みなさんこんにちは!武田塾神保町校です!
今回は、夏休みの勉強方法についてお話しします!
そろそろ期末試験、そして夏休みという人も多いのではないでしょうか?
ここまで受験勉強を頑張れた人も、少しスタートダッシュに乗り遅れてしまった人も、
夏休みで取り返してやるぞ!という意気込みはあるはずです。
そもそも、どうして「夏は受験の天王山」なのでしょうか?
直前期ではなく、なぜ今がとても重要なのでしょうか?
そんな夏休みの使い方について考えていきましょう!
夏休みの勉強はなぜ最重要視されるのか?
計画を自分で一から立てなくてはならない
学校がある期間は、学校の宿題や定期テストの勉強がありますから、
必要な勉強がある程度はっきりしています。
特に高3生に出される宿題は受験に直結しているものも多く、
学校の宿題さえこなしていれば受験勉強はばっちりだと自負する高校もあるくらいです。
しかし、大方の高校では高3の夏休みに宿題が出ません。
自分で組み立てて勉強をする必要があります。
逆に言えば、自分で適切な組み立てができないと、夏休みの1か月は無駄な時間になってしまうのです。
浪人生との差を詰めることができる最後の期間
浪人生は1日中受験に特化した勉強をすることができる一方で、
現役生はまだ習っていない単元があったり、受験に関係ない科目があったりと、
卒業のためにしなければいけない「受験に関係ないこと」は意外と多かったりします。
しかも今年や去年はコロナの影響で、学校の進度にも大きくばらつきがあります。
自分が今どの立ち位置にあるのかを、正確に把握しなければなりません。
浪人生は昨年に履修すべき内容をすべて履修しきっており、新しいインプットはほとんどありません。
つまり最初から演習問題にアタックできる人が多く、
1学期の間の勉強の濃密さが現役生とかなり違います。
しかし、この夏休みはそれらのようなハンデはありません!
自分で勉強計画を組み立てることによって、浪人生との学力差を小さくしていくことができます。
授業で範囲が終わっていない?
それなら、この夏で必要な範囲の履修を自力で済ましてしまえばよいのです。
最後に頼れるのは学校や先生ではなく自分ですから、自学自習を積極的に進めていく必要があります。
夏休みはその絶好の機会です!
夏休みの活用法①:受験に必要な範囲の履修終了
特に理系の皆さん!
数学Ⅲは学校で終わっていますか?
化学は有機分野まで進んでいますか?
中高一貫校でもない限り、数学Ⅲがこの時期に履修を終了しているということはなかなかありません。
(公立高校でこの時期に数Ⅲが終わっている学校はなかなか恵まれています)
現に私も高校時代は偏差値57~58くらいの公立進学校に通っていましたが、
そもそも数学Ⅲに入ったのが高3の4月からでしたから、この時期は微分にすら授業で触っていませんでした。
しかし、前述の通り今この時間も、ライバルである浪人生は数Ⅲの微分積分を使いこなすための演習問題を積んでいます。
学校の授業で扱うのを待っていては、どう考えても受験前に間に合いません!
夏休みの間に、教科書を最後までまずは1周させることを意識して計画を立てましょう。
数学についてメインで語りましたが、理科や社会でも同様です。
まだ習っていない範囲があるのなら、まずはそこの履修を自力で終了することを目標にしてください。
夏休みの活用法②:本番想定の時間で解く機会を作る
これも分かりやすいので理系の例を出しますが、
特に国公立2次試験では長時間問題を解き続けなければいけない分、
その時間をどのように使うかを試す機会が必要です。
東工大の数学の試験は3時間もあり、長時間の試験として有名ですね。
他のところも、理系数学であれば2時間という制限時間がオーソドックスではないでしょうか。
文系であっても、国語や英語の共通テストは80分ノンストップで解き続けなければいけません。
このように本番を想定した時間づくりというのは、なかなか学校がある期間だとできないものです。
学校の宿題などをこなしていると、どうしても2時間もまとまった時間なんて取れない!
ということがよくあると思います。
そこで夏休みという1日を自由に使える時間が真価を発揮します。
実際の受験を同じような状況を、自宅などに再現して過去問に挑戦することができるのです!
もちろんこのためには、受験に必要な範囲の勉強を終了していないといけません。
夏休みを待っている時間すらないのかもしれません。
夏休みの活用法③:しっかりと計画を立てる
①②を総合すると、計画立てがとても重要になってきます。
1か月近くある夏休み、どの段階でどこまでできている必要があるかを逆算して考えていきましょう。
例えば、おおよそすべての予備校で8月末あたりに共通テスト模試が予定されています。
ここに照準を合わせて勉強をするのであれば、遅くとも8月に入るまでには試験範囲の勉強を一通り触っている状態にしなければいけません。
そのために7月中に、未修範囲の予習を終了する必要があります。
もう7月に入りますから、この1か月は学校で習っていない予習を終わらせる期間ということになります。
学校の授業を待っている暇はありません。
1か月で未修範囲を終わらせるなんてできるの?であったり
自分だけでここまでやり切るのはきつい!
と思った人は、ぜひ武田塾の夏だけタケダをチェックしてみてください!
まとめ
まずは、受験に必要な範囲で手を付けていないところがあれば、
夏休みを待たずとも今すぐにでも自学自習で進めましょう!
自学自習で進めるのが厳しいという人は、
迷う前にまず行動です!
夏休みを預けても良いような塾に行き、今すぐに計画を立てに行ってください!
武田塾では、夏だけタケダで1か月分の計画立てをサポートできます!
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