Grüß Gott! Ich heiße 松井一尭, der Lehrer von Joyo Zweigshule.
受験生諸君、学習は進んでいるだろうか?
国立大学の後期入試もぼちぼち終了する3月、学年末考査が終了し春休みが目前に迫る3月、気温が10度代後半に達する日が増えて外出しやすくなる3月は、学習をひと休みしてどこかへ遊びに出かける算段をめぐらしてウヒョウヒョする浪人生、卒業生、新受験学年生が巷にあふれる季節であるが、周囲に流されることなく自分の将来を見据え、淡々と勉学に勤しむことが必要である。
さて、今回は武田塾講師の役割について考えてみる。3月も半分が過ぎ、そろそろ受験対策を睨んで学習塾や予備校の品定めを始めようと心積もりしている方もあるだろう。武田塾の学習観、武田塾講師の存在意義を知っていただき、参考にしてくだされば幸いである。
お急ぎの方は§5.結論を読んでいただければ幸いである。
§1.学校の授業時数が減ってしまった...
かつて「詰め込み教育」が問題となった。月曜から土曜まで授業があり、教わる内容も非常に多量であった学校は、「児童、生徒の個性を否定し、健全な発達を阻害する」と非難された。学習内容と授業時数が削減されることとなった。いわゆる「ゆとり教育」である。耳にしたことのある方もいるだろう。
学習内容を削減すること自体は必ずしも悪いものではない。
問題はもう一つの「授業時数削減」だ。学習内容が減って授業時数が減らなければ、ひとつひとつの学習内容に充てる時間が増えるため、授業内容を習得するのが容易になったであろうことは想像がつく。ところが、授業時数も減ったために、1回の授業当たりで習得せねばならない内容はあまり減らなかった。
その結果どうなったかというと、授業の負担がほとんど軽減されず、学校での学習内容と学習時間だけが減ることとなり、塾へ通うことでその埋め合わせをせねばならない状況となったのである。
§2.学習は演習である。
§1で採り上げた「学習時間」は、武田塾の学習観を理解するうえで重要である。武田塾の売り出し文句の一つに「日本初! 授業をしない。」がある。学習塾が授業を行わぬとはどういうことかと疑問に思うのも当然である。
仮に、学習内容の削減がなされたものの授業時数が減少しなかった場合を考えよう。内容が減って授業のコマが減らないのだから授業時数が余ることになる。余った時間で何をするか。問題演習である。授業で教授された内容を実践する演習こそ、実力をつけるうえで最重要なのである。
演習という学習形態は大変単純だ。問題に当たり、解答解説をよく理解し、解き直す。たったこれだけである。先生が何かを教え込む余地などほとんど必要ないことがお分かりいただけるだろう。
武田塾は、この「演習」という方式を重要視しているのである。独りで行う「演習」に、教え込む人=先生はそれほど重要ではなく、授業の必要もないのである。
§3.実は先生の話を聞いていない?
唐突だが、次の動画を視聴してほしい。
では問題。
問1. 動画の中で高田先生は、武田塾の特訓ではどのような指導をしていると説明していたか答えよ。
問2. 動画の中で高田先生が挙げた、参考書学習で陥りやすい過ちを2つ挙げている。それは何か。
問3. 動画の中で高田先生は、成績を上げる鍵は何であると述べているか。答えよ。
動画の内容をきちんと理解していれば、すらすら答えられるはずであるが、実際はどうであろうか。とりあえずそれっぽいことを言ってみたものの、途中で詰まってしまった方が多いのではないだろうか。それはつまり、動画を見ているにも関わらず高田先生の話を理解していない=聞いていないことになりはしないだろうか。
多くの中高生が、同様のことを学校の授業でも行ってしまっているのではないかというのが筆者の推測である。個別指導塾に視点を移して、教室内で授業を受けるのが自分一人になったとしても、人の話を実は聞けていない状況は変わらない。だから、個別指導塾で授業を受けても何も頭には残らないのである。
武田塾では、これを極めて無駄の多い学習法と考えている。だから授業はしないのだ。
§4.塾生は芸能人、武田塾講師はマネージャー
授業をしないのなら、なぜ武田塾の各校舎に講師がいるのであろうか。
武田塾講師の役割を考える際は、芸能人とマネージャーの関係を考えると納得しやすい。
武田塾においては、塾生が芸能人、講師がマネージャーに当たる。講師は、塾生の学習のスケジュールを調節したり、参考書の使い方や教科の勉強法などを塾生と話し合って確認したりする。芸能人がマネージャーとスケジュール調整をしたり、仕事の詳細について打ち合わせをしたり、どの仕事を選択するかを相談したりするのと同様である。
芸能人が売れるかどうかで最重要なのは、売れるために芸能人本人がどれだけ試行錯誤、創意工夫したか、マネージャーと決めた仕事にどれだけ懸命に取り組んだかである。この試行錯誤や創意工夫、一所懸命さは、マネージャーに指図されるものではない。芸能人自身が、自分がどうしたいかを考え、誰かに指示されずとも自分から試行錯誤、創意工夫し、仕事に取り組もうとするものなのだ。
武田塾に通って成功するかどうかも同様である。講師の助言を参考にしながら自分で試行錯誤、創意工夫を何度も繰り返し、自分に適した学習法を見つけること。講師に何とかしてもらおう、言われた通りやっておけば何とかなるだろうという考えでは、武田塾に通って成功する可能性は低い。
武田塾に入る前に、自分で何とかしようという気持ちを持ってほしい。売れない芸能人になってはいけない。
§5.結論
武田塾が授業を行わない理由は、独りで演習している時(独習時)に実力がつく点、授業中に実は先生の話を聞けていないがために何を教わっても頭に残らない点にあった。
武田塾における講師の役割は、芸能人にとってのマネージャーのようなものである。自分から積極的に試行錯誤、創意工夫をしながら自学自習に邁進する塾生を手伝うわけだ。「自力で何とかしよう」「何が何でも自分の力で志望校に行くんだ!」という強い情熱を持つことが重要である。スケジューリングや勉強法はよく分からないが、やる気だけはあるような方なら、想像以上の成果をあげることも夢ではない。
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