こんにちは、武田塾自由が丘校 田山です。
今日は塾生含めいろんな学生さんから
ご質問頂く偏差値についてまとめていきます。
そもそも偏差値とは
意外と偏差値の算出方法ってしらない方も
多いと思います。
高校数学で習う算出方法を非常にざっくりですが
説明いたします!!
算出方法
偏差値={(得点ー平均点)/標準偏差}×10+50
の計算式で算出できます!
平均点と全く同じ点数を取れば
{}内は0となり偏差値は50になります!
平均点より高い点数を取れば50以上に、
低い点数をとれば50未満になる
これは多くの人がご存知だと思います。
標準偏差
標準偏差:データのばらつきを表す指標
だと思ってください!
標準偏差の出し方ももちろんあるのですが
長くなるので割愛いたします。
たとえば平均点が60点で同じだとしても
A(30点、40点、60点、80点、90点 )
B(40点、55点、60点、65点、80点)
だとB集団の方がバラつきは小さく、
高得点をとった時に
偏差値は高く出やすくなります。
ちなみに80点を取った場合
A集団の中では偏差値 約58.8
B集団の中では偏差値 約62.7
となります。
つまりどういうこと?
まとめると、偏差値とは標準を50として
"自分が集団のなかでどの位置にいるか“を
示す指標です。
平均点や自分の得点が同じでも、集団のデータの
バラつきによって数値が変わります。
偏差値60ってどれくらい凄い?
偏差値の出しかたがわかったところで
「で、結局どれくらい頭がいいの?」
という疑問が浮かびますよね。
ではざっくり見ていきましょう
偏差値70:上位2.3%(44人に1人)
偏差値65:上位6.7%(15人に1人)
偏差値60:上位15.9%(6人に1人)
偏差値55:上位30.9%(3人に1人)
偏差値50:上位50%(2人に1人)
偏差値45:上位62%(1.6人に1人)
あれ、意外とハードル高い?
ここまで見ていただけたらわかって
いただけたでしょう。
偏差値60って結構ハードルが高いんです。
「日東駒専は滑り止めで受かるとして
MARCHには絶対行きたいな~」
なんて思っている受験生の皆さん!
日東駒専も偏差値でいうと55前後で
受験生の上位30%に入っていないと厳しいのです!
高校の偏差値が50~55だとして
早慶をめざすならクラスで1~2位
MARCHを目指すなら5番以内くらいには
入ってないといけないということです。
今すぐ勉強を始めましょう!!
受験勉強は早くスタートして
得することはあっても損はありません!!
優先順位としては
文系:英語>国語≧社会
理系:数学≧英語>理科
どちらにせよ英語は大事です。
高1、高2生のみなさんは3年生になるまでに
下記英語の参考書を完璧にさせましょう
【システム英単語Basic】
標準版システム英単語(青)と内容が重複する
部分があります。1~350が中学レベルの単語、
351~1550が標準版の1~1200にあたる
高校レベルの単語になっています。
Basicを完璧にしていれば、共通テストレベルの
問題文で引っ掛かることはまあないと
考えて大丈夫です。
【大岩のいちばんはじめの英文法 超基礎文法編】
中学内容~高校基礎内容までをまとめた
文法参考書です。これは薄いので2~3週間で
1週できます。講義部分をしっかり読み込んで、
なんでこの答えになるのか?を
明確に答えられるようになりましょう。
参考書の使い方までご案内します
無料受験相談に来て下さった方には
校舎長自ら面談、および勉強計画のご提案から
参考書の使い方のレクチャーまでいたします。
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