皆さんこんにちは！
出雲市駅南口から歩いてすぐの
武田塾出雲校 校舎長の初本です。
最近では何か分からない問題や
参考書を読んでも理解が難しい部分については
YouTube等の動画サイトで検索すれば
勉強の解説動画が数多くアップされているかと思います。
本日は
その解説動画を使って勉強することの
メリットと注意点についてお話していこうと思います。
1.勉強解説動画とは
まずはこれまで動画サイトの勉強解説動画
にあまり馴染みがない人に向けて
簡単に紹介します。
皆さんは勉強をしていて
どうしても分からない用語や問題があった時に
どう解決していますか？
私が受験生だった約10年ほど前であれば
・講義系参考書や辞書で調べる
・先生や友達に質問する
といった方法で何とか乗り越えてきました。
これらはもちろん今の皆さんも多く当てはまるかと思いますが
現代はそれに加えて
・インターネットの活用
も非常に有効な手段として挙げられています。
具体的には以下のように分かれてきます。
YouTubeの解説動画を見る
誰でも無料で気軽に利用できるものとして
皆さんおなじみのYouTubeが挙げられます。
YouTubeは私が受験生だった10年前にも
すでにモンスターコンテンツとなりつつありましたが
今ほど勉強関係の動画が
潤っていたわけではないので
勉強の補助教材としては
あまり活用できませんでした。
それが今では、たとえば
『数学 ベクトル』
と調べるだけで
関連動画が数万件もヒットし
皆さんが見たい動画を選んで利用することが出来ます。
また勉強解説動画だけではなく
勉強の大まかな方法や
勉強に向かうメンタルの作り方など
様々なトピックの動画も
視聴できるのもYouTubeの大きな特徴です。
我らが『武田塾チャンネル』も
そのうちの一つです。
↓興味のある方はぜひ一度ご覧ください。
受験生にとっては素晴らしいほどに
便利な時代になったと思います。(羨ましい…笑)
学びエイドなどの動画講義系サイトを利用する
勉強解説動画に特化した
動画サイトであれば
スタディサプリや
学びエイドなども
非常に便利なツールとして活用できます。
YouTubeの利用と比較すると
一部有料コンテンツであること
がややネックに感じるかもしれませんが
勉強解説動画の充実性と網羅性
は確実に保証されているので
本格的に動画を用いての勉強にシフトするならば
コチラがよりおススメです。
ちなみにですが
学びエイドに関していえば
武田塾生は誰でも無料ですべての動画を
見放題という特権がついています。
2.解説動画のメリット
人が説明しているので参考書よりも分かりやすい
講義系参考書を使って調べ物をするときの
難点といえるのが
- 理解しづらい部分がある
- 活字を読むだけでは頭に入ってこない
といった点です。
数学や理科の講義系参考書では
基本事項や公式の成り立ちなど
詳しくは書かれてはいるものの
抽象的な内容も多いので
活字の説明だけでは
中々腹に落とし込めないことも少なくありません。
解説動画で人が説明をすることで
参考書では出来ないような
『難しい内容をかみ砕いた説明』
『具体例やイラストを示しながらの解説』
等を動画の流れの中でスムーズに行ってくれるので
参考書の読み込みで詰まっている人にとっての
手助けになることが多いです。
また社会などの暗記科目についても
最近では武田塾の推奨する参考書に代表されるように
大変分かりやすい参考書が
世の中に出回っています。
しかしそれをただ見る、読むだけでは
暗記事項として定着しづらい
という人も数多くいると思います。
講義動画で暗記事項を耳からも入れることで
記憶の定着をしやすくする効果もあるので
これも解説動画利用の
大きなメリットといえます。
解消したい疑問点をピンポイントで確認できる
動画であれば
自分の知りたい内容をキーワード検索することで
それに対応した動画をすぐに見て確認することが出来ます。
たとえば学びエイドであれば
問題集1問ごとに
対応した動画を見ることが可能なものもあり
どの動画を見たらいいか
迷う心配が一切ありません。
講義系参考書でも
参考書の末尾に索引が載っており
自分で調べることももちろん可能ですが
解説動画であれば
より細かく動画が分かれているので
ピンポイントで知りたい内容がヒットする確率が高いです。
参考書が嵩張(かさば)らない
より詳しい参考書であればあるほど
ページ数は厚く重く
さらにそれが各科目あるとなると
受験生の荷物の総重量は計り知れないかと思います。
簡単な話
解説動画はスマホ1台あれば見ることが出来るので
精神的にもより気軽さが増すのではないでしょうか。
3．解説動画を使いながら勉強するときの注意点
動画を見て満足してしまう
さてそんな一見メリットしかない
勉強動画コンテンツですが
あえて落とし穴があるとすれば
動画を利用する側である
私たちの意識に注意する必要があるという事です。
上記の通り、疑問点が生まれても
解説動画の丁寧かつ分かりやすい説明を聞けば
誰でも理解しやすいのが解説動画の大きなメリットです。
しかしこれで
『はい解決！』と
次のアクションを起こさず
ただ動画を見て終了していると
成績を上げる事、受験生でいえば
偏差値を上げる事には繋がりません。
理解した＝出来るようになる ではない！！
入試やテストで高得点を取るためには
当たり前ですが
『完璧に問題が解ける』
絶対数を１つでも多く増やしていくことが重要です。
その上で勘違いを起こしやすいのですが
その内容を
『分かった』『理解した』
とどれだけ感じていても
それがすぐ『出来るようになった』
とはならないという事です。
解説を見て理解した状態というのは
いわばその問題を解く
方法論を理解したに過ぎません。
勉強はよくスポーツに置き換えて話をすることが出来ます。
たとえばですが
あなたが今この場で
白髪の野球伝道師に
早い球を投げる方法を
1時間以上かけて詳しく教わり
十分理解したとしましょう。
ではあなたはその瞬間
ロサンゼルス・エンゼルスの
大谷翔平選手のように
160キロを超える剛速球が
投げられるようになるでしょうか？
答えは言うまでもなくノーでしょう。
極端な例を出しましたが
勉強でも同じことがいえるのです。
理解した⇒自分でやってみる を必ず行う！！
野球で速い球を投げられるようになるためには
方法論を理解して
トレーニングを繰り返し行う事が必須のように
勉強でも解説を見て理解が十分と感じたら
あとはひたすら自分で解いてみる、暗記する
といった練習に時間を割くべきです。
勉強もスポーツも
インプット⇒アウトプット
をそつなくこなすことが大切です。
最後に
これは私の主観も入っていますが
スポーツと比べると
勉強には生まれ持ったギフト
つまりは
才能による壁が
圧倒的に少ない
と考えています。
つまり勉強は
他と比べて
努力が報われやすいジャンルと思います。
自分に限界点を作ることなく
夏以降も頑張っていきましょう！
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