目次
はじめに
ブログをご覧の皆さん、こんにちは!
JR奈良駅から徒歩5分、近鉄奈良駅から徒歩7分、武田塾JR奈良校 です!
今回のテーマは「現代文スランプ克服法」です!
現代文は何をやれば良いかわかりづらい科目だからこそ壁にぶつかりやすく、解決策も見えづらいです。
そこで今回はある程度現代文を頑張ってはきたけど、「壁にぶつかった、最近伸びが感じにくい、過去問の点数がぶれる」という人に向けてスランプの克服法を紹介したいと思います!
ぜひ、参考にしてみてください!
また、今回紹介する内容は武田塾の公式YouTubeチャンネルでもお話しているので、ぜひそちらも併せて参考にしてみてください!
①記述をやろう
1つ目は「記述をやろう」です。
これは私立志望の人でマーク式しかない人も記述をやろうという話で、特に早稲田志望は絶対に記述をしたほうが良いです。
なぜかというと選択肢に頼り過ぎた読み方の人が多いからです。
文章を読んで設問や傍線部にぶつかったときに本来は自分なりの答えを作らなければいけないです。
にもかかわらず先に選択肢を見て、「これっぽいな・・・」となってしまう人は選択肢に引っ掛かりやすいです。
ざっと読んで何となく考えて、選択肢を見ながら何となく比べてというように選択肢ありきで現代文を解いてしまい、読みの本質ができていない場合はスランプに陥ってしまいます。
そのため、理想としては設問を見て脳内で解答を作成して、それと同じような解答を選んでいくことが大事です。
そうすると理想の選択肢はこういうものだというイメージもつき、点数が安定します。
記述でしっかり答案を作れるようにしてそこから選択肢を選ぶという流れを目指しましょう!
オススメの参考書
ここでオススメの参考書を紹介したいと思います。
『船口の最強の現代文記述トレーニング』です。
記述の書き方を詳しく教えてくれる参考書なので私大志望の人も取り組みやすいです。
特に早稲田志望の人は時間が足りないということがあると思います。
そういう人は選択肢の比較・検討に時間をかけすぎかもしれません。
脳内で積極的に解答を作成してあとは似たようなものを選ぶだけとやっていると選択肢が光って見えます。
速いスピードで読んでいてもすぐに判断できるため、選択肢の判断に時間をかけずに済みます。
早稲田の選択肢が紛らわしいのはマーク式の中でもできるだけ記述の能力を試せるように作っているので、記述が有効になってきます!
②要約する
続いて2つ目は「要約する」です。
要約とは文章の重要なポイントをまとめるという話ですが、なんでこれをやるかというと現代文の文章はボリュームがあるため、細部ばかりに夢中になってしまって全体の論旨を追えていないと何を言っているかわからなくなるからです。
現代文は作者とは別に問題を作った人がいるので必然的に主張や大事な部分が設問に絡んでくるので、全体の論旨を追うことはとても大事になります。
よくある難解な文で抽象的過ぎてわかりにくいというパターンもありますが、しっかりと論旨を追えていたり全体の構成がわかったりしていれば具体化されている箇所が見えてくることがあります。
そこで、要約するという意識を持っていると構成を考えるので抽象部分・具体部分を切り分けて判断することができます。
また、要約することで全体の言いたいことを考えながら読む癖がつくので非常に良いです。
1つ目に「記述が大事」という話をしましたが、記述というのは「解くのを磨く」、要約というのは「読む力を鍛える」というイメージになります。
オススメの参考書
ここで要約にオススメの参考書を紹介したいと思います!
『現代文読解力の開発講座』が一番良いです。
読み方のポイントを教えてくれる参考書で、2週目で完璧にできれば現代文を読む力が非常に上がります。
早稲田レベルになると『現代文を格闘する』もオススメです。
現代文の参考書の中でもかなり難しい部類に入り、時間はかかりますが現代文の実力の底上げに適しています。
『現代文と格闘する』や『開発講座』をやると前と比べて読めるようになっている自分に気づけるようになります。
そのため、入試の直前に『現代文と格闘する』をやるのは推奨できません。
少なくとも2~3ヶ月前にやるべきです。
抽象化する
3つ目は「抽象化する」です。
抽象化するというのは、解説を抽象化しようということになります。
どういうことかというと、この時期赤本を解いてくれているわけですが、その年に出題された文章の解説が載っています。
ただ、その解説を読むだけではなかなか成長できません。
なぜなら本番は違う文章が出るからです。
数学・理科・社会などと違って現代文の一番難しいところは覚えたことが通用しないということです。
そのため、既出の文章について詳しくなっても仕方ないので、抽象化という一歩先に行けるかどうかが鍵となります。
つまり、解答・解説を読んで理解した後に解答のプロセスをしっかり考えられるかが大事です!
例えば2021年早稲田大学商学部の現代文を解いたとして、文学に関する文章だったとします。
そして、問題を解いて間違えました。
解説を読むと、18行目にこのように書いてあるから「②が正解」と書いてありました。
そのときの受験生は「18行目に確かに書いてある・・・」などと思うと思いますが、これでは成長しません。
成長したいのであれば、18行目をしっかり見ると「傍線部と対比の関係にあるぞ!」、「この対比の関係に気づけていたらこの問題はしっかり取れたな」、「今後は傍線部を前後の関係はしっかり見よう!」というようにプロセスをしっかりと確認しましょう!
まずは全体像を掴むことが大事です。
私大入試は結論を読んで筆者の主張を理解して解き、間違いについては理由や解決法を一問一問考えましょう!
まとめ
今回は 現代文スランプ克服法 についての紹介でした!
ポイントをおさらいしましょう!
・マーク形式だとしても記述をやりましょう! ・文章を要約してみましょう! ・現代文の勉強の際には抽象化しましょう! |
これらのことを意識して勉強してみてください!
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