こんにちは!武田塾神保町校(03-6261-3150)です!
もうすぐ夏が終わり、現役生の皆さんは二学期に入ろうとしている頃だと思います。
日大の段階突破テストをクリアし、MARCH志望でルートが順調に進んでいる子は、MARCHレベルの参考書や一度過去問に取り組んだものの、難易度がググっと上がってなかなか合格ラインには達せず苦戦しているかもしれません。
そこで今回は、なぜMARCHレベルに入ると多くの受験生は苦戦するのか?
日大レベルとは何が大きく変わってくるのか、英語をテーマに徹底比較、その対処法を解説していこうと思います!
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- 単語、熟語が難しくなる
- 長文の単語数が大幅に増える
- 設問の難易度が上がる
- MARCHレベルで苦戦する理由まとめ!
- 受験勉強何から始めればいいか悩んだら、武田塾神保町校で受験相談!
- 受験対策は武田塾神保町校にご相談ください!
単語、熟語が難しくなる
MARCHレベルでは、単語、熟語が一気に難しくなります。
なので、受験生はよくそういった難単語に対処するために、もう一つ難易度の高い単語帳に手をだしたりしますよね。
しかし個人的、客観的に見て、MARCHレベルの参考書ではそういった単語帳に取り組む必要はないと思っています。
MARCHレベルの英語になると、ターゲット1900やシステム英単語の約2000個の”見出し語”に加えて、それぞれの単語の”派生語”がたくさん出てきます。
安定して合格点を取るためにはこういった派生語をしっかりと”暗記”、もしくは見出し語からの”推測”をしっかりとしなければなりませんが、それよりも単語帳において、”もっと大切”なことがあります。
それは、単語帳を一冊”完璧に”仕上げるということです。
受験生の皆さんはやってるよ!!と言い返したくなると思いますが、果たして、本当に”完璧”に仕上がっていると自信を持って言えますか?
武田塾では、毎週に必ず英語の確認テストを行いますが、その合格基準は8割の正解です。
しかし、毎回、100個のテストに対して8割、つまりは80個のみの正答率であるならば、20個は覚えきれておらず、それを単語帳一冊(2000語)に換算すると、400語も覚えきれていないということになります。
確認テストを突破することだけを目標にしてしまっている人は、よくこの落とし穴に引っかかってしまい、自分ではある程度単語帳が完成していると思っていても、MARCHレベルに入るとわからない単語が多く苦戦してしまうなんてことがありがちです。
なので受験生の皆さんは、派生語やより難しい単語帳に手を出す前に、本当の意味で”単語帳を完璧にする”ということを意識して取り組むようにしてほしいです。
長文の単語数が増える
二つ目は、MARCHレベルでは、長文での単語の量が格段に多くなるからです。
その大学の大問の数や年度によって多少の差はありますが例を挙げると、
【日大レベル】
日本大学全学部N1 2021年の大問1の単語数が”582words”
駒澤大学全学部 2022年の大問1の単語数が”322words”
The Rules 2(日大レベルの参考書)の平均単語数が”約509words”
と多くても500wordsなのに対して、
【MARCHレベル】
青山学院大学文学部 2023年の大門1の単語数が"1339words"
中央大学商学部 2023年の大問1の単語数が”1046words”
The Rules 3(MARCHレベルの参考書)の平均単語数が”約728words”
と大幅に単語数の違いがみられます。
これに加えて前述の通り、そもそもの単語の語彙レベルもかなり上がっているので、難易度の差は歴然です。
この大幅な単語数の増加に対処するためにはやはり、
①英語を返り読みせずに文頭から訳す。
②英語を英語のまま理解する(すべて日本語に訳して理解しない)。
といった2つの技術が必要不可欠になってきます。
これらの力をつけるため、速読英熟語や長文の音読の繰り返しを徹底しましょう!
設問の難易度が上がる
三つめは、設問の難易度が上がるからです。
やはり、語彙レベルの上昇や単語数の大幅増加に目が行きがちですが、こちらも大きな問題です。
単語数の比較の際に用いた過去問と参考書を見てみると、その具体的な違いは主に3点。
1.単純に設問の選択肢の長さが増加。
2.設問がほぼ英語になる。
3.消去法を用いても選択肢を絞り切れない。
といった点があげられます。
これらの対策にはやはり、小手先のテクニックはなく、演習を重ねてこういった難易度の設問になれるのが一番効果的といえるでしょう。
何度も演習を繰り返すことで、設問を覚えきれず何度も読み返すことになってしまうことによる時間ロスも防げます。
MARCHレベルで急に苦戦する理由まとめ!
今回は、MARCHレベルで苦戦する理由についてお話してきました。
まとめると、
・単語、熟語がより難しくなる。
・長文の単語数が増える。
・設問の難易度が上がる。
といったものがありました。
受験生の皆さんは、MARCHレベルの参考書に苦戦しているからといって諦めず、これらに対する対処法を参考にして攻略していきましょう!
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