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「卒業後の進路はどうしよう？」
こんな風に不安を感じることって誰にでもありますよね。
大学への進学も、色々な疑問があって二の足を踏んでいる人がいるのではないでしょうか。
今日は通信制高校から大学へ行くという選択肢と、その為の大学受験対策について考えてみたいと思います。
「そもそも通信制高校から大学って受験できるの？」
「一般入試じゃなく学校推薦型選抜や総合型選抜（旧AO入試）で受験したいけど、通信制高校だと不利になるって本当かな……」
「やっぱり学力に自信がない」
卒業後の進路というのは、通信制高校でも全日制や定時制の高校でも、大切な人生のターニングポイントであることは間違いありません。
だからこそ、皆さんにたくさんの選択肢を持ってほしいと思います。
もしかしたら今日の決断は、皆さんが見る数年後の景色をガラリと変えているかもしれませんね。
そもそも通信制高校から大学って受験できるの？
まず一つ目の「そもそも通信制高校から大学って受験できるの？」という疑問ですが、もちろん通信制高校から大学へ進学することはできます。
日本の大学の受験資格は、高等学校卒業または高等学校卒業程度の学力が取得できていれば受験できるという、ある意味とてもフェアな資格基準です。
ただ令和元年の文部科学省「学校基本調査」によると、通信制高校から大学・短大への進学率は17.6％に留まっています。
全日制高校の大学進学率が56.5％となっており、現在も増加傾向にあることを考えると、数字の上ではやはり差を感じてしまいますね。
通信制高校を選択した理由は人それぞれだと思います。
「不登校を経験した」、「全日制より出席日数が少ないから」、「社会に出た後にもう一度学び直したかった」など、挙げればきりがないでしょう。
学び方や個人の生活スタイルが多様化するなかで、通信制高校を選ぶ人も増えています。
上記の学校基本調査からも、全日制や定時制高校の進学率は下がっているのに、通信制高校への進学率は上がっているのが見て取れます。
進学の理由が多岐にわたる通信制高校の性質上、入学時から大学進学を考えている人が少ないことも、進学率に差がある原因の一つかもしれませんね。
せっかく努力して手に入れた大学進学へのパスポート。
少しでも「大学に行ってみたいな」、そう思ったならチャレンジして欲しいです！
通信制高校生の学校推薦型選抜や総合型選抜（旧AO入試）
つぎに「一般入試じゃなく学校推薦型選抜や総合型選抜（旧AO入試）受験したいけど、通信制高校だと不利になるって本当かな……」という疑問に答えていきます。
結論からいえば「大丈夫。しかし対策は必要」でしょうか。
現在、公立私立大学における推薦・総合型選抜（旧AO入試）の入学者は実に４割を超えています。
推薦枠は学校によっても違いますが、学力以外の方法で大学進学への門戸が広がっているということですね。
学校推薦型選抜には公募推薦と指定校推薦があり、どちらも学校長から大学への推薦が必要となります。
大学側の出願条件を満たしていれば、誰でも、どの大学にでも出願できるのが公募推薦です。
指定校推薦は、在籍している高校を指定校としている大学に専願（1校のみ受験）し、合格率が高いという特徴もあります。
そのため合格した際には、必ず入学することが出願の条件です。
どちらの入試方法も、学内で一定以上の成績を収めていないと、学校からの推薦をもらうことが難しいので、日々の積み重ねが重要になります。
また仮に学校推薦型選抜で大学に落ちたとしても、一般選抜で受験に再チャレンジできることが大きなメリットと言えます。
学校の指定枠や、志望校の出願条件を調べてみて、可能性があるならトライしてみる価値がありそうですね。
皆さんは総合型選抜（旧AO入試）について、どんな印象を持っていますか？
「指定校推薦との違いがわからない」、そう考えている人も多いかもしれません。
確かに主な入試方法が書類審査と面接、小論文という共通点があります。
ここではいくつか違う点を挙げていきましょう。
一番の大きな違いは、総合型選抜には学校長の推薦が必要ないことです。
大学側の出願条件さえ満たしていれば、併願も可能になります。
次に選考期間の長さも大きく違っています。
早いところだと８月半ばから出願受付を始める大学もあり、正直長いと感じますよね。
総合型選抜では大学側の「こんな学生に来てほしい（アドミッションポリシー）」を見定め、それをいかに面接でアピールできるかが重要になるのです。
一般選抜以外の学校推薦型選抜や総合型選抜が、入試に占める割合は年々高くなっています。
学力以外でも評価してもらえるのは嬉しいことですが、その分どんな入試対策が必要なのか、受験生だけで見きわめることは難しいでしょう。
学校や塾などの受験のノウハウを持った場所で相談し、受験する大学に合わせた対策を練ることが必要不可欠なのです。
やっぱり学力に自信がない
最後に「やっぱり学力に自信がない」そんなお悩みです。
もともと通信制高校の多くは、高校卒業の資格を取ることを目的に制度設計されています。
そうなるとカリキュラムを終了しても、大学進学のための学力を得るのが難しい場合もあるでしょう。
在籍している通信制高校に進学のためのサポートシステムがあるのなら、しっかりと活用しましょう！
受験するとなれば、学習面とメンタル面のケアが非常に大切になってきます。
もし学校のサポートが受けられないようなら、可能ならば塾や予備校に通ってみるのもおすすめです。
個々の状況に合わせてくれる個別指導を受けられたら心強いですね。
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学力の底上げはもちろん必須ですが、やはり受験というのはどのような入試方法でも、傾向を分析して対策することがとても大切になってきます。
時間もかかり根気が必要な受験勉強は、よく登山になぞらえて語られます。
毎年何十人もの受験生を送り出してきた学校や塾、予備校のノウハウの蓄積は、険しい山を登るときに助けてくれる、山岳ガイドのような存在でしょうか。
皆さんも大学受験という山を登ると決めたのなら、しっかりと準備して悔いのないチャレンジをしてください。
困難な道もあるかもしれませんが、登りついた山頂にどんな眺望が広がっているのか楽しみですね！
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各大学の対策はどうすればいいのかお悩みの方はひとりで悩む前に受験のプロに相談してみましょう！
あなたの志望校に合格するにはどのような参考書を使い、どのように勉強を進めていけばいいのか丁寧にお話しさせていただきます！
阿部校舎長は逆転合格経験者であり、受験の知識、勉強の知識、参考書の知識も豊富ですので必ずあなたの勉強の役に立つこと間違いありません！
一人で来るのが不安であればお友達を誘ってきてもらっても大丈夫です！
ぜひ、受験相談を申し込んで一緒に逆転合格を目指しましょう！
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