島根大学の数学について 傾向と対策
皆さんこんにちは!
出雲市駅南口から歩いてすぐの
武田塾出雲校 校舎長の初本です。
本日は出雲市の多くの高校にも
多数志望している
島根大学の数学について
①医学部(数理・情報システム)用問題
②理系用問題
③文系用問題
各カテゴリーについて
2016~2021の6カ年
の問題の傾向と対策について
お話していこうと思います。
①医学科(数理・情報システム)用問題
出題学部・学科
医学科用(数理・情報システム)用問題は
その名の通り
医学部医学科 と
総合理工学部数理・情報システム学科
専用の問題です。
出題形式
各年度大問4問構成の120分です。
またすべて途中の式も書かせるような
完全記述型の解答形式です。
各年度出題内容
2022
1図形と方程式・微分積分(数学Ⅱ)
2平面ベクトル
3確率、微分積分(数学Ⅲ)、極限
4微分・積分(数学Ⅲ)
2021
1高次方程式
2数列(漸化式)、指数・対数
3場合の数・確率
4(選択)複素数平面
5微積分、さまざまな関数
2020
1整数(ユークリッドの互除法)
2図形と方程式
3確率漸化式
4微積(数Ⅲ)
2019
1図形の計量・性質
2組み合わせ
3数列・極限
4微積(数Ⅲ)
2018
1整数
2微積(数Ⅲ パラメータ)
3図形の計量・性質
4確率(和の極限)
2017
1確率漸化式
2だ円と軌跡
3三角比
4微積
2016
1整数
2二次関数と領域
3複素数
4微積(数Ⅲ)
最近6か年の傾向
まず目に付きやすいのは
微分・積分(数学Ⅲ)範囲から
毎年必ず出題されている事ですね!
これは島大に限らず
多くの国公立大学理系入試でよくある傾向です。
その一方で
これは島根大独特の傾向ですが
数Ⅰ・Aの図形範囲
の知識が問われる問題
(図形の計量・性質や三角比範囲)
が多く取り扱われています。
ここの範囲は
共通テストなら必須の項目なのですが
国公立の2次試験では
比較的出題されにくい範囲です。
島大医学科志望の方は
共通テスト終了後も
図形の計量
図形の性質
の範囲の演習は必ず行いましょう。
合格点へ向けた対策
ここ6か年の傾向から
試験当日
まず最優先で取り掛かって欲しいのは
毎年のように出題される
微分・積分範囲です。
ここは1番得点確保しやすい問題です!
他の問題と比較すれば
計算が複雑な年は多少あるにせよ
方針が立てやすく
ゴールにたどり着きやすい
4問構成の中では易しめの問題が多いです。
武田塾でおなじみの
基礎問題精講Ⅲや
Canpass数Ⅲの☆1~2レベルをやりこんで
ここの問題は確実に完答していきたいところです!
その他の問題ですが
方針が立てやすく完答が狙えそうなのは
やはりだ円や複素数などの
数Ⅲ範囲です。
対して
方針が立ちづらく完答に骨の折れそうなのは
整数問題、次いで平面図形問題などの
Ⅰ・A範囲という所感です。
なのでオススメの優先度としては
微積(数Ⅲ)>その他の数Ⅲ>数列・ベクトル系
>平面図形>整数問題
です。
医学科合格を目指す上では
完答を最低2つ
その他の2題を半完答以上目指して
7割以上確保できるようにしましょう。
②その他の理系用問題
最近6か年の傾向
2021
1図形の計量
2数列(漸化式、帰納法)
3(選択)複素数
4(選択)微積分、さまざまな関数
2020
1整数(ユークリッド)
2軌跡(双曲線)
3微分積分(数Ⅲ)
2019
1数列の極限
2微積分(数Ⅲ)
3平面図形
2018
1整数
2微積(数Ⅲ パラメータ)
3ベクトル
2017
1確率
2三角比
3微積(数Ⅲ)
2016
1漸化式
2二次関数と領域
3複素数
4微積
合格点に向けた対策
医学科用問題と同様に
最優先に取り組んでもらいたいのは
微分積分範囲です。
まずここで完答してきっちり得点確保しましょう。
学科でバラつきはありますが
二次試験では65%以上取れれば
合格の可能性が高いので
その他の問題で半完答以上
できれば整数・平面図形以外の問題は
完答を目指していけるように心がけましょう。
優先度は医学科用問題の時と同じです。
文系問題
出題形式
大問3つ形式で90分です。
また理系と同様に
完全記述式の問題形式です。
各年度の出題範囲
2021
1整数(不定方程式)
2図形の計量
3数列(漸化式、帰納法)
2020
1二次関数・領域
2ベクトル
3微積(数Ⅱ)
2019
1二次方程式の解
2図形の計量・性質
3微積(数Ⅱ)
2018
1整数
2ベクトル
3微積(数Ⅱ)
2017
1二次関数
2空間ベクトル
3微分積分
2016
1確率漸化式
2ベクトル
3積分
最近6か年の傾向
文系問題でも
微分・積分範囲から
ほぼ毎年出題されているのが
大きな特徴です!
微分積分問題は
漏れなく演習を繰り返して
特に計算ミスで取りこぼしのないよう
きっちり得点しておきたい所です。
次いで毎年という訳ではないですが
二次方程式と二次関数範囲や
ベクトルも比較的出題されやすい傾向になっています。
合格点に向けた対策
文系志望者向けの対策としては
数学を得意にしている生徒は
あまり多くないという事を考慮すると
それぞれの大問で
半完答以上を目標に
時間を使っていきましょう。
気を付けたいのは
時間が足りないかったために
取れる問題を落としてしまう事です。
その中で
この問題は完答できるというものを1つ
冷静に見極めて
1つ完答を作れると有利に試験を運べます。
オススメの参考書
島根大学入試の数学の試験で
合格点に近づくカギは
基礎~標準レベル(共通テストレベル)
の問題を
確実に得点する事です!
文系、理系ともにレベルが合っているのは
基礎問題精講Ⅰ・A,Ⅱ・B,Ⅲ
がオススメです!
基礎問題精講レベルがきっちり身に付いている生徒
や医学科志望の生徒については
Canpass数Ⅰ・A,Ⅱ・B,Ⅲ
がオススメです!
Canpassは難易度別に☆1~3に分かれていますが
島根大学志望者はまず
☆1~2まで仕上げていければベストです。
もちろん余裕がある人は
☆3レベルを完璧に仕上げていければ
鬼に金棒です!
記述解答時の注意
島根大学は文系・理系・医学科ともに
完全記述方式です。
式を作るうえで大切にして欲しい事を
↓の記事に纏めてあるので参考にして下さい。
記述答案の書き方のコツ おすすめの1冊もご紹介 数学の勉強③
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