浪人が決定してしまい、今までの受験勉強を否定された気持ちになり、この先どのように勉強していけば良いか悩んでいる人もいるでしょう。
そんな時にもう一度見直してほしいのが、スケジュール管理と勉強方法です。
今回は浪人生活を成功させるためにやるべきことと、もう一度見直すべき点を紹介していきます。
浪人生がもう一度見直すべき点
浪人が決定してしまったということは、今までの受験勉強に何かしらの間違いがあることが多いです。
その原因を追及しないまま、浪人生活を始めてしまうと再び同じ失敗を繰り返してしまう可能性が高くなります。
まずは、浪人生活を始める上で今までの受験勉強に改善すべき点がないのかを確認しましょう。
自分の実力を見直す
浪人が決定してしまったら、まずは自分の実力をしっかりと理解するようにしましょう。
浪人生は、合格まであと少しだった生徒と、完全に実力不足だった生徒の2種類に分けられます。
前者の場合、足りない部分を的確に補っていけば、間違いなく合格できるでしょう。しかし後者の場合は勉強へ取り組む姿勢や意識から変えていかなければなりません。
自分の実力をしっかりと理解出来ていない間は、浪人生としての一歩を踏み出すことが出来ないまま無駄な時間を過ごしてしまうことになります。
その勉強方法は自分に合っている?
受験生と言えば予備校や塾で集団授業を必死に受けている姿が想像できます。浪人が決定してしまった方も、その中の一人だったのではないでしょうか?
しかし、いくら大手予備校に通っても人から教わるだけの授業では、伸びしろに限界があります。
さらに予備校・塾に通っているという満足感から、自習が疎かになりがちです。
もし心当たりがある方は、まずはその勉強方法から見直す必要があります。
メリハリをつけていた?
勉強方法を確認するうえでもう1つ見直すべき点はメリハリを付けて勉強出来ていたかです。
長時間勉強していても眠気があったり、集中力が欠けていたりすると、勉強の効率は非常に悪くなります。
長時間だらだら勉強するよりも、勉強する時間を決め、短時間でも良いので集中してしっかりと勉強した方が効率的です。
勉強のスケジュールを決めずにだらだら勉強していた方は、その点も見直す必要があります。
基礎は整っているか?
浪人してしまう人は、応用問題や各大学ごとで出題される特徴的な問題の対策ばかりしてしまう傾向があります。
いくら応用問題や各大学ごとで出題される特徴的な問題の対策をしても、基礎が出来てなければなかなか点数に繋がりません。
基礎だからと分かったつもりになり、参考書でも応用問題ばかり解こうとしていませんでしたか?
浪人が決定してしまったら、まずはもう一度基礎が整っているのか見直してみましょう。
なぜ志望校に合格できなかったのか、その理由を自分なりに考えて対策していくことが重要なのです!
過去の失敗から生まれた武田塾
武田塾の指導が生まれた切っ掛けは、林元社長の失敗にあります。
林社長は進学校に入学したものの成績は下位であり、そもそもどうやって勉強したら良いのか分からずに思い悩んでいました。
それもそのはずで、学校の授業は内容をよく解説してくれるので理解は出来ますが、一番大切な「これをどう使うのか」を教えていません。
教えなくてはいけない内容は多く、解き方を教えて基本問題を解き、数問の応用問題だけに触れる程度で先へ進まなくては、指導要領を達成することができないので当然でしょう。
そのため授業で触れた内容について理解するには自主的に学習することが必須ですが、「勉強の仕方が分からない」生徒がそれを行うことが難しいのは火を見るよりも明らかです。
受験対策に関しても、高校の先生は「高校の授業内容を指導するプロ」であって、大学受験対策のプロではありません。
つまり「最新の入試傾向」は分からないし、実際の入試の様子などについてわかるわけがありません。高校の進路指導や受験対策で難関校に進学することが難しいのは当然だと言えます。
大手予備校に通っていたけど…
さらに林社長は大手予備校にも通っていましたが、高校の授業のフォローでも受験対策にしても、そもそも勉強の仕方が分からないために素晴らしい授業を受けていても暖簾に腕押し状態。
ハイレベルな授業についていけているのだから理解しているはずだと思い込み、成績が上がることはありません。
大体予備校というのは一定以上学力の土台があることを前提に進む訳ですし、さらに言えば理解するための十分に咀嚼するだけの時間は受験生にはありません。
どんどん次に進むので学校や予備校で使用するテキストも、完全に解ききる前に積まれていきます。
そもそも著者の違う参考書をいくつも同時並行することは、人によって解説や解き方が異なるのですからはっきり言って役に立つわけがありません。
そんな高校時代や浪人時代、予備校に通っていた時の林社長の苦い経験から、参考書を一冊ずつ完璧に仕上げるという学習方法は生まれました。
浪人生がやるべきこと
ここまで浪人生が見直すべきことを紹介してきましたが、具体的には浪人生活の中でどのようなことをすれば志望校に合格できると思いますか?
ここからは、浪人生活成功させるためにやるべきことを紹介していきます。
自分に合った勉強方法を探す
上でも紹介したように自分に合わない勉強方法で受験勉強を行っても大きな効果は得られません。
今まで予備校や塾へ通っていた生徒は、根本的にそのやり方が自分に合っていないかもしれません。
まずは時間がかかっても、自分に適した勉強方法を探すことが重要になります。
生活リズムを整える
高校生のうちは学校の授業があったので、嫌でも生活のリズムが保たれていました。
しかし、浪人生になると強制されるものがなくなり、生活リズムが乱れてしまう生徒が多いです。
生活リズムが乱れると体調を崩しやすく、勉強に集中出来ない時間が多くなります。そのため浪人生活の中でも生活リズムを整えていきましょう。
他にも睡眠時間が記憶の定着率に関係していたりと、生活リズムが勉強に与える影響は少なくないのです!
悔しさを忘れない
浪人が決まった時にその悔しさを忘れないようにすることは重要です。
今の気持ちやを紙に書いたり、スマートフォンにメモしていつでも思い出せるようにしておくと良いでしょう。
モチベーションが下がってきた時に、悔しい気持ちを思い出すことで、再び勉強しようという気持ちになれます。
浪人生はスケジュール管理が重要
ここまで、浪人生が見直すべき点とやるべきことを紹介してきましたが、浪人生活で最も重要になるのがスケジュール管理です。
浪人生にとってスケジュールを立てて勉強することは非常に効果的です。しかし、無理な計画や自分に甘すぎる計画は逆効果になります。
ここからはスケジュールを立てる時の注意点と理想のスケジュールを紹介していきます。
1年単位でスケジュールを立てる
1日をどのように使うか計画することで勉強の効率が良くなりますが、浪人生は1年間単位でスケジュールを立てておく必要があります。
例えば、4月~7月中旬までに基礎を完璧にする。7月下旬~11月までは本格的な実戦演習に取り組み、8月過ぎから始まる模試で志望校を合格するために必要な点数を取れるようにする。
そして12月からは共通テストの対策に集中する。といった風にいつまでに何をするかを決めておきましょう。
そうすることで、1日ごとの計画も立てやすくなり毎日効果的な受験勉強が出来るようになります。
浪人生の理想の1日
1日のスケジュールを立てるといっても、具体的にどのようなスケジュールを立てれば良いか理解している生徒は非常に少ないです。
大まかに1日の理想のスケジュールを紹介すると、7~9時に起床、12時までは得意分野の勉強、その後昼食をはさみ13時~18時まで集中力を必要とする教科のを中心に勉強、夕食を挟み20時~22時まで苦手教科の勉強22時~は自由時間という風になります。
またスケジュールとは別に、疲労感や眠気を感じた場合は適度な休憩を挟むようにすると良いでしょう。
自分ではスケジュールを上手く立てられない
理想のスケジュールを紹介しましたが、今までしてこなかったスケジュール管理を、いきなり自分で行っていくことに不安や抵抗がある生徒は多いです。
また、自分がどれくらいの時間勉強に集中していられるのか分からず、厳しすぎる計画や逆に甘すぎる計画を立ててしまう生徒もいます。
スケジュール管理1つで勉強の質が上がり、学力をぐっと伸ばすことができるので、上手くスケジュール管理ができるようにしましょう。
武田塾では、スケジュール管理が上手く出来ない方や、どのように勉強をしていけば良いか分からない方に受けて無料相談を行っていますよ!もちろん入塾予定がない方でも無料相談に来ていただければ、勉強プランやスケジュールを作成いたします!
まとめ
今回は浪人が決まった時に見直すべき点と、スケジュール管理の重要性について紹介してきましたがいかがでしたか?
浪人が決まってしまい焦る気持ちはあると思いますが、やるべきことを理解してしっかりと受験の対策を行っていけば、必ず志望校に合格できるはずです。
しっかりと自分の実力を理解して、計画的な勉強ができるようにしましょう。
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