皆さん、こんにちは！
出雲市駅南口から歩いてすぐの
武田塾出雲校の初本です！
今回は自宅学習を頑張る高校生、受験生に向けて
昼寝の正しい取り方
を皆さんと一緒に考えていきましょう！！
第２回の今回も前回と同様に
１．失敗談
２．何がいけなかったのか
３．具体的な解決策
４．その結果どうなったのか
という流れでご紹介していきます！
皆さんも是非一緒に具体的な解決策を考えていきましょう！！
ケース② ～気づいた頃には爆睡...～ 高３生B君
失敗談
B君
「この日はサッカー部での練習も午前だったので
午後は自宅で勉強を頑張ろうと思い、
昼食も食べてすぐさま勉強に取り掛かりました。
ところが２０分もしない内に睡魔が押し寄せて
眠気と闘いながらしばらく頑張っていました。
しかしさすがに限界が近かったので、
一度休もうと思いベッドに横になりました。
そして次に目を覚ますとなんと夜の７時でした...。
結果勉強は捗らず
折角の午後の時間を潰してしまいました。」
というものです。
体育会系などの部活で
バリバリ活動されている生徒には
「あるある」といえる内容ではないですか？
さあ皆さんも考えてみてください。
このB君はどうすれば
午後の時間を潰さずに済んだのでしょうか。
何がいけなかったのか
ここでB君はこの事について次のように振り返っています。
「やっぱりあそこで
休むんじゃなかった
ですよね...。
その日はサッカーの練習もあったし
疲れてたから一度寝たら
ズルズルいくのは分かっていた事。
多少ウトウトしていても
気合で何とか乗り切るべき
だったのかもしれないですね。」
皆さんはこのB君の話についてどう思いますか。
少し考えてみましょう。
確かにB君の言ったように
あそこで休みさえしなければ
長時間寝落ちせずに済んだかもしれません。
ですが皆さんはこういった経験は
一度、二度ならずあるかと思いますが
疲れている中で一度眠気が来たら
それに耐えて頑張り続けるのは
かなり難しい事ではないですか？
またそれに
耐えながら頑張って書いた
ノートは子供の落書きのように
ぐちゃぐちゃになっていませんか？
つまり眠気を無理に我慢して勉強をしても、
その効率は遥かに下がっているのです。
効率を下げずに眠気と上手く付き合っていくには
別の方法を考える必要があります。
具体的な解決法
ではここで具体的な解決策を提案していきましょう。
それは
「昼食後に仮眠を取る」
というものです。
えっ！？
B君は仮眠を取ったと言ってたよ！
そう思われる方もいらっしゃるかもしれません。
B君が仮眠を取った事に問題はありませんが、
問題はその取り方にあるのです！
1．でB君はベッドに横になって...
と言っていましたが
これは実はあまり
おススメできない体勢です。
小休憩のつもりでも気づいたら
B君のように何時間も寝てしまう
危険性があるからです。
ではどういう風に行うと良いのか。
具体的に以下の方法が
おススメの勉強中の仮眠の取り方です。
①10分～15分程度に留める。
②体勢は座って机に伏せるようにする。
③寝る前にカフェインの入った飲み物を飲む。
順に説明していきましょう。
①に関しては眠りが深くなる前までで留めて
スッキリとした状態
で勉強を再開してもらうためです。
②、③はそれを実行するための対策です。
②は実際に試した事のある方もいるかと思いますが
③はどうでしょうか。
カフェインが眠気や疲労を軽減させる効果がある
のは有名な話ですが、
その効果が表れるのは実際に摂取してから
約20分後からと言われています。
なので仮眠を取り始めてちょうど起き上がりたい
20分後あたりにカフェインが効いてくるので
スッキリとした目覚め
になるという事です。
カフェインが多く含まれているものとしては
緑茶やコーヒー、レッドブルなどの栄養ドリンクです。
過剰摂取に気を付けましょう！
その結果どうなったか
B君は３．の方法を取り入れてみたそうです。
話を聞いてみましょう。
「毎日昼食後にカフェオレを飲んでから
机に伏せて一旦仮眠を取るようにしました。
前回に比べると午後も
スッキリとした状態
で勉強に臨めるようになったと思います！
ですがそれでもたまに眠たくなる事
があります。
そんな時はどうしたらいいですか？」
という事で、３．を試しても
それでも眠気は来るという方もいると思います。
そんな時は
・椅子の座高を変えてみる
・立ち上がって伸びをする。
・1分間深呼吸を繰り返す。
・気分転換にそれまでと
別の勉強に切り替える
(例. 数学→眠気が来る→英単語を覚え始める）
などを試してみてください。
全て試してもダメという方。
そうなってくるとそれは単なる睡眠不足、
或いは疲労がピークに達している
という事なので
日々の就寝時間や睡眠時間、
あるいは毎日の食事などを含めた
生活習慣に問題がないかチェックが必要です。
・夜更かしが多く1日3時間しか寝てない
・毎日の就寝時間がバラバラだ
・起床時間が遅くて1日2食になっている
・野菜を食べないなど偏食気味だ
等、
こうした生活リズムが不安定になると
体の調子も自ずと悪く
なってきがちです。
勉強と同じで生活面も
良いリズムを継続して淡々と
刻んでいきましょう！
いかがだったでしょうか。
眠気との付き合い方は
どの世代の受験生の永遠のテーマ
であり、本日お話しした内容も
１００％解決するとは限りません。
ですがこうした日常のふとした疑問にも
順序立てて解決法を考えていく経験は
自らを成長させる糧になります。
武田塾出雲校では
常に皆さんの抱く「なぜ？」
に一緒に考えていきます！
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