（「https://nnn.ed.jp/news/blog/archives/3838.htmlから引用」）
N高等学校とS高お茶の水は、KADOKAWAとドワンゴがインターネットと通信制高校を利用して作った新しいオンライン高校です。
両校の総生徒数は22,267人です。
N高等学校とS高お茶の水では、多くの授業をオンラインで行っています。オンライン授業では、場所や時間に関係なく学習することができ、すべての生徒が一様に質の高い授業を受けることができます。
また、オンライン授業の問題点と言われていた「対話・コミュニケーション」の問題も、日々更新されるデジタル技術を活用することで解決しています。
これにより、言葉や文章を介さない「非言語コミュニケーション」や「コラボレーション」が可能となり、学生の学習意欲を向上させます。
当記事では、両校の偏差値と進学実績についてまとめています。
N高・S高とは
学力試験を行わないため偏差値という概念がなく、ICTなどの専門的な学習が可能で、次世代に活躍できる人材を育成することができます。
通学せずに自宅でオンライン学習ができ、授業料も高額ではありません。偏差値よりも技術の取得をメインとしている高校です。
親会社であるKADOKAWAやドワンゴの影響もあり、ドワンゴのプログラミングやKADOKAWAの文芸小説制作の授業など、オリジナルの授業を展開しているのが特徴です。
また、全日制高校よりも短い授業時間で卒業することも可能で、無駄なく質の高い学びを得たい生徒には最適です。
オンライン学習のメリットを生かし、生徒の特性や希望に合わせた独自のプログラムを多数開発しています。
また、N高・S高では、大学や専門学校への進学や技術職への就職を希望する生徒のために、丁寧な進路相談を行っています。
生徒の希望を理解し、インターネットやICTを活用したサポートを行っているので、心強い学校です。
同校の教育方針は「IT×グローバル社会を生き抜く総合力を身につけるために、さまざまなスキルや体験を提供する」ことであり
- 思考力
- 実践力
- 教養
これらの3要素を学ぶことに重点を置いています。
この教育方針のもと、生徒が自主的に学びたいことに取り組めるよう、「学びたいときに、学びたい場所で学べる」環境を整えています。
また、在学中に職場体験や留学など、将来につながる貴重な経験を積むことができ、結果として次世代を担う人材の育成に繋がっています。
多様な授業が受けられる
N高・S高では、必修科目に加え、大学受験のためのカリキュラムや、プログラミングやゲームクリエイターなどの専門分野の講義を実施しています。
また、Webデザインやイラストレーションなどのデザイン系の授業もあり、自分の得意な分野や興味のある分野に特化した学習が可能です。
授業は各業界で活躍する一流の講師陣が担当し、いつでもどこでも質の高い授業が受けられる。
このように多彩な授業が受けられることは、学生の可能性を広げ、多くの学生から高い評価を得ています。
また、受験勉強だけでなく、次の勉強に取り組めることも、多くの学生にとって魅力的なポイントとなっています。
コースについて
N高・S高では、ライフスタイルに合わせて4つのコースから自由に選択することができます。
通学の義務は年に5回の為、在宅勤務の方や自宅からほとんど出ない方でも受講することが可能です。
また、授業はオンラインで行われるため、外部の影響を受けずに自分のペースで学習することが可能です。
通学コース
通学コースは、自分のライフスタイルに合った学習スタイルを選択し、全国のキャンパスで学習するコースです。
アクティブラーニング方式で、幅広い技術や知識を身につけ、総合力を身につけることができます。
通学コースでは、週5日、3日、1日の中から通学日数を選ぶことができ、ライフスタイルに合わせた学習計画を立てることができます。
さらに、自由度の高い「アクティブラーナー」や難関大学対策ができる「専門専攻制度」など、目的に応じた科目が充実しています。
ネットコース
ネットコースには2つのタイプがあります。"プレミアム "と "スタンダード "があり、自分の将来につながる必修科目や課外講座を受講することができます。
ネットコースでは、時間の自由度が高く、効率よく高卒資格の取得を目指せます。
また、空いた時間に学びたいことを集中的に学べるので、得意な分野や興味のある分野の勉強を深めることができます。通学の義務は年に5回程度です。
さらに、大学進学やプログラミング、海外留学など、目標に合わせたさまざまなサポートをコーチが行うため、オンラインで深く学ぶことができます。
オンライン通学コース
オンライン通学コースは、自分のライフスタイルに合わせて学習スタイルや時間を選ぶことができます。
ICTツールを活用し、好きな場所からオンライン学習サイトに集まり、対面でのグループワークを繰り返しながら学習するスタイルです。
主体性・行動力・問題解決力の育成を目的に、オンラインと通学をハイブリッドしたコースです。
対面式のグループワークを通じて、多様な価値観を学び、豊かなコミュニケーション能力や協調性を身につけることができます。
また、アウトプット型のグループワークでは、他者の考えを知ることで視野を広げ、社会性を高め、個性と主体性を養うことができます。
通学プログラミングコース
通学型プログラミングコースは、問題解決型の自立したプログラマーを目指すコースです。
このコースは代々木キャンパスと江坂キャンパスで開講しており、コース生専用の部屋で必修の授業や制作を展開しています。
現役のエンジニアが授業のコーチとなり、企業の採用担当者の立場からキャリア支援も行っており、非常に有意義な講座となっています。
また、高等教育機関や企業がAO入試や就職活動で重視するポイントも熟知しているため、学生は安心して進路相談ができるメリットがあります。
N高・S高の進学実績
N高・S高では、国公立や有名私立大学にも合格者を輩出しています。
2021年度の実績では、
国公立
- 東京大学
- 京都大学
- 北海道大学
- 東北大学
- 東京工業大学
- 一橋大学
- 大阪大学
- 広島大学
- 九州大学
有名私立
- 早稲田
- 慶応
- 上理ICU
- GMARCH
- 関関同立
などです。
まとめ
N高・S高は没入感のある学習方法が人気を高めており、今後も入学者の増加が見込まれている高校です。
ネットとリアルを融合し、生徒にあわせた個別指導と進路相談も可能にしています。
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