こんにちは、上越校講師の町です。
いやー、寒くなってきましたね〜。
この季節にまつわるもので、上越地方にはこんな言葉があります。
「妙高に3回雪が降ったら南葉山(なんばさん)に降り、南葉山に3回降ったら里に雪が降りてくる」
田舎らしい言葉だと思いませんか!?この感じ、僕は好きです。
今シーズンは校舎のある高田にはまだ雪が降りてきていないですが、先日、南葉山にも降り(おそらく今季2回目?)、
いよいよ里にも雪が降りてくると、街中では消雪パイプの点検など、準備態勢が整ってきています。
この地域の人は雪を嫌いますが、僕は雪街の風情が好きで、結構ワクワクしています。
漢字を間違えると恥ずかしい
ところで、南葉山で「なんばさん」と読むの??と思った方、いらっしゃるかもしれません。
耳で聞いたとき、関西出身ということもあってか僕は「難波山」と思っていました。
一方、道路標識などで「南葉高原キャンプ場」と見たときは「なんようこうげん」と読んでいました。
別々のものだと思っていたのですが同じ場所を指します。恥ずかしい!!
人に話していなかったのでまだ良かったですが、地元の人と話していてそんな勘違いしていたなんてことが知れたら赤っ恥をかいてしまうところでした。
地名って難しいですね。
地名でいうと、僕は、校舎のある新潟県と、お隣長野県の地名、どちらも読み方がとても難しいと思うのです。
ですが、難しさの次元が違うということに気づいたのです。
どういうことかと言いますと、、、
長野県だと、例えば「泰阜村」「小県郡」「千曲市」「麻績村」など、何を足がかりに読めばいいかわからないのです。ちなみに正解は「やすおかむら」「ちいさがたぐん」「ちくまし」「おみむら」です。
どれも常用漢字の知識では読めません。入試問題で言うところの「捨て問題」に該当しますね。笑
一方、新潟県ではこのような事例があまりないんです。せいぜい「糸魚川(いといがわ)」「頸城(くびき)」くらいでしょうか。
ただ、もう少し細かいエリアの地名になると違う難しさがあります。
「中田原」「栗沢」「上柿野」「真砂」「東城」「北方」などなど。
これらの読みはそれぞれ、「なかだはら」「くりざわ」「かみがきの」「まなご」「ひがししろ」「きたがた(市内の別地域に「きたかた」と言う場所もある)」となります。長野県の例だともうお手上げでしたが、こちらの読み、確かに読めない!けど、なんとなくわかる。一見読めそうだけど間違わせる、いやらしい地名。「そっちかい!!」ってツッコミを入れやすいです。笑
以上、雑学コーナーでした。
漢字問題は確実に得点したい!
前置きが長くなってしまいました。
さて、皆さんは漢字、得意ですか?苦手ですか?
直接的には国語の試験の10点程度(共通テスト)ないし6点程度(私立)の出題なので、あまり意識してこなかったかもしれません。でも、
入試で漢字問題を落とすことほど、もったいないことはありません!!!!!!
覚えていれば取れる問題。知っていれば取れる問題。だって、現場で考えなくていいんですよ?(もちろん記憶の喚起という意味で考えることはありますが)、知っていれば2点ゲットできるんです。知っているか知らないかはそれまでの勉強の質だったり、得意不得意という部分が絡んできますが、残された時間、簡単に得点につながる知識問題、固めておきたいですよね!?
入試における1点がどれだけ人生を左右するか、わかりますよね!?!?
皆さんは上の事例における「そっちかい!!」レベルの漢字問題をたくさん解いてきているはずです。
地名の読みとは質が違います!(地名はもう180%覚えるしかない性質のもの)
入試問題には例えば、「カイコ」「ヘンキョウ」「ジュヨウ」「センイ」「ショウチョウ」「ヨウイ」「ソガイ」など、いわゆる同音異義語の出題が非常に多く見られます。日頃から読書や文章を読むことをしている方なら苦ではないかもしれませんが、そうでない方が大半だと思われるこのご時世(僕も人のこと言えませんが・・・)、どうすれば読み間違い、書き間違いをなくすことができるか。
また、「傍線部のカタカナを漢字に直したとき、同じ漢字を使うものを次から選べ」という、面倒な問題もあります。
時間がかかる上に、全部わからないと自信を持って回答できない(そんなことないものもありますが)、鬱陶しい問題です。
漢字問題を確実に得点するためのポイント
ズバリ、
言葉の意味を考える。
です。漢字問題を単なる漢字の知識問題として解かないことです。
例えば「カイコ」なら「解雇」「懐古」「回顧」「蚕」などの可能性があります。
文章中に出てくる言葉に対して問題を作成している場合が多いので、前後の文章から推測して絞ってください。
意味はそれぞれ、クビになる、懐かしむ、思い返す、虫と、全く異なります。
文章中で入る言葉はこのうち1つしかありません。なので、落ち着いて文章を読んで回答しましょう。
また、これらの熟語の一文字ずつを組み合わせて、例えば「懐雇」「解顧」などとしてしまうパターンもあります。
これも漢字の意味を考えましょう。解雇、ならば「クビにする」=「雇いを解く(解除する)」ということ。
顧みることを解くってちょっと何言ってるかわかりませんよね?笑
他にも、「おさめる」「つとめる」「ついきゅう」など、超頻出の同音異義語は最終チェックを必ずしてください!
演習していて間違えた漢字は、その熟語を構成している漢字がどういう意味の文字なのかを分析してみてください。これは入試で初見の漢字問題が出た場合の応用力にもつながります!!!
応用力が必要な問題で得点できれば周りとの差をつけることができます(一歩リード!!!)
丸暗記しているという人でも必ず「言葉の意味を考える」ということをやっています。
残された時間が少なくなってきている今日この頃ではありますが、だからこそ、スルーしがちな基礎的な分野を固めることも頭の片隅にいれておいてくださいね。
では、風邪やインフルエンザに気をつけて、引き続き頑張っていきましょう!
大学受験というのは、やらなければならない勉強量は決まっています。
やらなければならない量を、計画してみてください。
受験勉強ははやく取り掛かるに越したことはありません。
大学受験を考えている高校1・2年生。
大学に行きたいんだけど、伸び悩んでいる高校3年生。
自宅で浪人生活を送っているけど、成績が思うように上がっていない既卒生。
正しい勉強方法を知り、自分の勉強の取り組み方を変えてみませんか?
昨年、上越校では
チェコ国立大学医学部
福島大学行政政策学類前期
岩手大学理工学部前期
東京農業大学
神奈川大学
等々に塾生が合格しました。
塾生数の分母は少ないですが、塾生はしっかりと力をつけていきました。
2020年度の上越校では、
センター試験リーディングリスニング共5割→模試リーディング76点リスニング82点(4月入塾既卒生)
第2回模試英語リーディング41点→第3回模試英語リーディング76点(4月入塾既卒生)
第2回模試英語リーディング50点→第3回模試英語リーディング72点(4月入塾既卒生)
第2回模試英語リーディング52点→第3回模試英語リーディング73点(1月入塾現役生)
第2回模試英語リーディング42点→第3回模試英語リーディング67点(3月入塾既卒生)
模試英語リスニング42点→第3回模試英語リスニング77点(4月入塾既卒生)
センター試験国語5割→模試国語137点(4月入塾既卒生)
第1回リスニング偏差値45→第2回リスニング偏差値66(1月入塾現役生)
6月模試英語42点→9月共通テスト模試68点(1月入塾現役生)
など武田塾の特訓を受け成績を上げています。
上越・妙高エリアの受験生が
勉強で悩むことなく
正しい勉強を知り、大学受験を通し、自信をつけ、
希望の進路を実現していけるようサポートしています。
武田塾に入らなくても、勉強の仕方など武田塾の勉強法を元にお伝えしています。
今まで真面目に授業を受けてきたのに成績が上がらなかった
勉強のペース管理をしてもらいたい 何から勉強すればわからない
上越校ではカリキュラムや勉強の進め方など受験の相談について、アドバイスしております。
近隣にお住まいの方はぜひお気軽にお越しください。