思います。
予備校の先生は「この問題はこういう風に考えれば解ける」「ポイントはここだ!」という風に順を追ってわかりやすく説明してくれるので授業を受けているときはわかったつもりになっていても実際に自分で解こうとするとできないということが多々あります。
「わかる」と「できる」は違います!
わかりやすい授業は素晴らしいですが、授業を受けて満足していては意味がありません。
自分で手を動かして問題を解いてみて、本当についていけているのか確認することが重要です。
自分の能力を過信した人が陥る罠
基礎ではあるけれど問題数がとても多い『青チャート』や『Focus Gold』などオーバーワークな参考書をやってしまう人は自分の能力を過信しすぎている可能性が高いです。
参考書は難易度だけではなく問題の量の部分も重要です。
1冊を終わらせるのにどれくらいの時間がかかるのか、目標から逆算して計画を立てながら勉強するようにしましょう。
苦手な参考書であれば、1周で身につかないこともあります。
復習する時間があることも頭に入れながら、自分が1日に取れる勉強時間と相談して取り組む参考書を決めてください。
自分の実力を少し過小評価したぐらいの目標や計画の方が達成しやすくなります。
なぜオーバーワークになってしまうのか?
オーバーワークしてしまう人はゴールが見えていないことが多いです。
そもそも自分が行きたい志望校の目標が高すぎたりする場合もあります。
他にも最終的にどのような問題が解けていたらいいのかいまいちわかっていないため不安で難しい参考書に手を出してしまうという人もいます。
そうならないために志望校を決める段階で少し過去問を見ておくなど対策をしましょう。
そして、漠然とした不安に押しつぶされないように小さい目標を立てながらゴールをしっかりと見定めて勉強していけば、オーバーワークにならずに勉強を進めていくことができます。
武田塾おすすめ!数学の参考書
ほとんどの受験生は『基礎問題精講』から始めると基礎が身につきます。
これを確実に終わらせて、武器にしていきましょう。
『基礎問題精講』が難しすぎる場合は『入門問題精講』から始めてほしいです。
今回のまとめ
今回は「受験生はなぜ自分のレベルより上の参考書に手を出してしまうのか」というテーマでお話してきました。
憧れや先生に勧められるがままに難しすぎる参考書に手を出しそうになってしまうことがあるかもしれませんが、しっかりと自分の実力を把握して基礎を固めることができる参考書から取り組んでいくようにしましょう。
そして、参考書を始めるときは、現実的な計画を立ててから進めていくようにしましょう。
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