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【思考停止ダメ!ゼッタイ!!】高3生2学期以降の定期テストの取り組み方【上越 大学受験 塾 個別指導】 

 

 

思考停止注意]

ようやく秋らしい気候になってきました、暑いのが大嫌いな講師の町です。

未だに半袖短パンです。

 

さて2学期もあっという間に1ヶ月が経とうとしていますが、そろそろ定期テストの時期ではないでしょうか。

これまでは、学校の成績を維持向上させるべく定期テスト対策をしてきたと思います(というよりは校内カーストや親からの圧力により渋々勉強せざるを得ない状況をすり抜けてきた、というのが真実でしょうか笑)。

でも、高3生の2学期は、大学受験を目指されている方は入試本番に向けてフルパワーで取り組んでいなければいけない時期です。

そんな中、高3の2学期も容赦無く、中間・期末テストが実施されます。

今までみたいに、定期試験期間中は受験勉強を緩めて、定期テスト対策に集中・・・でいいんでしょうか?

ここで論理的に考えてみましょう。

浪人生には定期テストはありません。今日も明日も、受験勉強に励んでいます。ただでさえ優位な浪人生との間が、ここで受験勉強を中断することでさらに開いてしまう・・・

 

では、

 

今後の定期テスト対策にはどのくらい時間を割くべきだと思いますか?

大学に受かりたい気持ちが強ければ強いほど、極力定期テストの対策に時間は割きたくないと思います。

だからと言って、定期テストを完全に無視しなければいけないというわけではありません

いずれ本番でも使う科目の場合は、自分の受験勉強に利用してやろうくらいの気持ちで望むのがベストです!時間配分で言えば全体の勉強時間の30%くらいでしょうか。

とは言え、

そろそろ過去問も何年分か解き始めている時期だと思いますが、ということは、新しい分野を学ぶことはもうないわけです。

したがって、通常の受験生であれば、これから定期テストで聞かれることは全てすでに学習した内容であるはずなのです。

そうだとすれば、定期テスト対策をしていないから定期テストで点がとれないというのは、そもそもあり得ないはずのです。

ただし、あり得る場合をいくつか紹介します。

・学校の定期テストが授業で扱った教科書の文章のマニアックな問題(しかも選択式ではなく記述式)

文章や問題を覚えていなければ時間内に解けるわけがない問題量

 

これらのパターンは、無視して大丈夫です。

これらは、学校での一定期間の学習内容を記憶しているかの確認を行っているに過ぎないからです。

あなたの大学受験に、これがなんの役に立ちますか?これは出題する学校の先生の自己満足に過ぎません

自分の授業を熱心に聞いてくれていたかをみたいだけなのです。

申し訳ないですが、とある学校のとある先生の一定期間内の授業内容を記憶していたとしても、大学受験を突破することはできません(ど正論)

大学合格を目指している方は大学入試を突破するために勉強しているのです

 

逆に、定期テストで、授業では扱っていない初見の問題が出される(と予告されている)場合は、実力チェックのいい機会ですから、日々の勉強の成果を存分に発揮できます。

この場合は、模試のつもりで受けるといいですね。

何が出てもいいように試験前に苦手な分野を復習して備える。

英数国なら日々の問題演習をやめないことです。

仮にそのようなタイプの定期テストで学年全体の平均より得点が低かった場合は、猛反省してください。

実力が足りていません。

範囲が決まっている理科社会系の科目は、全体を通した受験対策を継続しつつ、定期テストの範囲を重点的に復習するようにしましょう。

以上を考慮すると、定期テストのためだけに割く時間というのは実質的に全体の勉強時間の10%もないかもしれませんね。

 

では、自分の入試に必要でない科目の場合はどうすればいいか

理系受験の人にとっての社会科目や国語、文系受験の人にとっての理科科目や数学などです。

この場合は、最低限だけ押さえるようにしましょう。

それ以上は無駄な時間を費やさないことが大切です。

とはいえ、その判断基準はどうすればいいか。

まずは、学校の卒業要件を確認することです。

私が通っていた高校(おそらく自称進学校の部類)は、3科目までは欠点(いわゆる赤点)をとってしまっても卒業できる学校でした。

私は私立文系志望でしたので理系科目の授業中は内職をするか仮眠を取って放課後の勉強のために体力を温存していました。

したがって本当に授業を聞いていませんでした。

ノートも取っていなければ、配布プリントも空白のまま。ひどい有り様です。

「お前は絶対に早稲田には受からない」という先生もいました。受かりましたけどね(笑)

結果、数学2つと生物の計3科目は高3の1年間を通して赤点でした。

入試まで半年を切っている時期に、私文志望の大学受験生が、理系科目の勉強をする、ことほど無駄なことはありません。

確か、高校の卒業要件は高校3年間の平均で評価されるはずですが、私はきっちり3科目赤点で卒業したはずです。

それ以上は赤点取れないので、受験に使わないものの、現代社会は少し時間をとって勉強しました。笑

高2までは全科目なんとか赤点を回避する勉強をしていましたが、3年生の1年間で赤点に転落してしまったのでしょうね。どうでもいいです。そこは私の人生の中で大事ではありませんでしたから。

 

というわけで!

卒業要件を確認したら、次に、卒業するためにはどの科目で何点取らなければいけないのかを計算します。

そしてその計算を元に、定期テストにどれだけの時間を割くか配分していきます。

 

この時期ですと、英語や現代文(古典も?)はもう初見の実力問題がほとんどだと思います(上記の教師による自己満足系出題もあるかもしれませんが)。

ただ、語彙や知識系(英語なら単語熟語文法、国語なら古文単語・古典文法や文学史など)で出題範囲が明確な場合は、それらの復習をバッチリやっておきましょう入試対策の復習にもなります

社会系科目は当該分野の復習を多めにして、教科書を何回か読んで大きな流れや枠組みを復習する。理科系科目はこれに演習を加える

 

邪魔をする者の相手をしている時間も余裕もない

・ちなみに、これまで学校の成績で上位を張ってきた「優秀な」生徒さんの場合、変なプライドからその権威を守りたいと思うこともあるかもしれません。

はっきり言います、大学に受かりたいならそんなプライドはさっさと捨てましょう

・学校の勉強をおろそかにするなと、親がうるさい?ごまかしておきましょう。入試で結果を出せばいいのです(この記事の冒頭のように論理的な説明をするといいかもしれません。学校の勉強と大学入試は違うということ)。

・また、学校の先生から目をつけられるかもしれません。

そして彼らは「学校の授業を聞いてない/学校の勉強をしない/学校のテストで点が取れないやつは受験も失敗する」とか言い出すのです。これは無視して構いません

なんの根拠もありませんし因果関係も極めて低いです。

自分のこれまでやってきた大学入試対策の勉強と、その学力向上の推移を信じて、日々勉強に取り組んでください。

 

これからの時期、邪魔なものは排除していかなければいけません。

なぜなら時間は有限だからです。

必要のない模試、必要のない授業・宿題、夜更かし・寝坊、友人や家族の誘惑・・・。

何かを選べば何かを捨てなければいけないのです。

これはこれからの人生におけるあらゆる場面で出会うことになるでしょう。

志望校に合格して、自分の思い描く人生を送りたい!と思っているのであれば、

目先の定期テストに時間を取られないで、数ヶ月先の入試本番を見据えて、日々邁進していってください!

 

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