ある日東駒の付属の高2の父兄の方から高2の息子になぜ内部進学でなくGMARCH以上を狙う必要があるかを説明してほしいと言われて少し調べていて気づいたことがありました。
それは「企業規模と給与との関連性」と「企業規模と大卒3年目の離職率との関連性」です。
最初の規模と給与の関連ですが、従業員100人以下の会社の平均年収は400万円に届いていませんが、5000人以上の場合は508万円となり、なんと一部上場企業の平均は672万円となっています。給与がすべてではありませんが、やはり規模が大きいほど給与が高くなります。ましてやフリーターと一部上場企業の生涯賃金を比較する5倍以上の差ができてきます。
次の離職率ですが、次の資料を見ていただくとわかるように頑張って就活しても意外とどんな規模の会社でも3年目の離職率は高いのですが、ただその差は歴然としています。なんと最大3倍ほどの差があります。
ではなぜGMARCH以上なのでしょうか。
実は一部上場企業の従業員数は全体の約7.5%です。大学進学率が約50%ですので、大卒の上位15%ぐらいにいれば一部上場企業に入れる確率が高くなると考えらえます。
では大卒の上位15%は偏差値で言うとどれぐらいなのかというほぼ偏差値60なのです。つまりGMARCH以上なのです。