こんにちは!
武田塾和泉府中校です。
和泉市、泉大津市、岸和田市などの
大阪泉州の大学受験生のみなさん!
今回も「英語を克服したい!💦」という方向けの発信です。
武田塾の英語の学習法その4、英語長文の勉強法
を紹介したいと思います。
英語長文の参考書選び
まず、長文の参考書選びについてです。
優しい長文から徐々に難易度レベルを上げていってください。
また、最初の参考書は、レベルだけではなく解答解説が詳しく、本文のすべてにSVOCや名刺・形容詞の塊などの役割が振ってあるものを使用してください。
最初にSVOCを振っていない参考書をやってしまうと、自分の読み方が合っているのか間違っているのかが、わからなくなってしまいます。
具体例を挙げると、The Rules、英語長文問題ソリューション、英語長文レベル別問題集、英語長文ハイパートレーニング、などです。
英語長文はこれまでの勉強の集大成
まずは、ゆっくり正確に訳すことができるようになる、ことを目標にしてください。
英語の長文読解は、これまでの勉強の集大成です。
単語帳を完璧にして、熟語帳も覚えて、英文法もマスターして、英文解釈の一文一文を訳せるように勉強してきた。
それならば、読めないはずがありません。
だから、今までの基礎固めが甘かった人は、長文の段階でつまづくことが多いです。
長文の勉強で一番大事なのは振り返り力だと言えます。
長文が読めなかったり解けなかった時に、何が原因でそうなったのかを振り返ることが大変重要です。
今までやってきた基礎に原因が必ずあります。
単語?熟語?文法?構文解釈?
自分の弱みを発見するために、長文は復習に特に時間をかけてほしいです。
英語長文の具体的な勉強法
具体的な長文の勉強法を説明します。
最初はゆっくり読んで、普通に問題を順番に解いてください。
そして、知らない単語、うまく訳せなかった部分、構文がわからなかったところ、などに印を付けます。
覚えていたはずの単語でも、文章中に出てくると意味が分からないことがありますよね。すぐに復習しましょう。
そして一度解答した後、採点をしてから、本文をコピーして、SVOC、かたまりのカッコ、などを書き込む練習をしてください。
TheRulesシリーズやソリューションシリーズなどの参考書はこの解説が載っていますが、それを見る前に、自分の今までの知識を総動員して書き込んでいってください。
一通りできたら、解説に掲載されている内容と照らし合わせて、間違っている部分と原因を確認してください。
そして自分ひとりで正しくできるようになるまで訓練をしてください。
その後、問題の方の復習も必要です。
英語長文の「文章を読んで正解の選択肢を選んでください」という問題は、現代文の問題に似ていますよね。
と言うことは、解答根拠は本文中のどこかに書いてあるはずなんですよ。
本文の16行目に根拠となる文があるため、答えはCになる、という風に、解答プロセスから正解できるように復習を重ねてほしいです。
英語長文5つの壁
武田塾では英語の長文には5つの壁があると言っています。
1つ目が単語・熟語・語彙の壁、2つ目は文法・構文の壁、3つ目は内容理解の壁、4つ目は問題の壁、5つ目はスピードの壁です。
1つ目と2つ目の壁については、すでに説明しましたね。
長文に入る前に勉強してきた、単語・熟語・文法・構文解釈の各基礎分野です。
この壁に突き当たっていたら、どこが自分の弱点なのかをしっかり認識し、復習を重ねましょう。
3つ目の内容理解の壁とは、長文を読んでいるとき単語を目で追うだけで内容が全然頭に入ってこないというケースです。
文章分析としてSVOCや塊は確認できても、文章の中身や内容が理解できない受験生は少なからずいます。
そういう方には、段落ひと言メモ作戦をお勧めしています。
これは受験本番ではなく練習だからこそできることなんです。
まず1段落文章を読んで10秒休憩する。そして休憩中に内容を思い出してメモする。
そして2段落目を読み、また10秒休憩。そして段落の内容を思い出してメモする、という感じで全文を読んでいきます。
例えば1段落では日本の自動車の話、2段落目はアメリカの自動車業界、3段落目はこれからの自動車業界の予想、こういう風に内容を理解しながら順番に読んでいくと長文全体の内容も理解しやすいです。
当たり前のことかもしれませんが、SVOCを振るのに必死になったり目標時間を意識しすぎて、単語を目で追うだけの受験生がホント多いんですよ。
段落ごとに内容を振り返る癖をつけておけば、本番で目が泳ぐことはありません。
4つ目の問題の壁とは、先ほど言ったように、ちゃんと本文の根拠を確認して問題を解くことです。
特にマーク式の問題の場合は、だいたいこれかな、みたいな感じで適当に解答しちゃう人が多いです。
一問一問、かならず根拠を確認してから、正確に回答をする癖をつけてくださいね。
最後スピードの壁については、次回につづきます。
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