みなさんこんにちは
自由が丘校 田山です。
2021年入試より共通テストが始まり
様々な大学で入試改革が起こりましたね。
関東圏の有名大学のなかでも話題になったのが
立教大学ではないでしょうか。
今回、武田塾の英語課長の森田先生が
立教大学入試課にインタビューに
訪れた様子をYOUTUBEにアップされて
いたので、改めて立教大学の入試について
まとめていきましょう。
目次 ※気になる項目をタップ! |
参考となる動画:https://youtu.be/lpeLjLNu9kE
立教大学入試改革
2020年度までの入試と、2021年からの
入試の変更点として大きく分けて以下の
2つが挙げられます。
①学部個別試験の廃止
②英語独自試験の廃止(文学部除く)
学部個別入試の廃止
私立大学の一般選抜は大きく分けて以下の
3パターンです
・学部個別入試
・全学部入試
・共通テスト利用入試(旧センター利用)
各大学、各学部は入試方式ごとに分けて
募集人数を設けています。
【学部個別入試】
ほぼ全ての大学、学部が実施しています。
各学部独自の試験を受け、学部(学科)内で
順位が付き、合否が出る。
いちばんポピュラーな入試方式です。
共通テストの点数を併用する場合もあります。
【全学部入試】
全学部で同じ試験内容の入試を受け、
その点数で1つもしくは複数の学部に
出願できる入試方式です。
もちろん試験科目は学部により変わりますが
例えば理学部志望で英数物で受験する子と
経営学部志望で英国社で受験する子がいたら、
英語は同じ試験内容になるのです。
あれ、じゃあ学部個別よりこっちの方が楽だ!
って思うかもしれませんが、この方式は募集人数が
少なくかつ上位の大学を志望する生徒が
滑り止めとして受けることも多いので、
合格自体かなり狭き門です。
【共通テスト利用入試】
共通テストの点数を使ってそのまま合否を
出す入試方式です。
大学での試験を受ける必要がないので、
もし共通テストで満点を取れていたら
マークミスでもない限り安泰ですね。
そして2021年入試で立教大学は
この最もポピュラーであった
学部個別入試を廃止しました。
その結果立教大学の一般選抜は
①全学部入試
②共通テスト利用入試
の2方式になりました。
※推薦等は除きます。
英語独自試験の廃止
文学部を除くすべての学部学科で、
英語の独自試験が廃止になりました。
これの代わりとして立教大学は
①共通テストの英語の点数
②英語外部試験のスコア(英検やTEAPなど)
のいずれかを英語の点数換算し
英語の点数として用いています。
今までは大学で独自の試験していましたが
英検等のスコアを用いることで、
より高得点を目指すことも可能になりました。
英検に関する記事もあるので
ぜひご参照ください。
【英検関連記事まとめ】 気になる記事をタップ! |
一般入試の概要
共通テスト利用方式については割愛し、
今回は一般入試について説明します。
入試要項等では一般入試という名称で
呼ばれることが多いですが、実際には
同一試験日に受ける科目については
学部学科を問わず同じ問題が出る
という点で、他の大学でいう全学部試験と
同一視されています。
こちらの表をご覧ください。
【point】
・同一日、同一科目の場合
全学部で同じ試験内容が出る。
・同じ学部学科を受けるづける場合は
チャンスが増える。
・英語の独自試験がなくなった
出願できる学部学科数
1試験日につき1つの学部(学科)
に出願が可能です。
これが他の大学の通常の全学部入試
との違いです。
そして各試験日で異なる学部学科に
出願してもOK、同じ学部学科を出願
し続けてもOKです。
※試験日程については下記参照
中央大学の場合、全学部入試(名称:統一入試)
は最大8つまで併願可能です。
1試験日につき1学部(学科)のみ出願可能
という点は、個別学部入試の名残のような
ものですね。
試験日程の見かた
まずはコチラの表をご覧ください。
※これは2021年入試の試験日です!!!
文系学部志望者(文学部除く)
【日本史/世界史 選択】
受験回数は最大4回です。
世界史が2月の6,8,12,13で
日本史が2月の8,9,12,13で
実施されました。
【政経/地理 選択】
受験回数は1回です。
政経は2/12、地理は2/8に
実施されました。
【数学選択】
受験回数は最大2回です。
なんとなく表の見方は
わかりましたか?
理学部志望者
最大2回受験が可能です。
表を見れば一目瞭然ですね。
英語の得点換算詳細
ここまでで大体どんな入試改革が
行われたのか、ざっくり理解できたと思います。
しかし1つ疑問が残る部分。
そう、英語の得点換算です。
共通テストの点数も使える。
外部試験のスコアも使える。
じゃあ何でどれくらいの点数
取らなきゃいけないの??????
これは2つの入試方式
①一般入試
②共通テスト利用入試
で変わるので、1つずつ説明します。
※文学部で実施される英語独自試験については
今回は割愛いたします。
2つの方式の共通点
・共通テスト、外部試験いずれも利用可能
・英検の級などで有利不利は出ない。
あくまでもスコアで換算する。
相違点:共通テスト利用入試の場合
社会や数学、国語や理科などの
科目はそのまま共通テストの点数を使います。
配点や必須科目は学部学科により異なるので要注意。
問題は英語です!
必須:共通テストの英語の点数
提出したら利用:外部試験のスコア
どちらにせよ共通テストは必ず受けなければ
ならないので、気をつけましょう。
では換算はコチラ!!
英検等外部入試のスコアも提出した場合は
共通テストの点数と外部入試のスコアのどちらか
高得点に換算される方を点数に採用されます。
要は
共通テストに合わせて外部試験の
スコアを換算しますよ。
ということです。
なので英検スコア2300の人と
2350の人は英語は同点扱いになります。
相違点:一般入試の場合
英語以外の科目については
立教大独自の試験が実施されます。
それでは英語の換算です。
提出したら利用:共通テストの英語の点数
提出したら利用:外部試験のスコア
上記のいずれかを提出する必要があります。
そして換算したとき高得点になる方を点数として
換算します。
そして前述した共通テスト利用入試の英語
との大きな違いは
満点が決められていない
という点です。詳しく言うと
出願した人たちの中で順位をつけ
点数化していく
という点数のつけ方です。
なので出願者の点数が集まらないと
点数換算をすることができないのです。
まとめるとこう
※おそらく、としている理由は共通テストが
とても難しく、共通満点が英検スコア2350を
取るより難しいと立教の入試センターの人が
判断した時に順位が変動しうるからです。
まあその可能性はかなり低いです。
ようはスコアが高ければ高いほど有利なので
外部試験のスコアも提出する場合がほとんどです。
まとめ
今回は情報量もなかなか多かったですが
ざっくりとでも伝わったでしょうか?
要点をまとめるならば、
「特に一般入試に関しては
スコアは高ければ高いほどいいので
出来るだけ英検等を受け続けましょう」
ということです。
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