目次
はじめに
みなさんこんにちは!
JR奈良駅から徒歩5分、近鉄奈良駅から徒歩7分、武田塾JR奈良校です!
今回のテーマは「高2生必見!理科・社会の勉強を始めるタイミングは?」です!
高1・高2生は基本的に英語と数学を頑張ってほしいのですが、その他の教科の勉強するタイミングも気になりますよね。
「いつから始めたらいいの…」
といったことについて今回は特に理科と社会に絞って話していきたいと思います。
また、今回の内容は武田塾の公式YouTubeチャンネルでもお話しされているのでそちらも是非合わせてご覧ください!
勉強科目の優先順位
国公立理系志望の理科について
国公立理系志望の人たちは特に国公立の2次試験で化学と物理もしくは生物の2科目両方を受験する場合が多いと思います。そうした人たちは前提として英語と数学の偏差値が高いことが必須です。
具体的に言うと進研模試の英・数の偏差値が65以下の人は理科よりも優先的に英語と数学の基礎を固めるようにしましょう。
進研模試の英・数の偏差値が65以上の人は冬から理科で自分が受験しようとしている2科目のうち、得意な方の勉強を開始できるようにするのが理想です。理由としては冬から勉強を開始することができれば、来年の春には基礎が定着し残りの科目に春以降時間を使うことができるからです。
ただし、あくまでもこれは理想で実際には冬から理科の勉強を開始することができる割合はかなり少ないのも事実です。
そもそも偏差値65~70ある人って周りになかなかいませんよね。そういう人たちは先ほども述べた通り英語や数学、特に“数学”を本気で頑張るようにしましょう!
理系で数学が苦手だとこの先、正直厳しくなります。配点比率なども考慮すると数学は必ず避けて通れないので早めに基礎を押さえちゃうようにしときましょう。
私立文系志望の社会について
続いては私立文系の社会科目についてです。私立文系の人は基本、英・国・社の3教科受験すると思います。
社会はおそらく日本史か世界史を選択する人がほとんどだと思いますが、実は私立文系の場合、国公立文系志望の人たちと比べて社会科目でやることが多いんです。
例外として国公立大学文系の東京大学・京都大学・一橋大学の2次試験で社会科目を受験する人は別ですが、それでも早慶の社会科目の方がこれら大学を受験する人よりもやることが多い印象があるくらいボリュームが多い教科となっています。
そのような私立文系志望の人たちが高1・高2生の間にやっておいてほしいことは“歴史の全体像をつかむ”ということです。
例えば日本史であれば『金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本』、世界史であれば『一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書』といった参考書を土日や長期休みの間を利用して内容を一周確認しておき、歴史の全体像を把握しておきましょう。
前提として特に公立高校に限らず、学校で行われる歴史の授業というのはかなり進度が遅いことで有名です。かくいう私も当時高校3年生の頃、歴史の授業は12月に入ってもまだ続いており学校のペースに合わせていると絶対に受験に間に合わないなと心底感じていました。
「学校の授業を真剣に聞いてたら大丈夫でしょ。」なんて思っていたら大間違いですよ!
しっかり高1・高2生の間から各時代の基本的な政権担当者や時代と流れにおいては押さえておくようにしましょう。
国公立文系志望の社会について
先ほどもちらっと述べましたが、国公立文系志望の人たちは基本的に社会科目については定期テスト以外で勉強する必要はありません。
ただし、2次試験で社会科目がある大学を目指す人については英・国・数の偏差値が70以上の場合に社会科目の勉強を始めてもよいでしょう。
これらは基本的にあくまで難関大学を想定しています。それはなぜかというのは次で詳しくお話しします。
文系は英語で決まる!?
これは理系にも通じる話なのですが、特に文型の場合では英語の配点が非常に大きい大学がほとんどなのが現状です。
正直言うと、“英語を制する者は受験を制する”と言っても過言ではないんです。
つまりここで言いたいこととしては、英語から逃げずに英語を得意にしよう!ということです。
英語の偏差値が高い人は社会をある程度やれば受かります。だから英語がある程度できていれば社会の勉強を始めても大丈夫なわけです。
よく私立文系あるあるとして英語の勉強がしんどいからといって比較的点数が短期間で伸びやすい社会科目に逃げてしまう人が多いんです。
受験は好きな教科だけを勉強したところで受かりはしません。志望校に必ず合格したい人は現状の大学の試験の点数比率から考えて効率の良い勉強方法を身に着けるようにしましょう。
番外編:ユーテラ授業チャンネルについて
ここでちょっくら番外編を挟みますが、みなさんはユーテラ授業チャンネルをご存じでしょうか?
あのもりてつ先生も出演していらっしゃるのですが、世界史などで流れがつかめないという人はこのチャンネルの動画を見ることをお勧めします。
世界史超有名講師佐藤幸夫先生の世界史の解説動画が無料で受けられるため、もし動画のほうが興味を持てるという人は無理に参考書に固執する必要は全くないのでこちらで勉強してもらっても構いません。
▼ご紹介した動画はこちら
定期テストの重要性について
学校では定期テストが学期ごとに何回かあると思いますが、この定期テストが高1・高2生にとっては非常に大事になってきます。
高1・2生から定期テストで理科や社会を80点程度取れるように勉強をしていた場合、高3生になってからは再び思い出す勉強からスタートすることができます。
しかし、高1・2生で定期テストをさぼってしまうと高3生になった時にまた1から勉強しなおさなくてはいけないことになります。この差は正直かなり大きいので定期テストではさぼらないようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は「高1・高2生向けの理科・社会勉強方法について」というテーマでご紹介させていただきました。冬休み出遅れた!という人もこの春には挽回できるようにしっかりと勉強計画を立てて、学習に励んでほしいと思います!