共通テストの数学の得点が上がらない!対策について
皆さんこんにちは!
出雲市駅南口から歩いてすぐの
武田塾出雲校 校舎長の初本です。
もうすぐ11月に入り
学校や塾・予備校でも
入試本番に向けた実践演習が増えてくる時期ですね。
その中で最近大学受験生の受験相談や
高校3年生や既卒の塾生から
『共通テストの数学が難しい・時間が足りない』
という話をよく聞きます。
本日は共通テスト数学で起こる悩みについて
その原因や改善策
さらには数学を解くときに抑えて欲しい心構え
についてお話しします。
1.時間配分が上手くいかない
たとえば時間の使い方が
上手くいっていないことがよくある原因です。
数学Ⅱ・Bなどで
いつも最後の大問5(ベクトル)に入る時に
もう10分もない!
なんて状態の人はいないでしょうか。
そういった悩みを抱えている人は
まず時間配分の簡単な
シミュレーション
を行う事をオススメします。
①15分×4 (数学Ⅱ・B)
大問4つ構成の数学Ⅱ・Bであれば
まずはオーソドックスに大問1つごとに15分ずつに
時間設定を区切って練習してみましょう。
練習するときの注意点は
自分が決めた時間設定を
どんな事があっても必ず守る
というルールを作る事です。
自分の中で決め事を作っておいて
それをルーティーン化しておけば
本番で余計な気を削ぐ心配がありません。
逆によくある失敗例として
時間設定を決めたはいいものの
計算途中なのでつい2~3分オーバーして
粘ってしまうケースです。
『この-2~3分を次の大問で挽回してやろう!』
この意気込みが焦りに繋がり
その焦りが計算ミスの確率を上げる事に繋がってしまいます。
しかも仮に2~3分粘ったからといって
その問題が正解までたどり着けるという保証は
どこにもありません。
それが後半の難しい問題ならなおさらです。
その後半の問題も取れても高々2~3点がほとんどです。
10点もらえるわけではありません
一方で各大問の最初や中盤の問題は
落ち着いて解けば正解出来る
事の方が多いと思います。
その問題でも解ければ2点もらえる事も多いと思います。
正解できるか分からない後半の問題を
時間オーバーのリスクを背負ってまで粘るよりも
次の大問の序盤・中盤で確実に時間を使う方が
得点の波は小さくなります。
②配点が高い分野にかける時間を増やす
①は一番シンプルな作戦ですが
少しアレンジして
得点を意識した時間配分を考えてみましょう。
たとえば数学Ⅱ・Bなら
大問1(主に三角関数、指数対数) 30点
大問2(主に微分・積分) 30点
大問4(数列) 20点
大問5(ベクトル) 20点
と前半の方が得点が高いので
前半の大問1,2にやや時間を足すという作戦です。
大問1,2で合計35分
(積分計算が重い大問2で20分)
大問3,4で合計25分
(得意な科目を15分、苦手な科目を10分)
など
ただしこのように細かく時間を設定する場合は
区切る時間はいつなのか
忘れてしまう
というマイナス面があるため
解く順番もルーティーン化してしまって
何時何分に次の問題に移るのか
体が覚えてしまうほど
練習を繰り返しておく必要があるので注意してください。
③浮いた時間をどこに使うか決めておく
たとえば上で紹介した15分区切りで
進めたとして、問題や年度によっては
15分よりはやく解き切ってしまう
もしくは
後半がさっぱり分からず時間が余ってしまった
こともあるかもしれません。
この場合もその時間をどこに足していくかを
前もってシミュレーションして
練習の中で実践していく中で最適な時間の使い方を
本番までに想定しておきましょう。
2.数学を解くときの心構え
次に数学の問題を解くときに
抑えてほしい心構えについてです。
比較的数学は得意なのにマークでは上手くいかない
そういうタイプの子によくあるのですが
テストを受ける直前や最中に
『満点を取る!』
『この大問で満点を狙う!』
この思いが邪魔をして
時間配分にミスが起こるケース
も考えられます。
この感情が結局のところ
『15分過ぎたけどもう少しで完答できそうだから粘ろう』
というような上で挙げた失敗例に繋がります。
また2022年度本試のように
数学は近年大幅な難化傾向にもあるので
直前の想定をこえた問題にペースを乱されるパターンも
考えられます。
なので
数学が得意な人ほど
『満点を欲しがらない』
ように心がけてください。
各大問ごとに
最低限6割とろう
といったような目安を作っておいて
それが達成できればその後は
ボーナスチャンスなんだと
いうくらいの楽な気持ちで臨むと
案外難しい問題の解法がイメージできる
ことがあります。
なので自分の実力から想定した
得点の最大値に固執するのではなく
○○点は最悪欲しい
という最低限を取る意識を持つと良いと思います。
明日から実践してみよう!
さてこれら紹介した方策は
どれも基本的なことで
それも意識すれば誰でもすぐに行えることばかりだと思います。
しかしそれを実際に計画立てて
行えている受験生は果たしてどのくらいいるでしょうか。
特に何も考えていなかったという人は
まずは実践してみましょう!
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