目次
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はじめに
1. 大学ってどんなところ?
2. どうやったら大学に入れるの?
3. 国立と私立って何が違うの?
4. じゃあ共通テストって?
5. 入試科目は?
まとめ
さいごに
ー武田塾出雲校 人気ブログ!ー
はじめに
こんにちは!
武田塾出雲校 講師のIです。
前回は“文理選択”というテーマでした。
今回は新年度ということもあるので、
“そもそも大学受験ってどういう仕組み?”
という点についてお話していきたいと思います!
最初のうちは
「共通テストがどうのこうの・・・」とか
「選択科目がどうのこうの・・・」
とか言われても
何が何だかさっぱり分からないと思います。
塾や学校、先生などは
ついつい当たり前のように受験の話をしますが、
高校生にとってはまず大学のイメージがしづらいですし、
親御さんにとっても入試科目など
詳細なことに関しては
把握しきれていない部分があるかもしれません。
知っている人にとっては
既知の情報ばかりかもしれませんが、
将来を見据えた高校1,2年生や
最近大学進学を考え始めた人など
少しでも参考になる方がいれば幸いです!
1. 大学ってどんなところ?
まずそもそも大学とは
どういったところなのかというと
ひとことでいえば
専門的な学問を学ぶところです!
高校までの勉強を活かして
法学、経済学、工学、医学など、
自分の興味ある分野を専攻し
学びを深めていきます。
ただ、実態としてはそれ以外の側面も多いとは思います。
日本の大企業に入るためには
大卒資格が必須であることも多く
就職予備校と化しているとの批判もあります。
また、人生の夏休みとも揶揄されるように
高校までと比べると
自由にできる時間と金が多く
社会人になるまでの
モラトリアム期間として捉えられがちです。
どれも事実ではあると思うので
結局は自分次第だと思います。
「勉強できないから」
「進学する友人が少ないから」
「お金がもったいないから」
といった理由で大学に行かない判断はせずに
まずはよく調べた上で
大学生の自分をイメージしてみてください!
ただどうしても実際に入学してみないと
イメージしづらい部分が多いと思うので、
オープンキャンパスに足を運んでみたり、
先輩に話を聞いてみたりなどするとよいでしょう!
2. どうやったら大学に入れるの?
大学に入学する方法は、いくつかあります。
一般入試、推薦入試、AO入試、社会人入試、編入などです。
最近では大学側も多様な学生を獲得すべく、
様々な入試制度を準備しているところが多いです。
それでもやはり一般入試が最もメジャーな入試なので、
今回は一般入試についての説明をしていこうと思います!
おおまかな流れとして
①国公立大学と私立大学の違い
②共通テストと個別入試の違い
③入試科目
の3点について以下に簡単に解説していきます!
3. 国公立と私立って何が違うの?
まず両者の違いをざっくりと述べると、
国公立大学は国や都道府県、市町村が運営する大学で、
私立大学はそれ以外(学校法人など)が運営する大学です。
営利か否かの違いがあるので
研究や教育設備にも差が出ますが、
学生にとって最も大きな違いは学費だと思います。
国公立大学は現在
文系理系問わずどの学部も年間53万円ほどで、
私立大学は大学や学部によって異なりますが
年間100万円程度はかかるところが多い印象です。
そして入試についてですが
基本的には
国公立大学は共通テスト+大学ごとの個別試験
私立大学は個別試験のみ
と考えて頂ければシンプルかと思います。
国公立大学は共通テストが必須で
私立大学は共通テストが必ずしも必要ではない
感じですね!
また、国公立大学は基本的に
1~3校しか受けられませんが、
私立大学は受験料と日程の都合さえつけば
いくらでも受けることができます!
そのため、通常は志望校以外にも
滑り止めの私立を併願します。
4. じゃあ共通テストって?
1月中旬に、共通テストと呼ばれる試験があります。
毎年おおよそ50万人程度が受験します。
これは国公立大学を受験する人にとっては
1次試験のようなものです。
ここでどの程度点数を取れたかで、
個別試験(2次試験)での目標点が決まります。
前述したように国公立大学を受験しない人は
受けなくても大丈夫ですが、
大半の受験生は一応受けておく人が多いです!
というのも私立大学でも共通テスト型入試を
導入しているところが多いため、
もし共通テストで高得点を取れたならば、
個別試験を受けずともその時点で合格が決まるからです。
一方、個別試験は共通テストとは異なり、
各大学ごとに行われる試験のことです。
国公立大学の個別試験は2月後半にあり、
私立大学の個別試験は主に1月後半~2月頃にあります。
試験内容としては
共通テストはすべてマークシートの選択問題ですが、
個別試験では記述が課されることも多いです。
共通テストと個別試験では入試スタイルが異なるので、
志望校に応じた対策というのがとても大切になります!
5. 入試科目は?
大学入試の科目は、高校入試などと比べてたくさんあります。
以下に代表的なものを挙げてみます。
国語
現代文、古文、漢文
英語
リーディング、リスニング
数学
数学Ⅰ、数学A、数学Ⅱ、数学B、数学Ⅲ
理科
物理基礎、化学基礎、生物基礎、地学基礎
物理、化学、生物、地学
社会
日本史、世界史、地理、倫理・政治経済
倫理、政治経済、現代社会
その他
小論文、面接
英語以外の外国語、美術や音楽等の実技、簿記など
非常にたくさんありますね!
ただ、これらすべてを勉強するわけでは無く、
志望校の入試で必要なものだけを勉強していきます。
基本的には、
国公立文系は国、英、数1A、数2B、理科1科目(基礎は2科目),社会2科目の5教科7~8科目
私立文系は国、英、社の3教科
国公立理系は国、英、数1A、数2B、数3、理科2科目、社会1科目の5教科7~8科目
私立理系は英、数、理の3教科
といったパターンが多いかと思います。
こうして見ると国公立大学は
科目数が多くて大変に思えますが、
5教科7~8科目が必要なのは
共通テストまでで、
個別試験では
3教科程度で済むパターンが大半です。
まとめ
長くなったのでまとめます!
・大学は本来は専門的な学問を学ぶところ
・ただし自由度が高く、お金と時間をどう使うかは自分次第
・イメージしにくい場合はオープンキャンパスに行ってみよう
・多様な入試があるが、一般入試が最もスタンダード
・国公立大学よりも私立大学の方が学費が高い
・国公立大学は共通テスト+個別試験、私立大学は個別試験のみ
・国公立大学受験は1~3校まで、私立大学は複数受験可能
・共通テストは1月中旬でマークシート方式
・国公立大学の個別試験は2月後半
・私立大学の個別入試は主に1月後半~2月頃
・国公立は国、英、数、理、社の5教科7~8科目
・私立文系は国、英、社の3教科
・私立理系は英、数、理の3教科
さいごに
いかがでしたでしょうか?
情報だらけのように見えるかもしれませんが、
今回の内容はあくまで基本的な部分です。
大学ごとに入試制度が異なるので例外はたくさんあります。
入試によっては入試科目が0~2科目で済むものもあれば、
入試時期がもっと早くor遅く行われるもの、
同じ大学の学部でも配点が異なるものなど
調べていけば本当に多種多様です。
入試情報は大学受験において大きな武器になりますが、
いち受験生が調べつくすのは大変かもしれません。
(中には調べているうちに勉強がおろそかになっている人も…)
そういった方のためにも、
武田塾出雲校では
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