目次
はじめに!
みなさんこんにちは!
JR奈良駅から徒歩5分、近鉄奈良駅から徒歩7分、武田塾JR奈良校 です!
今回は、年間計画の立て方 についてお話ししていこうと思います。
みなさんは、年間計画は立てられているでしょうか?
立てれていないという受験生はこの記事を読んで、しっかりと以下のポイント5点を抑えて、年間計画を立てましょう。
今回の記事では、武田塾の公式YouTubeチャンネルの動画を参考にしています。そちらも参考にしてみてください。
1つ目:逆算思考
受験生にとって逆算思考は当たり前のことと思われるかもしれませんが、実際には多くの受験生がこの重要な考え方を欠いています。
逆算思考とは、入試日を基準にして、そこから戻りながら計画を立てていく方法です。
入試日が既に決まっている以上、順番に必要なことをやっていくだけでは時間が足りず、受験に間に合いません。
積み上げ思考も重要ですが、逆算思考の方が大切です。
武田塾では、積み上げながら逆算を組み合わせて考えることを教えています。
しかし、逆算をしながら計画を立てないと、予定通りに進めることができません。
ここでは、具体例を用いて説明します。
今が3月の中頃で、共通テストが1月の中旬に行われる場合です。
つまり、10ヶ月の期間で共通テストに十分な成績を収めるための勉強をしなければなりません。
まず、逆算を考えてみましょう。
10ヶ月で10冊の参考書を終わらせる必要があるとします。
1冊を1ヶ月で終わらせるとして、毎月1冊のペースで進める必要があります。
残りの日数と割り算して、一ヶ月あたりにどれだけのページ数をこなせばいいかを計算しましょう。
この計画通りに進めれば、合格することができるという前提で話を進めます。
もし、1ヶ月経った時点で1冊目が終わっていなければ、黄色信号です。
つまり、計画通りに進めていないことになります。
逆算思考をしていなかったら、気がつくのが遅くなってしまい、春先になっても危機感が湧かないかもしれません。
ですから、必ず後ろから考えて計画を立てることが重要です。
逆算思考を持ちながら、入試までのスケジュールを立て、それに従って効果的に勉強を進めるようにしましょう。
逆算思考をすることで、入試までの時間を効果的に活用することができます。
計画通りに進めながら、進捗を確認し、必要な調整を行っていくことが大切です。
受験生の皆さんは、ぜひ逆算思考を取り入れて、効率的な勉強を実現しましょう。
2つ目:復習計画を立てる
復習計画を立てることは非常に重要なポイントの一つです。
一度勉強しただけでは短期的な記憶にとどまってしまうことが多いからです。
多くの受験生が、1回の復習で終わってしまっているというミスが見られます。
計画を立てる際には、一瞬で完璧に終わることを期待してしまいがちですが、実際にはほとんどの受験生が初回の勉強で穴がある状態であり、内容を忘れてしまっていることが多いのです。
そのため、繰り返しの復習も計画に組み込む必要があります。
例えば、武田塾では1週間の中で4日に2日のペースで、同じ範囲を3回復習するというルートを設計しています。
たとえば、英単語のシス単の場合、1200語まで学んだら一度折り返し、復習を行うという具体的な方法です。
忘れることを前提にしておかないと、計画が崩れる可能性が高くなります。
人間は忘れてしまう生き物であるため、復習をしなければならないことを想定して計画を立てる必要があります。
自分が忘れるタイミングや、この時期に抜けやすい文法なども考慮して、適切な計画を立てることが重要です。
例えば、一周だけで次の参考書に進むといった考え方では不十分です。
最初から理解が足りないとわかっているものについては、最初から丁寧に基礎を固める必要があります。
武田塾はどんなやり方?
武田塾では、内容の薄い参考書を大量にこなすよりも、基礎の参考書を繰り返し復習し、2周や3周して完璧にすることを重視しています。
復習計画を立てることで、一度学んだ知識を定着させるだけでなく、長期的な記憶に変えることができます。
自分の弱点や抜けがないかを確認しながら、復習を行うことで、受験に必要な知識や技能をより確実に身につけることができるのです。
効果的な復習計画を立て、繰り返しの学習を実践して、受験勉強の成果を最大限に引き出しましょう。
3つ目:過去問演習を計画に入れる
受験勉強において、過去問演習も計画に入れることは非常に重要です。
受験生によって見通しやゴールが異なることもありますが、参考書の終了だけでなく、過去問による演習期間もしっかりと確保する必要があります。
志望校や受験形式にもよりますが、過去問演習の期間は長ければ長いほど有益です。
例えば、私立大学を目指している場合、2月1日が入試のスタートであれば、過去問演習には3ヶ月間取るのが理想的です。
この期間を使って自分の足りない箇所を補強し、志望校の選択肢に対策を立てる時間を確保することが重要です。
そして、参考書の終了は10月末までに完了させる必要があります。
解かなければならない問題に対してはタイムリーに取り組むことが求められます。
早慶や国公立など志望校によって異なるものの、過去問に合わせた傾向の練習を行うためにも、適切な演習期間を確保することが成功の鍵となります。
実際に、しっかりと過去問演習を行っている受験生は、自分の受験結果を確実に向上させることができています。
国公立大学の場合は、共通テストの演習と二次試験の練習を両立する必要がありますので、より時間的に厳しい状況となります。
なので、共通テストの演習は10月頃から始めることをおすすめします。
少なくとも11月までにはスタートする必要があります。
参考書の計画もしっかりと立て、入試直前までに期限を設定しすぎないよう注意しましょう。
4つ目:遅れを考慮しろ
4つ目が、遅れを考慮に入れるということです。
受験勉強において、計画通りに進めることは容易ではありません。
計画を立てる段階から、遅れることも想定しておくことが重要です。
実際には、計画通りに進めることができる人は多くありません。
体調不良や部活動の忙しい時期、テストに専念したい時など、様々な要因で計画が崩れることもあります。
また、モチベーションが低下し、全く勉強が進まないという状況にも直面することがあります。
そのため、計画を立てる際には、いくつかの停滞ポイントを想定しておくことが重要です。
計画には余裕を持たせておくことで、何度かの停滞や遅れにも対応できます。
万一の場合に備えて、どの参考書や過去問演習を削るかなど、最終的な判断をする準備も必要です。
これらの決断は早いうちから考えておくべきです。
受験勉強では、計画の立て方だけでなく、柔軟性を持つことも重要です。
計画が完璧に進まなくても心配する必要はありません。
重要なのは、遅れや停滞があっても諦めずに取り組むことです。
計画の見直しや調整を行いながら、効果的な勉強を続けることが大切です。
5つ目:中期の目標を定めよう
受験勉強をする上で、中期の目標を設定することは非常に重要です。
例えば、いついつまでにある程度の範囲を終わらせるといった具体的な計画を立てることが一般的です。
ただし、この期間が長すぎると、長期のイメージになり、危機感を持ちにくくなるかもしれません。
計画を立てる際には、年間計画の観点から3ヶ月単位や2ヶ月単位での中期目標を設定することが望ましいです。
基本的に1ヶ月単位で中期目標を設けるようにすると危機感を持ちやすいです。
中期目標を設定することで、1ヶ月後までにどの程度進捗させる必要があるのか、期限を意識した計画を立てることができます。
ただし、計画通りに進まない場合もあります。
その際には、柔軟に計画を見直し、適宜調整する必要があります。
受験勉強は予測困難な面もありますので、迷走してしまった場合でも焦らずに対処することが重要です。
まとめ!
今回は、年間計画の立て方のポイント についてお話ししました。
お話ししたポイントは、5つで、
・逆算思考を意識した計画を立てる。 ・復習計画を立てる。 ・過去問演習計画を立てる。 ・遅れを考慮する。 ・中期目標を設定する。 |
以上のポイントが重要だとお話ししました。
ぜひ意識してこれから計画を立ててみてください。
最後に、武田塾JR奈良校では随時 無料受験相談 を行っています!
受験に関する悩みや疑問など、ぜひお気軽にご相談ください!
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