【大学受験】高校１・２年生がやるべき化学の勉強法を紹介！

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夏休みも終わりが近づいてきましたね。

受験生の皆さんは充実した夏休みを送れましたでしょうか？

さて、本日は高校１・２年生の受験生に向け、理系入試には多くの人が利用する、化学の勉強法についてお話していこうと思います。

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詳しいお話の前に…

高校１年生の受験生の方だと、まだご自身の進路を決定していない方も多いと思います。

一方、高校２年生になると学校での選択教科の都合などで、

自身が受験で利用する科目や学部は細かく決めている方が多いです。

そのため、本日は

・まだ受験科目を決定していない高校１年生

・受験科目として化学を選択した高校２年生

と、対象を二つに分け、それぞれの化学の学習法についてお話していこうと思います。

化学とは？

勉強法のお話の前に、化学という教科について大まかに説明していこうと思います。

まず、化学は以下の３分野に分けることが出来ます。

・理論化学

・無機化学

・有機化学

化学を学習する中で最も時間が掛かるのが理論化学です。

高校１年生で全員が学習する化学基礎は、この理論化学の一部を学習している形になります。

高校から化学の学習を始めた学生さんは、理論化学の授業終了が大体高校２年生の中盤程であることが多いです。

理論化学が終了すると次は、残りの１年間をかけ、

無機・有機化学の学習に入る、という形で化学の学習が進んでいきます。

各分野の特徴としては、

理論化学：化学を理解する上で非常に重要な知識・原理の学習　計算・暗記メイン

無機化学：無機化合物などを対象とした暗記がメイン

有機化学：有機化合物を対象とし、構造式を決定する問題が多い　演習量メイン

のようになっています。

1つ重要なこととして、化学を学習する上では必ず理論化学の全ての分野について詳しく学習し、

理解をしていなければならないということです。

いくら無機と有機を学習しても、理論化学を理解できていないと

根本からの理解が難しいからです。

化学の学習のうち、多くの時間を理論化学に割く必要があるのも頷けますよね。

ではいよいよ、学習法についてのお話に入っていきましょう。

化学の学習法

化学の学習法に関しては前述のとおり、

その学年によって学習する範囲が変わってくるため、

学年別でお話していこうと思います。

高校１年生の場合

高校１年生は、基本的には化学基礎を学習する形になっていると思います。

化学基礎はこれ以降で学習する化学分野の理解に必要不可欠になっていくため、

全ての範囲をしっかりと理解していかなければなりません。

これは文系選択をする受験生にとっても同様で、

国立文系に進む場合には共通テストに置いて化学基礎を受験する場合があるため、

学習を疎かにしてはなりません。

そんな化学基礎の学習のなかでも、受験生が一番苦労するのは

化学反応式と物質量の理解

です。

これらの何が難しいかと言えば、おそらく原因の９割が

「見たことのない記号だらけの式がたくさんある…」

といった先入観でしょう。

実際、化学反応式と物質量の原理については、難しいものではありません。

もし難しいと感じるのであれば、先入観を持っているか、あるいは

「周期表・原子の構造についてを理解できてない」

のいずれかです。

前者の場合には、本屋さんに行き、実際に様々な参考書を手に取った上で、もっとも分かりやすい、と思える参考書を購入してみましょう。

きっと想像以上に簡単に理解することが出来ると思います。

そして後者の場合には、学習範囲をさかのぼり、

もう一度最初からじっくりと化学基礎の復習をしていきましょう。

きっと分からないところがどこかで出てくるはずですから、学校の先生に質問していきましょう。

化学基礎は難しい教科ではありません。

コツコツと理解をしていければ、必ず全ての範囲を理解し、覚え、演習していくことが出来るはずです。

理解をしっかりと行った後は必ず演習問題集を使いながら、知識を定着させていってください。

高校２年生の場合

次に高校２年生の場合についてお話していこうと思います。

高校２年生で化学を学習している人の多くは理系受験生だと思います。

理系受験生は、前にもお話しましたが

理論化学

の理解が最も重要です。

ぶっちゃけ、無機・有機は後回しで大丈夫です。

それほど、理論化学の学習が重要だからです。

高校２年生のうちは、理論化学に重きをおいて学習していきましょう。

理論化学は特に暗記と計算のハイブリットな学習方法が必要なので、

まずは教科書でしっかりと原理を覚え、そのあとに問題集を解いて実践、

とけなかったところは解説と教科書をじっくりと読み、再度解いていく

このサイクルをくりかえして学習していきましょう。

まとめ

本日は高校１・２年生の受験生に向けた、化学の学習方法についてお話してきました。

まとめると、

・化学の３分野は関連性があり、特に理論化学の理解が必要

・高校１年生は化学基礎の学習→全範囲満遍なく学習する

・高校２年生は化学→理論をメインに学習

このように、化学は本当に理論が重要になってくるので、

積み重ねの学習ということを念頭に学習していくと良いでしょう。

化学以外の科目に関しても、他のブログで紹介しておりますので、

是非ご覧ください。

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