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【理系勉強法】現役講師が伝える、理系受験生の夏の大学受験対策

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こんにちは!

武田塾神保町校です。

暑くなってきて、高校生の皆さんはそろそろ夏休みに入るころではないでしょうか。

今回は、受験生の最も大事な時期夏の過ごし方について、

現役講師の経験を含めて、お話していこうと思います。

 

講師自己紹介

まず、夏の過ごし方の前に、本日お話をする講師の紹介をさせて頂きます。

 

私は現在、武田塾で主に理系科目の指導を行っています。

大学三年生で、私立理系の医療系学部に通っており、受験でも理系科目を主に学習してきました。

今回は、私の受験時代のエピソード・経験を交えながら、

理系受験生の皆さんへ、夏の過ごし方についてお話させて頂こうと思っています。

 

 

受験生にとって、夏が一番の勝負時!

まず、具体的な夏の過ごし方をお話する前に、

受験生にとっての夏がどのようなものか、お話していこうと思います。

 

受験生の皆さんは、

「夏」

の間の学習が重要という話を良く聞くと思います。

その通り、受験生にとっての夏は、受験勉強において、最も重要な時期なのです。

その理由は主に3点あります。

 

現役生にとって、まとまった学習時間が取れる時期

現役生は、高校に通いながらの受験勉強のため、

ほとんどの人が夏までにまとまった学習時間を取ることが出来ません。

 

夏休み、という長期休暇で、初めて現役生はまとまった学習時間を取ることができます

そのため、今までは時間が無く、手を付けられなかった学習も出来るようになります。

特に、自分の苦手としている教科・分野の復習などを行う受験生は多いです。

 

また、現役生は夏休みが終わると、学校に通いながら、過去問などを解いていく、実戦的な学習に入る生徒が多くなります。

実戦的な学習は基礎・演習を固めた上で行わないと意味がありませんから、

やはり夏休みというのは基礎・演習を固める時期、という点でも重要になってくるんですね。

 

生活リズムをリセットできる時期

夏休み、というと1ヵ月程度の期間ですが、この時期に出来ることが学習以外の面でもう一つあります。

それが、タイトルにもある通り、

「生活リズムのリセット」

です。

 

多くの受験生の悩みを聞いているなかで、特に多い悩み相談は生活リズムがぐちゃぐちゃになってしまう、というような相談です。

特に、夜遅くまで学習して、昼過ぎに起きる、という受験生はかなり多いです。

 

しかし、実際の受験ではどうでしょうか。

多くの大学の入試は、朝8時や9時など、早い時間に開始します。

普段寝ている時間に入試を受けても、本来の力が発揮できるとは思いませんよね。

そのため、私がいつも言っているのは、

「早寝早起きの習慣を作る」

ということです。

普段遅寝遅起きをしている受験生が、生活リズムを変えていくには、ある程度の期間継続して、

体にリズムを叩きこむ必要があります。

これを行うのに最適な時期こそ、「夏休み」なのです

 

ここまでで、受験生の皆さんは夏休みがいかに重要か、わかりましたでしょうか?

 

夏休みの学習方法

ここでは、具体的な夏の学習方法について、理系教科ごとにお話していきます。

 

夏休みの学習〜数学編~

まず、学習を始める前に、現在の自分の学力を把握し、

志望校に合格するためにはどの分野をどのくらい、どのペースで学習していくかの計画を立てておきましょう。

数学を勉強していく上で大学入試問題に頻出かつ重要で難しい分野が

ベクトル・数列(数B)、微分積分(数Ⅱ・Ⅲ)になります。

またこれらの分野は他分野と混ざって出題されることも多い分野です。

この分野の学習には、

最初から時間がかかる前提でスケジュールを組んでおくことが重要です。

これから基礎固めを始める人は勉強時間が数IA<数ⅡB<数Ⅲになるようにすると良いと思います。

 

夏休み学習するべきことを決めたら、あとは学習方法です。

数学は、公式を理解するだけでなく、実際の問題で使えるようになるまで学習する必要があります。

つまり問題を多く解くことを意識して過ごしていきましょう。

 

この時に意識したいのが、時間です。

多くの問題解く時には、一問あたりに何分もかけていたら全然進みませんよね。

そのため、まず、解き始める時に解法が分からなかったら、3分考えてみましょう。

3分考えて分からなかったら、問題の解答を見て、読みます。

読んだ後は解答をノートに丸写しします。

これが出来たら、もう一度自分の力だけで同じ問題が解けるか試す。

このサイクルで学習していきましょう。

こうすることで、問題一問あたりにかかる時間をより少なく出来るのです。

 

夏休みの学習法〜理科編~

理科の学習でも、数学のように、まず自分の現在の成績を確認しましょう。

今回は特に、理系受験生のほとんどが選択する化学についてお話していきます。

 

化学の学習においては、理論・無機・有機と異なっています。

計算中心の理論化学は数学に非常に似ているため、

上記の数学の学習法と同じように学習していきましょう。

 

無機・有機化学では、暗記が中心となります。

この学習でオススメなのは、単語帳です。

英語の学習などでは、多くの単語帳が市販で売っていますが、化学の場合はあまり売っていないので、

自分のオリジナル単語帳を作成していきましょう。

 

 

現在では単語帳アプリなども出てきているため、そちらを活用しても良いと思います。

単語帳をつくることで、

「見覚えのあるもの」

を増やしていくイメージで学習していきましょう。

もちろん完全に全てを暗記することが理想ですが、有機などは特に覚えることが多い上、

化学式や構造式を書け、と言われることよりも、

化学式や構造式を示されたのちに、物質名を答えさせられる方が多いため、画像記憶が有効になるのです。

 

まとめ

理系大学生の夏休みの学習方法を中心にお話をしてきましたが、まとめると

 

数学の学習

→弱点中心に、多くの問題を解くイメージで

理科の学習

理論→数学と同じように

無機・有機→単語帳を作り、見覚えある単語を増やす

 

を意識して学習していきましょう。

また、冒頭にもお話した通り、夏休みは「生活リズムを整える」ことも意識していくと、

より充実した夏休みが送れるのではないでしょうか。

 

武田塾神保町校では、このように様々な科目の勉強法などを一人一人のペースに合わせて講師と一緒に考えていきます。

受験勉強が一人だと計画的にできない…

と悩んでる方は是非一度、武田塾にご相談ください!

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