目次
はじめに
ブログをご覧のみなさんこんにちは!
JR奈良駅から徒歩5分、近鉄奈良駅から徒歩7分、武田塾JR奈良校 です!
今回のテーマは「【英語勉強法】リスニング対策として洋楽は効果がある?活用法を伝授!」です!
今の時期、共通テストのリスニング対策に取り組んでいる方も多いと思います。
しかし、受験生の中には高校の英語の授業を受けただけではリスニング力が十分に身についておらず「リスニングが無理すぎて何も聞こえません!」という方もいます。
そのような受験生が洋楽という音楽の力でリスニングを得意にすることは可能なのだろうかという、受験生にとってはとても気になるテーマについて今回はお話していきたいと思います。
今回の内容は武田塾の公式Youtubeチャンネルでもお話しているので、そちらもぜひ併せてごらんください!
洋楽は英語に興味を持つ為のフック
ここでまず、武田塾教務部英語課の課長の森田先生にお話を聞いてみると、「これは洋楽の聞き方によって分かれます。洋楽をただただ聞き流していて何の役にも立たなかったという人も多いです。」といいます。
このような人の多くは洋楽のメロディーは覚えているものの、何を言っているかを分かっておらず、口ずさむ程度で満足してしまっているのだと思います。
私は個人的には洋楽を聞くことはリスニングを得意にするために意味があるかなとは思っています。
意味があると考えるポイントは、いろいろな洋楽を聞くことによって「文法を学ぼう」「単語を覚えよう」となるという点よりも、洋楽を聞くことが英語を聞くことへのフックになるという点にあります。
洋楽はもちろん映画の音楽でもいいのですが、これらは単純に聞いていて楽しいと思います。
「この曲は歌詞がわからないけど楽しそうだな。」となると、英語を聞き取ることに対する負のイメージを払拭することができるのではないでしょうか。
例えば、K-POPが好きというところから韓国語の勉強に入る人も多いように、好きな曲や映画など好きなものがあるからこそ、その言語に対して興味を持つこともあります。
洋楽を有効な活用法
例えば、「Everything I want the world to be, is now coming true especially for me.」という文を訳すことができますか?
しっかり文法を見て考えてみるとwant to doの形や関係詞がかかっていたりcome trueが入っていたり、ever sinceが出てきたりなどいろいろな英語の重要事項が歌詞の中にあるのが分かりますね。
英語の文章を読んでいて「あの歌詞にあるやつだ」と思い出すことがあるかもしれません。
英文法や単語などが少しできるようになってから洋楽の歌詞を聞いてみると、参考書や問題集に乗っていた内容が出てきます。
そのような体験を通して「英語は実用できるんだな。」「アメリカの人は気持ちをこんな英語で表現するんだな」と思えるのは良いポイントです。
また、近年では「レミゼラブル」「ラ・ラ・ランド」などの作品が流行りましたが、このような作品は英語の歌を中心にストーリーが進んでいくものなので、音楽だけ切り取って聞いている人もいると思います。
また、ディズニーが好きな人も多いと思いますが、ディズニーの映画「美女と野獣」「アラジン」などにも英語の有名な曲は多いですよね。
例えば、アラジンの曲の一つA Whole New worldについては歌っている人も多いですし、街中でも流れているのを聞くことがあります。
音楽を聴く中で英語に触れることができるのは洋楽のみにとどまらず、邦楽のアーティストでも「ONE OK ROCK」などは英語の歌詞がとても多くなっています。
日本人歌手でも英語の歌詞を入れている方が多いと思うので、好きなアーティストがいる方はその歌詞の意味まで考えたり、「文法でいうとこうだな」ということを考える癖などがあったりすると、日常の中で英文法や英単語を気にする機会になるかなと思います。
洋楽を聴く際の注意点
洋楽を聴くだけでリスニングの成績が急激に上がったり、英検の問題を解けるようにはなりません!
洋楽を聴いて歌詞を学ぶという方法である程度英語の勉強のハードルを下げて英語への苦手意識をなくしたら、そこから実際に英検3級・準2級の問題を解いてみたり、実践的な会話形式や問題形式の問題集に移っていく形、いわゆるリスニング対策に移っていくのが効果があるのではないかと思います。
洋楽はリスニングに効果があるのか
多少でもリスニングにプラスの効果があるかといいますと、森田先生曰く「多少でもその歌詞を理解しようとしているのなら効果はあるのではないか」といいます。
例えば、「I Don‘t Want to Miss a Thing」Iyricsと調べると歌詞が出てきます。
それこそ英検3級や準2級では洋楽の文法・単語レベルと大差ない内容しか出ないと思うので、英検3級や準2級のレベルがままならないという人は、ハードルを下げて洋楽の歌詞を学ぼうというのは良いと思います。
実際に効果があった先輩の話
2年ほど前にいた塾生でもともとリスニングが全然できずに「何も聞こえません」というような方がいて、共通テストでも20点も取れないという状態だったそうですが
①とりあえず洋楽を10曲くらい聞いて英語アレルギーをなくす ②英検3級・準2級・2級の予想問題をとにかく解く |
という手順を踏んで勉強した結果、共通テストで90点取ることができたそうです。
今回のまとめ
今回のテーマは「【英語勉強法】リスニング対策として洋楽は効果がある?活用法を伝授!」ということでお話ししました
洋楽を英語の勉強に役立てる場合には以下の点を意識しましょう。
・興味を持つフックにする ・歌詞の中の文法に注目する ・英語への苦手意識をなくすためにつかう |
しかし、洋画というのは英語の勉強への入り口のフックで洋楽を聞くだけでは共通テストのリスニングの点数があがったりはしないので、苦手意識払拭として使いましょう。
受験中は遊ぶタイミングもあまりなく、娯楽といえるものが少ないと思いますが、そのような中で洋楽という音楽が多少なりとも勉強と関係があるのは良いことだと思います。
ただ聞き流すだけでは成績は上がらないということを覚えておき有効に使っていきましょう!
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