目次
はじめに!
ブログをご覧のみなさんこんにちは!
JR奈良駅から徒歩5分、近鉄奈良駅から徒歩7分、武田塾JR奈良校です!
早速ですが今回は、『2023武田塾参考書ルート・英語編』というテーマでお話させていただきます!
英語は大学受験において最も重要な科目と言っても過言ではありませんが、多くの受験生が苦手意識を持っていると思います。
そこで今回は、
・英語の受験勉強方法がわからない… ・長文を読んでもできるイメージが湧かない… |
とお悩みの方に向けて、英語の武田塾参考書ルートを徹底解説していきます。
この武田塾参考書ルートを使用することで、誰でも英語の成績を伸ばすことが可能になるので、英語が苦手だという方は是非参考にしてください!
英語の勉強を効率的なものにして、英語をぜひ得点源にしていきましょう!
今回の内容は武田塾の公式YouTubeチャンネルでも紹介していますので、是非合わせてご覧ください。
自分のレベルに合ったルート確認
まずは自分のレベルに合ったルートを確認していきましょう!
自分に合ったレベルのルートを選択しないと効率的な勉強は実現できません。
以下、各ルートの基準を紹介していくので、自分がどのルートから始めれば良いのか確認してみましょう!
①基礎徹底ルート
中学レベルから英語をやり直したい!という方は「基礎徹底ルート」に取り組んで順番に英語の基礎を積み重ねていきましょう。
このルートは入門向けなので、英語が嫌いな方でも大丈夫です!
②大学受験標準ルート・日大レベル
日大レベルのこちらのルートでは、本格的な受験対策に入り、単語と文法を覚える基礎固めが中心となります。
大学受験の基礎になりますので、軽視せずしっかりと完璧になるよう勉強しましょう。
③MARCHレベル・地方国公立レベル
日大レベルで大学受験の基礎固めが完了したら、次は「MARCHレベル」か「地方国公立レベル」のどちらかに別れます。
この2つのレベルに大きな違いはなく、基本的には同じです。
違いとしては記述の参考書があるかないかで、自分が私立大学に行くのか、国公立大学に行くのか確認して判断しましょう!
④早慶レベル・東大レベル
最終的には「早慶レベル」「東大レベル」で大学受験最難関の英語対策をしていく構成になります。
以上、各ルートとレベル別に軽くご紹介していきましたが、自分がどのルートから始めるか確認できましたか?
ここからは1つずつ詳しく紹介していくので是非参考にしてください!
基礎徹底ルート
まずは英語の基礎「基礎徹底ルート」の中身を公開していきます!
まずは中学レベルから
「基礎徹底ルート」で使う参考書はまずはこの2冊です。
・『システム英単語中学版改訂版』 ・『中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく』 |
ここでは完全に中学レベルの復習になります。
「いくら中学で英語が苦手だったからって、もう高校生なんです!大学受験の参考書をやりたいんです!」
・・・そんなこと言っている場合ではありません!
高校受験で英語が苦手だった人は、中学レベルの復習から始めましょう。
英語は基礎から積み重ねていく科目です!中学レベルが少しでも身についてない、と感じたら、背伸びせず着実と基礎から学習していきましょう!
このレベルにあまり時間を取られると余裕が無くなる可能性もあるので、参考書は『中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく』をオススメします。
こちらは中学3年間の内容が一冊にまとまっていて、コンパクトで勉強しやすい参考書になっています。
『中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく』では中学の英文法を復習し、『システム英単語中学版改訂版』では中学の単語を復習しましょう。
高校の基礎レベル
中学レベルの復習を終えたら、次は高校の基礎単語と基礎文法について理解していきましょう。
ここでは2冊の参考書を使います。
・『システム英単語ベーシック』 ・『大岩のいちばんはじめの英文法超基礎編』 |
この2冊を使って、基本単語、各文法項目をテーマごとに覚えていきましょう!
問題演習
基礎が身に付いたら、いよいよ問題演習です。
問題演習では
・『高校英文法基礎パターンドリル』 ・『高校英文読解をひとつひとつわかりやすく。』 |
を使います。
『高校英文法基礎パターンドリル』では日本語を見て英語に組み立てる訓練をしていきましょう。
このドリルは英作文の練習のためではなく、今までにみなさんが学んだ英文法の理解を深めて、使用できるようになる事が目的です。
これをひたすらやることで、英語の語順を理解する事ができます!
『高校英文読解をひとつひとつわかりやすく。』は逆で、英語から日本語に訳す訓練をひたすらやってもらいます。
1文1文訳す訓練をするので、今まで習った文法を使って長文を読むイメージを掴んでもらい、文法の重要性を理解してもらえる参考書となります。
ここまでやったら英語の基礎は完璧です!!
長文を読めるようになる基本的な英語力を身につけることができます。
日大レベル
そしてここから、大学受験の日大レベルにつながっていきます。
地方の私立大学や、大東亜帝国のような偏差値50以下の大学を目指す場合は、ここからいきなり長文の演習、追加で過去問演習に入っていただいても大丈夫です!
使う参考書としては、
・『英熟語ターゲット1000』 ・『こわくない英語 長文問題』 ・『英語長文レベル別 問題集3』 |
などが挙げられます。
大学受験標準ルート
ここからいよいよ本格的な大学受験勉強が始まります!
所謂みんながやるルートに入っていきます。
今の時点で英語の偏差値が50を超えている方はこちらから始めていただいても大丈夫です。
単語
まずは単語からです!
単語帳は
・『システム英単語』 ・『英単語ターゲット1900』 ・『必携英単語LEAP』 |
などを使用しましょう。
この3冊の共通点は、単語が頻出度順・レベル順に並んでいるというところです。
そのため、一度に全てを覚えようとせず、最初は基礎のレベルを抑えて、徐々にレベルを上げていくことができます。
繰り返し基礎を覚えることで、確固たる英語の基盤が形成されます。
熟語
単語の基礎のレベルが終わったら次は熟語に入っていきます。
熟語帳は以下の通りです。
・『速読英熟語』 ・『英熟語ターゲット1000』 |
熟語も単語同様に、基礎から覚えていきましょう。
受験期間を通して繰り返し確認することで最終的には完璧な暗記を目指しましょう。
英文法
次は英文法です。
まずは必ず!どんな人でも!『大岩のいちばんはじめの英文法超基礎編』をやっておきましょう!
『大岩のいちばんはじめの英文法超基礎編』は受験に必要な基礎的な英文法が非常にコンパクトかつわかりやすく説明されており、この一冊で英文法を理解することができます。
この参考書は、読んで「へ~、なるほど」で終わらせるだけでなく、読んで、しっかり理解して、何も見ずに説明できるまでやり込みましょう!
その後は『関正生の英文法ポラリス1』を通して、問題演習に取り組み、『大岩のいちばんはじめの英文法超基礎編』の力が身についているか確認しましょう!
ここで1つ注意点として、1問1問理由付きで答えられるようにしましょう。「なんとなく2番選んだら当たった」では全然ダメです。
英文解釈
最後に英文解釈を身につけることで長文を読む準備は完成です。
英文解釈は『大学入試肘井学の読解のための英文法が面白いほどわかる本必修編』がオススメです。
こちらの参考書を使ってSVOCを振ったり、訳したりする練習を参考書の指示に沿って進めていきましょう!
英文解釈ってそもそも何?
英文解釈は1文を正確に読む練習です。
長文は1文1文の集合体なので、長文を読めるようになるには前提として英文解釈の力が必要になります。
長文
ここまできて単語、熟語、文法、英文解釈を通し長文を読める力が身につきました。
長文で使う参考書は3冊、
・『関正生のTheRules英語長文問題集1』 ・『関正生のTheRules英語長文問題集2』 ・『関正生の英語長文ポラリス1』 |
です。これらは日東駒専・産近甲龍レベルの大学入試の基礎レベルです。
この時点で知識は揃っているはずなので、その知識を駆使して問題を解く練習を重ねましょう!
ですがここでつまずいてしまう人は、分からないところに戻る必要があるので、自分に何が足りていないか分析しましょう。
ここで、長文を勉強する上でやってほしいことが2つあります。
それは
①SVOC振り ②音声を聞いて、音読を最低10回 |
です。
では、それぞれ1つずつ解説していきます!
①SVOC振り
ルートに指定してある関先生の問題集には全文にSVOC・名詞・形容詞・副詞が書いてあります。
この通りに英文解釈が活かせるかを試して自分の実力を確認しましょう。
先ほども述べた通り、これから複雑な文を読む上で、英文解釈は確実に必須です。
この段階で基本的な英文解釈が身についているかチェックしましょう。
②音声を聞いて、音読を最低10回
英語は左から右に読むものです。
ですが、分子構文や後置修飾などで自然と右から読んでしまう人も多いのではないでしょうか?
これでは文章を読むスピードが遅くなってしまいます。
そのため音読を通して正しい英語の読み方を身につけましょう。
音読は左から右に読むため、正しい英語の読み方を意識することができます。
また発音も意識することができ、単語の記憶をより定着させることができます。
音読を繰り返すことで、英語の読み、単語を強化することができます。
英語の復習を雑にやってしまい、つまづいてしまったというケースが多く見受けられます。
この2点、やるのに時間はかかりますが、確実に英語力は成長していきますので是非やってみてくださいね。
MARCHレベル
ここからMARCHレベルになります!
単語
まずは単語からです。
・『システム英熟語』 ・『ターゲット1900』 ・『英単語LEAP』 |
この3冊の、1番最後の難単語を学んでいきましょう。
『システム英熟語』を基準にお話ししていきますと、1・2章は共通テスト・日大レベル、3章はMARCHレベル、4章は早慶レベルと言われています。
MARCHレベルに入ったら、早慶で戦っていくための準備として、4章の早慶レベルもやってほしいです。
MARCH志望の人でもやっておけば余裕も出るので、この段階でしっかり進めておくのがオススメです。
文法
文法に関しては、『Vintage』を引き続き学習していきましょう。
仕上げに時間がかかるので、徹底的にやっておきましょう。
長文
長文は難易度を上げた
・『関正生のTheRules英語長文問題集3』 ・『関正生の英語長文ポラリス2』 |
この2冊をやってほしいです。
勉強方法は先ほどと同じ、SVOC振りと、音声を聞きながらの音読10回です。
この2冊でMARCHレベルは完成します!
基本的に単語・文法・熟語の必要なことをやっていて、長文もしっかり演習していれば困ることはないです。
早慶レベル
ここからはいよいよ早慶レベルです!
MARCHと早慶の壁は大きいです。別物だと思っておきましょう。
偏差値以上の開きが入試の難易度に関してはあるので、早慶レベルではまず補強します!
今まで固めていた基礎をそれぞれランクアップさせていきましょう。
単語
『システム英熟語』で戦えなくはないですが、レベルが違うので念の為2冊目として『速読英単語 上級編』をやっておきましょう。
こちらは文章の中で英単語を覚える単語帳で、難関私大に出てくる単語が収録されています。
『でる順パス単 英検準1級』もレベル的にはいいと思いますが、4訂版と比べると5訂版のレベルが落ちてしまったというところがあります。
『速読英単語 上級編』は過去問でもなかなか出てこない難単語に、文章の中で触れることができます。
その要素も含め、『速読英単語 上級編』をオススメします!
英文解釈
今までは『肘井の読解のための英文法 必修編』を日大レベルで使って、習得した考え方を使ってMARCHレベルまで挑んできましたが、早慶レベルからは『ポレポレ英文解読プロセス50』を追加します!
「何行あるねん!」「何がどうなってるの!?」という難しい文章が50個載ってます!中にはライオンマークが付いた特に難しい問題もあります。
頭の動かし方を中心に解説していて、英文を理解するための過程が記載されてる参考書となります。
長文
ここまで来たら長文です!
・『関正生のTheRules英語長文問題集4』 ・『関正生の英語長文ポラリス3』 |
各シリーズの最高レベルを使っていきましょう!
参考書の進め方は今までと同じ、SVOC振りと、音声を聞きながらの音読10回です。
最終的には『改訂版 世界一わかりやすい慶應の英語 合格講座』『改訂版 世界一わかりやすい早稲田の英語 合格講座』という、早稲田・慶應の学部別に英語の問題の解き方のプロセスが記載されている『合格講座シリーズ』を使って自分の志望校のほうを使って勉強していただければと思います!
今回のまとめ!
今回は、『2023武田塾参考書ルート・英語編』というテーマでお話させていただきました!
英語が苦手な方でも、自分に合ったルートから始めて、単語・熟語・文法・長文の順に勉強していきましょう!
どこかでつまずいてしまったりしたら、基礎に戻り復習することも忘れないで下さいね。
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