こんにちは。
武田塾城陽校の藤原です。
そろそろ夏休みに入る時期になりましたね!
夏休みは受験の天王山と言われるように、受験生にとって重要な時期がやってきました。この時期に、志望校について改めて考えなおしたり、色んな大学について調べてみたりする人も多いと思います。
そこで、
産近甲龍と日東駒専って何が違うんだろう?
産近甲龍で入りやすい学部ってあるのかな?
こういったことを考える人も少なくないと思います。
ということで今回は、
・産近甲龍と日東駒専の難易度の違い
・それぞれの穴場の学部学科
これらについてまとめていきたいと思います!
偏差値の比較
こちらは「みんなの大学情報」というサイトから引用してみました!気になった方はリンクからどうぞ!
https://www.minkou.jp/university/search/rk=9/
ではそれぞれ比べていきますが、すべての学部を比較するのは難しいので、文系は経済学部、理系は理工学部で比較してみました!
文系学部(経済学部)
京都産業大学
50.0
近畿大学
52.5~55.0
甲南大学
52.5
龍谷大学
50.0
日本大学
50.0~55.0
東洋大学
52.5~57.5
駒澤大学
52.5~55.0
専修大学
50.0~55.0
ということで、どの大学も基本的に50ちょっとのところが多いですね。
ただ、全体的に産近甲龍≦日東駒専といったところでしょうか。
理系学部(理工学部)
京都産業大学(情報理工学部)
50.0
近畿大学
47.5~52.5
甲南大学
47.5
龍谷大学(先端理工学部)
45.0~50.0
日本大学
45.0~55.0
東洋大学
45.0~52.5
駒澤大学
なし
専修大学
なし
ということで、理工学部についてはあまり差がなく、どこも50前後になるようです。
穴場の大学・学部
ではここから、偏差値から入りやすそうな大学・学部を探していきます。偏差値しか見ていないので入試形式などは考慮していませんのでご了承を。
文系学部
1位 日本大学 スポーツ科学部 偏差値40.0
2位 東洋大学 食環境学部 偏差値45.0~47.5
日本大学 国際県警学部 偏差値45.0~47.5
3位 駒澤大学 仏教学部 偏差値47.5
ということで、すべて日東駒専からの選出となりました。
ちなみに、産近甲龍で選出するなら、龍谷大学の文学部が偏差値40.0~55.0となっており、最低値自体は最も低くなっています。
理系学部
1位 日本大学 工学部 偏差値35.0~42.5
2位 日本大学 生産工学部 偏差値40.0~47.5
3位 近畿大学 生物理工学部 偏差値42.5~47.5
ということで、こちらは日本大学が上位2学部を占める結果となりましたね。
他サイトで調べても同じ結果になる?
さて、ここまでは偏差値というデータに絞って各大学を比較してきましたが、他サイトで見ても同じ結果になるのでしょうか?
ということで、大学受験パスナビ(旺文社)で同じ大学を調べてみました!
リンクはこちら:https://passnavi.evidus.com/
その結果は以下のようになります。
文系学部
1位 日本大学 スポーツ科学部 偏差値40.0→42.5~50.0
2位 東洋大学 食環境学部 偏差値45.0~47.5→45.0~47.5
日本大学 国際関係学部 偏差値45.0~47.5→45.0~52.5
3位 駒澤大学 仏教学部 偏差値47.5→47.5~50.0
理系学部
1位 日本大学 工学部 偏差値35.0~42.5→35.0~45.0
2位 日本大学 生産工学部 偏差値40.0~47.5→40.0~47.5
3位 近畿大学 生物理工学部 偏差値42.5~47.5→45.0~47.5
赤字が大学受験パスナビのデータです。
こう見ると、だいたい同じですが多少パスナビの方が高く出がちですね。ただ、順位に大きくは影響しなさそうです。
偏差値を考える時の注意点
今回は、大学学部の偏差値に焦点を絞って比較してきました。
志望校や受験校を考える時に偏差値は非常に重要ですが、いくつか注意点があります。以下で注意点を説明していきます。
①倍率によって毎年変動する
これまで見てきた偏差値は、「だいたい毎年これくらいだよね」くらいの曖昧な指標になります。
例えば毎年だいたい3倍くらいの倍率だったのに、今年に限って4倍になった場合、必然的に合格するのは難しくなりますから、難易度、つまり偏差値は上がります。
ですから、
法学部→偏差値50
経済学部→偏差値45
だったとしても、倍率の変動によって経済学部の方が合格が難しくなる場合があるということです。
②科目の得意・不得意よって受かりやすさは変わる
次に考慮すべきは科目の得意不得意です。
配点が大きい科目が得意であればより偏差値の高い大学・学部にチャレンジしやすくなりますし、逆に配点が大きい科目が苦手なら、偏差値が低めだったとしても難しいチャレンジになります。
分かりやすいように、私の体験談をしてみましょう。
私は受験生時代、京都大学の教育学部を受験して不合格になったのですが、実はより偏差値の高い法学部を受験していれば合格でした。
パスナビで調べたところ、
京都大学教育学部→偏差値65.0~67.5
京都大学法学部→偏差値67.5
ということで、ほぼ同じですがやや法学部の方が偏差値が高いです。偏差値だけを見れば「あ、教育学部の方が受かりやすいじゃん」ってなりますね。
ただ、それぞれ配点が少し違って、
教育学部→国語200/英語200/数学150/社会100
法学部→国語150/英語150/数学150/社会100
ということで、教育学部の方が国語と英語の配点が大きかったのです。
私は国語が大の苦手だったこともあり、
教育学部は合格最低点-4で不合格だったのですが、仮に法学部を受験していた場合、合格最低点+15で合格という結果だったのです。
ですので、こういった具合に科目の得意不得意および配点でかなり大きく変わってくるところがあるので、そこも考慮したいところですね。
③問題形式の相性で受かりやすさは変わる
最後に、問題形式によっても変わってきます。
例えば産近甲龍ではないですが同志社だと文法問題はほぼなく、語彙と読解問題が中心なので、読解が得意な人の方が受かりやすいです。
逆に京都産業大学などは文法問題をしっかり出してくるので、このあたりを狙う人はきちんと文法問題を対策して得意にしておかないといけません。
まとめ
今回は偏差値を指標として色々と考察してきましたが、偏差値だけでは測れない要素が多くあることが分かってもらえたかと思います。
今から志望校や受験校を考えるよって方は、配点や出題傾向なども考慮しながら、参考データとして偏差値を使ってもらえればと思います。
ちなみに、産近甲龍と日東駒専の文系科目の傾向と対策法については、下記の記事でまとめていますのでよければどうぞ!
https://www.takeda.tv/joyo/blog/post-195720/
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