こんにちは！
武田塾出雲校 講師のIです！
今回は
「過去問研究の仕方」
について説明していこうと思います！
基礎固めの夏も終わり、
11月以降は実践的な問題に取り組む中で、
志望校の過去問に触れていく段階にも
本格的に入っていくと思います。
その際どのような点に注意すればよいのか
事前に学び、準備しておくことで、
「入試本番に向けたより効果的な過去問演習」
ができるようにしていきましょう！
入試制度は？
まず問題に入る前に、
改めて志望校の入試制度を確認しておきましょう。
近年の大学入試は受験生獲得に向けて
多様な入試制度を準備していることが多いです。
A方式B方式など、一見しただけでは内容がわからず
把握するのが面倒なこともありますが、
そのひと手間を惜しまずに
“自分の得意科目を活かせる制度”
が存在しないかどうか、確認してみてください。
また、入試制度によっては小論文が追加されるなど、
必要となる受験科目が変わる可能性もあるので、
その点についても十分にチェックしてください！
出題内容・出題形式は？
次に出題内容と出題形式を確認しましょう。
英語であれば
・長文問題の量や長さ
・長文問題で問われている内容
・独立した文法問題や会話問題の有無
・英作文の有無
などです！
一言に長文といっても、
・内容合致問題
・英文和訳問題
・文法問題
・単語・熟語問題
など、さまざまなパターンが存在します。
また標準的な読解系の英語の勉強に加え、
文法問題、会話問題、英作文、リスニングなど
追加で対策すべき問題があるかどうかも要確認です。
加えてマークと記述問題の割合や、
記号問題、穴埋め問題、並べ替え問題の有無など
どの大問でどのような問われ方がされているのかを
チェックしておきましょう！
問題レベルは？
問題レベルも大学ごとに大きく異なるので要注意です。
同じレベルの大学群でも
基礎的な問題を多く尋ねてくる大学もあれば、
やや取り組みにくい問題を問う大学もあります。
中には細かい知識や複雑な計算・発想の必要な
いわゆる“捨て問”も存在するので、
どこまでは正答を目指してどこまでは諦めるのか
という判断もできると望ましいです。
最初のうちは問題を見ても
その問題がどれほどのレベルなのか分からないと思うので、
学校の先生や塾の講師などに聞いてみるとよいでしょう。
時間配分は？
制限時間と問題量から逆算して、
各大問にかけられる時間を割り当ててみましょう。
その際見直しの時間のために、
5分ほど余裕を持った時間配分を設定できるとよいです。
時間配分についても大学ごとの差があるので、
素早く多くの問題を処理させる系の大学なのか
処理能力よりも深い思考力を求める大学なのか
考えるようにしてみてください。
また、設定した時間配分で問題が解けるのか、
過去問を用いて必ず確認するようにしてください。
うまく時間内に解けない場合には
その都度修正しましょう。
配点と合格最低点は？
配点は公開されていないことが多いので
おおよその点数配分を推測してください。
選択肢問題では配点が低く、記述問題では高い、
といったようなイメージです。
合格最低点はHPで公開されていることが多いです。
大半は合格平均点や合格最高点なども
一緒に公開されていますが、
まずは合格最低点を越えられるようにしましょう。
あまり点数が取れなかった、と思っても
問題レベルが高く時間配分のきつい大学では
合格最低点も当然下がるので気にしなくて大丈夫です。
ただ、正答率が5割を切っているようでは
基礎力がそもそも危うい可能性があるので、
これまで学んできた参考書の復習を検討しましょう。
意外な落とし穴「標準化」
成績標準化
というものをご存じでしょうか？
これは例えば入試科目に
日本史と世界史を選択できる場合に、
選択科目間で有利・不利が生じないように
採点後の得点を調整する仕組みです。
大学によっては合格最低点が
120点/200点満点（成績標準化後）
のように表示されていることがありますが、
これは“合格ライン6割”
を意味するわけではないので、
粗点では7割以上必要になる、といった場合もあるのです。
代表的な大学としては早稲田大学が挙げられます。
この情報を知らずに6割で合格できると思い込んで
不合格になる受験生がたくさんいます。
大学受験に情報が重要であることを示すよい例なので
受験する大学はしっかりとリサーチするようにしましょう。
さいごに
いかがでしたでしょうか？
現代はネット上に情報もあふれているので
過去問研究はひとりでもできますが、
そのために貴重な勉強時間が大きく割かれてしまいます。
学校の先生などを頼ることもできますが、
先生方も多忙な中で多数の生徒の面倒を見なければならず、
大学ごとの一般的な入試傾向を教えてくれる
程度にとどまってしまうこともあるでしょう。
武田塾出雲校では
それぞれの生徒の志望校の
過去問の内容から逆算し
各時期に勉強すべき内容を
具体的にアドバイスすることができます！
武田塾出雲校では
無料受験相談を実施しております。
受験に対する質の高い情報を提供することも
塾・予備校の大切な仕事のひとつなので、
志望校へ向けた勉強に不安・悩みのある方は
まずは一度、お気軽にお問い合わせください！
武田塾 出雲校
TEL 0853-25-7559
MAIL izumo@takeda.tv
(メールにてお問い合わせの場合は
件名に「資料請求」又は「無料受験相談」
等要件を打ち込んで頂き
本文に氏名、生徒の学年、住所、電話番号
をご記載下さい。)
出雲校2023年度大学入試合格体験記！
【武田塾出雲校 出雲市の個別指導塾・予備校】">
〒693-0003
島根県 出雲市 今市町 南本町 20番地１
内田興産第２ビル 2階
TEL 0853-25-7559
MAIL izumo@takeda.tv
URL https://www.takeda.tv/izumo
twitter https://twitter.com/takeda_izumo
instgram https://www.instagram.com/takeda_izumo/?hl=ja
