こんにちは!
武田塾城陽校の藤原です。
9月に入り、少しずつ入試本番が近づいてきていますね。
中3生、高3・既卒生であれば、そろそろ受験が迫ってきて勉強しないとな~と焦る人が増えてくる時期でもあります。
受験生でなくても、国公立大学や難関大・難関高校など、現時点からは高いレベルへと進学を目指す方であれば、早め早めの対策が必要ですから、今のうちから危機感を持って準備を進めてもらいたいところです。
ところで、入試に向けて焦りを感じたり悩んだりするのは生徒のみなさんだけでしょうか?いいえ、入試を控えるお子様を支える保護者の方も例外なく心配なこと、頭を悩ませることがあるはずです。
受験相談でも、
「子供が全然勉強しないのでどうすればいいでしょうか?」
「勉強しろと言っても一向に机に向かう気配がありません」
といった悩みを抱える方がとても多いと感じています。
ということで今回は悩める保護者の方向けに、
「子供に勉強させるにはどうすればいいの?」
「受かる生徒の保護者はどう対応しているのか?」
これらを趣旨にまとめていきたいと思います!
①親が言っても聞かない理由
②受かるご家庭の特徴
(実は勉強しろといっていない)
③でも、言いたくなる!どうすれば?
→武田塾に言わせてください!言いたいことがあったら塾に伝えてください。
(1)親が勉強しなさいと言っても聞かない理由
私自身、受験相談で
「いくら言い聞かせてもなかなか子供が勉強しないんです」
という声をたくさん聞かせて頂いております。
子供のことを心配してつい「勉強しなさい」と言ってしまう気持ちは、どんな親御様でも持ってしまう悩みです。
しかしながら、お子様が勉強しないのには何かしらの原因がございます。そしてそれらの原因のほとんどは、単に「勉強しなさい」と注意するだけでは解決しないものがほとんどなのです。
勉強しなさいと言うだけでは勉強するようにならない理由をいくつか紹介してみたいと思います。
理由①:何をどうすればいいのかわからない
勉強が苦手だったり、自分から進んでやらない子は、そもそも勉強のやり方をわかっていないケースが大変多いです。
数学が苦手なので何とかしないといけないことはわかっているものの、実際やるとなると何からやればいいかわからず、いつまで経ってもスタートできない状態です。
こういうケースの生徒様ですと、勉強のやる気自体はある子も一定数います。ですがやり方がわからないので結局後回しになってしまい、ズルズルと時間だけが過ぎてしまっています。
この場合、勉強のやる気を上げようとしても、やり方自体がわかっていないので行動に結びつきにくいです。
理由②:勉強する意味(目標)が見出せない
次に、勉強をして達成したい目標だったり、そもそも勉強に意味を見出せないお子様もたくさんおられます。
「どうして勉強なんてしないといけないの?」という気持ちです。
勉強して達成したい目標というのは、例えば行きたい高校や大学もそうですし、非受験生なら学年順位だとか、模試の偏差値なども目標になります。そういうことに価値や意味を感じられないお子様だと、勉強に対してどうしてもやる気が起きないという状況になりやすいです。
こういう場合、例え無理やり言って聞かせて勉強させたとしても、成績はほとんど変わらないケースが多いです。嫌々やらされる勉強には身が入りませんし、何より闇雲にする勉強で成果を出せるほど勉強は甘くないからです。
理由③:勉強ができる自信を失ってしまっている
3つ目は、やる気に近いですが、また少し違うケースです。
勉強ができるようになりたいし、その方がいいことは本人も重々わかっています。わかっているけど、自分がそれを達成できるイメージが湧かなかったり、自信が持てないため行動に移せずにいます。
この場合だと、勉強のやる気自体はあったりするのですが、すぐに挫折してしまったり、諦めてしまうことが多いです。
理由④:まだ大丈夫という慢心がある
最後に、これは特に非受験生に多いケースなのですが、「まだやらなくていいだろう」と考えているケースです。
例えば高3になってから受験勉強すればいいや、だったり、部活してるし今はまだいいだろうということで勉強に取り組まないことが多いです。
(2)受かるご家庭の特徴
さて、ここまでいくつかの「勉強をしないパターン」を紹介してきましたが、逆に早いうちからしっかり勉強したり、適度な危機感を持って十分な勉強量を確保し、志望校に合格される生徒様もいらっしゃいます。
そういう生徒様の親御様は、生徒様とどのように向き合っておられるのかを紹介していきます。
①勉強しろと言わない
実は、勉強を自分で進んでやる子の保護者様ほど、勉強をするように言う方は少ないです。
基本的に口を挟まず「静観」していらっしゃいます。
これは私の経験に基づく個人的な考えですが、勉強をする子もしない子も、「勉強が重要である」ことはほとんどの子が理解しておられます。
ですので、そこにわざわざ口を挟まなくても勉強する子は自分から勉強しています。
むしろ、繰り返し勉強するよう言われる方が勉強を毛嫌いするようになり、余計に勉強が嫌になることも少なくありません。子供のことを考えて言っているつもりが、返って勉強嫌いを促してしまう状況はぜひとも避けたいところですね。
②子供の自立を促す
2つ目に、子供の自立を促し、子供が自分の意志で勉強するようサポートに徹しています。
気になることがあれば塾の方に連絡を頂いており、保護者と子供のやりとりというよりは、保護者と塾のやりとりがメインになっていることが多いです。
そのおかげで、お子様は自分の勉強に集中できているというメリットもありますし、「自分で考えて進路を決めたり、勉強していかないといけない」という自覚が感じられるお子様が多い印象です。
③気になることは塾に相談
生徒が結果を出しやすい保護者の方のパターンとして、さきほども軽く触れた通り、何か気になることがあれば、子供に直接聞くのではなく、塾に直接聞いてくれる方が多いです。
例えば
最近の勉強時間はしっかり確保できているか
塾での勉強の姿勢はどうか
といったことを塾まで直接聞いてくださいます。
こうしたことを直接子供に聞いたとしても、
「ちゃんとやってるよ!」
と片付けられてしまうのが関の山かと思います。
ですので、そういったことは塾に聞いて頂いているのと、何かご要望などがあれば、塾から伝えるようお願いして下さいます。
「家では勉強しないので、塾に来て自習室で勉強するよう言ってもらえますか?」といった具合ですね。
(3)どうしても勉強しろと言いたくなる!どうすればいい??
成績が良く伸びている生徒様の保護者の方の関わり方についてまとめてきましたが、それでも「どうしても勉強しなさいと言いたくなってしまう」という方もたくさんいらっしゃると思います。
そういった場合の対処について最後にまとめます。
塾に通っている場合
もし今塾あるいは予備校に通っておられるのであれば、そこに相談するのが最も簡単で確実でしょう。
気になっていること、改善してほしいことなどあれば、お子様ではなく塾に相談してみましょう。
まともな塾なら、きちんと対応してくれるはずです。
武田塾城陽校では、基本的にお子様にお伝えすべきことはすべて講師あるいは校舎長の私から伝えさせていただいております。
仮に私から伝える場合、ただ闇雲に無理やり勉強させるのではなく、まずは「勉強しない理由」を日々のコミュニケーションから探ります。
勉強して成果が出る自信がないから勉強のやる気が起きないのか、それとも単純にまだスケジュール的に余裕だと思っているから身が入らないのか、といった先ほど説明した勉強をしない理由から絞っていきます。
もしスケジュール的に余裕だと思っていて勉強に身が入らないなら、武田塾のルートの説明をして今からもっと勉強しないといけない理由を納得してもらいます。
あるいは成績を上げるイメージが持てなくて勉強できないのであれば、ルート通りに参考書を完璧にしてもらえば成績は上げられることを伝え、実際に同じくらいの成績から逆転合格した先輩の例などを伝えたりします。
例え同じ内容を伝えるとしても、身内の方から伝えられるのと受験の専門家である第三者から伝えられるのとでは響き方も変わってきます。
塾での過ごし方や勉強で気になったことは基本的にすべて塾から生徒様へお伝えし、そのお伝えした内容を保護者の方へ共有させて頂くという形で連携しながら、最終目標の志望校に向けてサポートさせて頂いております。
塾に通っていない場合
塾に通っていない場合は、例えば学校に相談するという手もあります。定期的に面談があるでしょうし、急ぎであれば電話で伝えてみるのも良いかと思います。
また、それも難しい場合、ぜひ武田塾の受験相談を利用して頂ければと思っています。
受験相談では、もちろん受験生自身のお悩み解決も行っているのですが、同時に保護者の方の悩みの相談も承っております。受験勉強は決して子供一人でやるものではなく、保護者の方のサポートあってこそだからです。
武田塾の受験相談でよく聞かれる質問については、こちらでまとめていますのでよければご覧ください。
勉強の悩みを解決したい!
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武田塾城陽校では、無料受験相談を随時募集しています!
「正しい勉強法がわからない」
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などどんな些細な悩みでも、ぜひ受験相談にお越しください。
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